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2019-10

放射能汚泥で作ったレンガ、すでにホームセンターなどで流通。

昨日のブログで書いた放射能汚泥の問題、今回の原発事故の前から 汚泥が
レンガに化け、それが全国のホームセンターに出回っているのです。

それは かつてウランの採掘をしていた岡山県の人形峠から出たウラン残土です。

人形峠では 長年、ウランの精練や転換を行ってきましたが、2001年に事業を終了。
困ったのは 採掘後に放射線を出す膨大な残土が残ったことです。

この放射能を出す残土の処理に困った日本原子力研究開発機構は ウラン残土を土と
混ぜ、レンガとして売り出したのです。

当初は希望者にレンガを買わせようとしたようです。
しかし、放射性廃棄物のリサイクルレンガを買う者はおらず、ある会社に機構の幹部が
乗り込んでレンガ購入を打診し、会社が断れずに買った・・・という内部告発文書が
国会議員の元に送られてきたそう。

その放射能を出すレンガは どうなったか。
鳥取県三朝町の町有地に約2万個のれんがを敷き詰めた「キュリー公園」として使い、
また、国土交通省の前の歩道の植え込みのブロックなど、公共の場所に使われています。
ウラン残土れんが:人形峠加工場から全搬出へ 関係者「一安心」 /鳥取

そもそも、法律のおかしなところは 残土やレンガは 放射性廃棄物の対象外なのだ
そうです。

だから、人形峠では、毎時0.1マイクロシーベルトの低レベル放射性廃棄物は
厳格に保管されているのに対し、なぜか最高値で毎時0.35マイクロシーベルトを
検出したウラン残土をリサイクルしたレンガが通信販売や店舗で一般に売り出されて
いるという酷いことに・・・。

しかも、レンガになった残土は、全体の0.6%にすぎないということで、
人形峠周辺にはいまだに、今も放射線を出しながら総体積48万立方メートルもの
行き場のない残土の山が存在しています。

他にも 施設で使ってきた機器、金属類や建材が「解体廃棄物」として残っており、
低レベル放射性廃棄物同様に扱わねばならない放射線が出ているそうですが、これも
「放射性廃棄物」ではなく、普通の「産業廃棄物」という扱いになるのだそう。

下記の記事を読んでください。ぞっとしますよ。
ウラン残土“リサイクル”レンガが一般流通するワケ

人形峠の問題もそうですが、福島第一原発が今後廃炉になった後、出る大量の
放射性廃棄物の処分、これも 気になりますね。

放射性廃棄物の「スソ切り」という問題があるようです。

廃棄物の放射性核種の濃度が極めて低く人の健康への影響が無視できることから、
放射性物質として扱わない基準を『クリアランスレベル』と呼ぶ。

つまり、クリアランスレベル以下のものであれば、原発廃材であろうが、一般の
金属廃棄物としてスクラップになり、売却されてしまうのです。

解体された原発の廃材から原発廃材の金属をフライパン、デスク、飲料缶などの
日用品にリサイクルすることが可能となるのです。

テレビなどでは全く報道もされていなかったので、私も この福島の原発事故後に
知って驚いたのですが、この「スソ切り」制度の導入を盛り込んだ
「原子炉等規制法の改悪案」が2005年5月の国会で成立してしまったそうです。
2005年12月1日から施行もされたそうで、廃炉した原発から出た、金属のリサイクル
廃棄物が 私たちの身の回りに 知らず知らずの間に混じっているのかも
しれません・・・。

放射性廃棄物スソ切り問題連絡会
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