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2019-10

突然「女王様」になった女

これは実在の事件をモデルにした小説です。

東京島 桐野夏生

モデルになった事件は →アナタハンの女王事件

顔もどちらかというと不細工、体型も太っている40代後半中年女という、世間一般的に
見ると「さえない女」である主人公の清子が 夫とふたりでクルーズに出て無人島に漂着。
そこに 与那国島から脱出をはかった23人の若い男性が台風で漂着、さらに中国人男性
11人が島にやってきて、清子は 唯一の女性として(要するに性の対象として)「女王」の
ようにちやほやされるようになるが・・・。

桐野夏生さんの小説は 何冊か私も読みましたが、秀逸なのは やはり
「柔らかな頬」や「グロテスク」ですね。
特に「柔らかな頬」は 最初の1ページ目から、ぐいぐい「桐野ワールド」に引き
こまれます。

「東京島」は これら2つの小説に比べると かなり 落ちるというか、
物語の展開が時間軸に沿ったものではなく、章によって前後したりして
読みにくかったし、最後のほうは中途半端な終わり方で 面白くなく、正直、
がっかりという感じでした。

小説よりも ウィキペディアで読む実際の事件の内容のほうが 数段面白いの
ではないかと思いましたよ。

木村多江さん主演で映画化もされたようですね。
「幸うすい」役が似合いそうな和風美人の木村多江さんが したたかでたくましく、
計算高い清子を演じる・・・というのも 何だかギャップがありますが、
原作の桐野夏生さんの小説そのものが面白くなかったので、映画も見たいとは
思えなくなりました。

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