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2019-11

食べ物と化粧品、どっちの商品選びが大事?

余計な添加物が入ったものを できるだけ日常生活で摂取したくないナチュラル志向の
方は 食材選びを大事にすべきか、化粧品選びのほうを大事にすべきかで悩む問題です
よね。

私は 何年か前は 食べ物も化粧品も 両方 余計な添加物が無いものを・・・とか、
むしろ食材選び(有機無農薬野菜やそれらで作った調味料など)を化粧品よりも大事に
考えていた時期がありました。

食事も化粧品も 両方にこだわれるだけのお金と労力があればベストなのですが、
野菜の種類が選べない無農薬野菜をセットで取り寄せなければならないこと、スーパーや
八百屋で食材が買えないという不便さやそれによるストレスもあって、そのような徹底した
「こだわり」の生活は1年持たなかったです。

今は どちらかと言うと、食材選びよりも 経皮から成分が吸収されることもある化粧品
選びのほうが大事かな、という視点に立っています。

というのは 口から食べ物として入ったものは まず胃で、pH1ぐらいの強酸性の
胃酸にさらされるわけですし、そこで不安定な化合物はまず分解されます。

その後、小腸で吸収されるときに、酵素があったりして ここでも分解されるものが
出ます。
運悪く分解されずにそのまま血流に入った化合物は 肝臓に向かいますが、肝臓は 
ご存知のように、人間の身体の中では薬物などを分解する「化学工場」のようなもので、
肝臓には多くの酵素が存在し、化合物によっては大半が代謝されてしまいます。

これを薬理学では「初回通過効果」と呼び、薬の場合は このような肝臓での
「初回通過効果」をくぐり抜けてもなお、効能を発揮するものが経口薬として投与される
わけです。
初回通過効果

では、皮膚から投与された化合物には 経口投与の場合のように いくつもの
関門があるかというと、無いですよね。

胃酸で分解されることもなければ、「初回通過効果」もありません。
もちろん、経皮投与でも 血液に入って身体を循環するときに肝臓にも届いて、
そこで分解されることはあります。

しかし、薬理学の見地からすると、胃で分解されるような不安定な化合物でも、
経皮的に吸収されやすい性質、つまり、油溶性が高すぎず、低すぎずの中間的なもの
であれば、経皮から投与したほうが効き目が発揮しやすいことになります。

化粧品によく使われる防腐剤のパラベンやフェノキシエタノール、ヒノキチオール
などは ちょうど 油溶性が高すぎず、低すぎずと 経皮吸収しやすいものの中に
入ります。

ということは これらを少量とは言っても 化粧品で毎日経皮から吸収するのって、
できれば避けたい・・・ということになりませんか?

もちろん、「分解」さえすればOKというものではなくて、分解されて変異原性を
発揮したり、他の物質との相互作用で発がん性というのもあって一概には言えませんが、
食品の添加物と化粧品の添加物、どっちがより避けたいものか・・・という問題、
私は 化粧品選びのほうがより大事!と、今は思うのです。



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