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2019-10

中国の美白パックに発がん性物質

中国で販売されている美白パックに発がん性が懸念される使用禁止成分が含まれて
いた との情報がありました。

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中国大陸の製品に再び恐ろしい事例が明らかになった。
中国国家食品薬品監督管理局によると、大陸内に普及している美容関連製品18種に、
発がん性が懸念される使用禁止成分などが含まれていたという。
それらの製品を使った場合、人体への影響として皮膚炎や血尿の症状が現れ、
深刻な場合には腎臓機能障害や精神異常さえ引き起こす恐れがあるという。

 指摘された18種の美容製品は、美容クリームやしみ・そばかす隠し、
美白パックなどが中心である。生産企業は広州、深セン、河源、連平、清遠など
広東省に多く、全体の7割にあたる。

 指摘された製品のうち、美白効果をうたう「東洋之花美白水潤」は、
愛用者の多い美容パックだった。当局によると、同製品に含まれるヒドロキノンが
基準値を超えている。ヒドロキノンは強力な漂白作用を有するため皮膚科などで
処方されるが、発がん性が懸念されている。
成人の場合、1グラム摂取で頭痛、嘔吐を引き起こし、多量の場合は血尿や黄疸などの
症状が現れる。米国国内では店頭販売禁止が提案されており、欧州の多くの国では
人体への使用が禁止されている。

 今回、当局が挙げた使用禁止成分および使用量限定が定められた成分は、
ヒドロキノンのほかに水銀、フェノールなどがある。水銀化合物は、呼吸、皮膚など
を通じて人体に入り、長期に使用すれば精神異常を引き起こすと懸念されている。
またフェノールには毒性および腐食性があり、皮膚に触れると薬傷を引き起こし、
深刻な場合には肝臓、腎臓機能障害となる。

 「東洋之花美白水潤」の生産メーカーは「使用量は基準値内だ」と問題の指摘を
否定しているが、当面は関連製品の生産・流通を停止すると発表している。当局は
厳しい取り締まりとともに、この製品問題は刑事事件として取扱うとしているが、
広州、瀋陽など多数の都市では、いまだに一部製品が流通している。

【大紀元日本1月2日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/01/html/d55737.html

+++++++

このニュースを読んで「あれ?」と気が付いた方も多いと思いますが、
ヒドロキノン(ハイドロキノン)は 現在 日本の化粧品にも配合が認められている
成分なのですよね。

美白の成分として有名で、現在日本で化粧品への配合が許可されている美白剤の中では
かなり はっきりした効果があるものですが、肌への刺激、白斑などの副作用もあって、
かつては化粧品への配合は認められていませんでした。

日本でハイドロキノンの化粧品への配合ができるようになったのは2002年からです。
似たようなもので、「ハイドロキノンモノベンジルエーテル」というものも
ありますが、こちらは副作用で「白斑」が出る頻度がハイドロキノンよりも高いようで、
禁止されたままです。

資生堂が開発した「アルブチン」という美白成分がありますが、これは
コケモモやウワウルシの葉など天然に存在する美白作用物質で、ハイドロキノンに
糖が付いた構造をしています。

こちらのほうは 副作用の報告は あまり聞きません。
美白作用は ハイドロキノンよりも ぐっと弱くなります。

美白成分では 以前 「コウジ酸」にも発がん性の疑い が報告され、、2003年3月に
厚生労働省からの通達で医薬部外品(薬用化粧品)への配合がいったん中止されるということが
ありましたね。

その後、化粧品メーカーの必死の安全性試験等で、
2005年11月に、「医薬部外品において適正に使用される場合にあっては、
安全性に特段の懸念はないものと考えられる。」との見解が発表され、薬用化粧品への
使用が再開されることにはなりましたが、ハイドロキノンにしても、コウジ酸にしても、
美白の効果が比較的はっきりと現れるものは 大なり小なり、使用法には注意をしないと、
間違った使用では 副作用や安全性の懸念もある、ということを 念頭に置いたほうが
よいかもしれません。

化粧品も医薬部外品の薬用化粧品も、「医薬品」ではないですから、効果と副作用が
表裏一体の関係ではいけないと思います。

もともと、化粧品は「健康な肌の人が使う」ものであると定義されているからです。

私はよく、お客様から「シミに悩んでいる」というご相談も受けるのですが、
そのような場合、「化粧品では(シミの改善に)時間がかかる」ということを 
お客様にはっきり伝えるようにしています。
そして、 日々の努力で改善できる点として、毎日の石けん洗顔、代謝・血行促進や
ビタミンC・Eの内側からの摂取を推奨します。

そして どうしても シミを「早く取りたい」「早く薄くしたい」のであれば、
レーザーやピーリングなど、美容外科で行っているようなものを検討しては、という
ことも同時に伝えますが、それらには事故やトラブルなどの「危険性」もあることを
伝え、どれを選択されるかは あくまで お客様ご自身です・・・ということを
回答します。

こういったことは 化粧品メーカーの担当者の回答としては珍しいかもしれません。

私が以前いたメーカーでもそうでしたが、「美白効果がありますよ。」と言って、
1万円以上するような薬用化粧品を買ってもらおうとするからです。

ここで気を付けたいことは

「美白成分を配合」している ということと、
「人の肌に塗って美白効果を発揮する」ということは
全く別の事
 という点ですね。

化粧品の中に美白成分を配合していると言っても、それが 肌の内部にほとんど
吸収されていない場合もありますし、水溶性のビタミンC誘導体配合の化粧品などは 
製造から時間が経って、成分の大部分が分解されている場合も多々あります。

しかし 配合している=効果がある という ことをメーカーから回答されるのが
普通なのです。

私は どうも バカ正直なのか、そういった「営業トーク」ができず(笑)、
「化粧品では無理ですよ。」とか、「改善できるにしても、時間がかかりますよ。」と、
はっきりお電話やメールで回答しています。
(ちなみに水溶性のビタミンC誘導体を配合した化粧品はGlobal Beautyには 
まだありませんが。)

お客様に 化粧品で できること・できないこと を 知ってもらうのも
大事だと思っているからです。

バカ正直すぎるかなぁ~・・・と思うことも 多々ありますが
もともと 私は技術者であって営業ではないので、お客様に伝えたい「情報」の種類が
全く違っており、その方向性を 今更 変えることもできないので、
今後も変わらず、バカ正直=誠実 な情報を お客様に提供するようにしたいと
思っています。


こだわりの無添加コスメ Global Beauty



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