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2021-05

多額の税金を食い潰していく高速増殖炉

高速増殖炉の「もんじゅ」をご存知ですか?

核燃料のウラン235を分解させると、廃棄物の中にプルトニウム239も1%ほど
生成します。
原発を動かせば動かすほど、プルトニウムがたまっていくのですが、IAEAから
監視されている日本では 多量のプルトニウムを持っていると核兵器を作る恐れが
あると見なされるので、あくまでも平和的利用で保持しているのだと主張しなければ
ならない。
そこで 政府が推進してやってきたのが「高速増殖炉」の開発です。

高速増殖炉とは

原子炉の中で消費される核燃料物質(ウラン235,プルトニウム239など)の量よりも、
新しく核燃料物質(プルトニウム239など)に変換される量の方が上まわるように
設計された原子炉のこと。

いずれも核廃棄物として処分する他に使い道はあまりないプルトニウム239とウラン238を
少量の核燃料ウラン235とともに、高速増殖炉の炉心で燃やすことで、それらを
有効利用しながら、さらに不要なウラン238から次の高速増殖炉用の
核燃料であるプルトニウム239を作り出す。

この高速増殖炉、技術的には様々な困難さがあり、海外では計画されてもその後、ほとんどは
中止になっているとのことです。

わが国でも高速増殖炉「もんじゅ」は、1995年にナトリウム漏れ事故を起こし、
計画はとん挫しました。

今福島第一原発3号機でのプルサーマル発電に使われている「MOX燃料」というのは
もともと、この高速増殖炉「もんじゅ」で使用するためのものだったわけですが、
95年に起こった「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故によって、行き場のなくなった
MOX燃料が使われるようになったわけです。

その「もんじゅ」が 2010年5月6日に運転を再開していたんですね。
が、運転再開直後から、警報機の誤作動や、手順書の不備による制御棒の作業ミスが
続出。
2010年8月、燃料交換に使う装置をつり上げる途中、つり上げ機器の不具合で、装置が
原子炉容器内に落下するという事故が起きています。

高速炉『もんじゅ』に出た“生殺し”死亡宣告

この事故では 復旧作業にあたっていた燃料環境課の男性課長(57)が先日
自殺するという事態に・・・。

高速増殖炉「もんじゅ」課長が自殺 トラブル復旧を担当、今月中旬から不明

この炉内中継装置の落下事故、その後24回にわたり、落下した装置を引き上げようと
試みたが、いずれも失敗。
冷却材に水を使用している普通の原子炉と違い、高速増殖炉は冷却材に金属ナトリウムを
使用していることから、ナトリウムは空気に触れただけで発火するという性質があり、
落下した装置の回収は困難極まるものになっています。

トラブル続きで本来の目的を果たすこともなく、使われている税金は維持費だけで
年間500億円ですよ。
落下した装置の回収にかかる工事費は約9億4千万円だそうです。

もんじゅ復旧に追加工事費9億円 装置落下事故で原子力機構

しかも 福井県敦賀市にある「もんじゅ」の下には 活断層があることが分かって
います。
このような状況で大地震が起きたら・・・それこそ 日本が終わる くらいの規模の
事故につながることが懸念されます。

米軍三沢基地に近い場所にあって危険な青森県の六ヶ所村の使用済み核燃料貯蔵施設と
いい、この福井県敦賀市の「もんじゅ」といい、東海地震の震源地の真上にあるという
浜岡原発といい、事故が起こると日本全土を 人が住めない土地にしてしまうような
巨大な「爆弾」をいくつも抱えているのが 今の日本ではないでしょうか。
なんだか恐ろしすぎます・・・。
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