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2019-12

中国が尖閣上空に「防空識別圏」を設定。日中の緊張、高まる

すでにニュース等で報じられていますが、中国国防省は23日、
沖縄県の尖閣諸島の上空を含む東シナ海の広い範囲に「防空識別圏」を
設定したと発表しました。

これは 尖閣をめぐる日中での緊張状態が 一段レベルが上がって
大変深刻な状態になっていることを意味しますね。

「防空識別圏」は「領空」ではないので、そこに航空機が入ったからといって
撃ち落としてよいわけではありません。

しかし、戦闘機が緊急発進(スクランブル)する際の判断基準となる空域を
中国が 勝手に 尖閣上空付近にも設定する と発表した ということです。

これって ある意味、「宣戦布告」に近いくらいの重大な挑発なのでは・・・。

中国が設定した防空識別圏の範囲内には、日本政府が在日米軍に
提供している訓練空域も含んでいますし、米国はもちろん
中国のこの姿勢を非難しています。

小野寺五典防衛相は4月29日午後(日本時間30日未明)、米国の
ヘーゲル国防長官と米国防総省で初めて会談し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)が
日米安全保障条約の適用対象であることを確認もしました。

この中国の横暴な行為によって すぐに戦争が始まったり この空域に入った
民間航空機が中国軍によって撃ち落とされる ということはないでしょう。

しかし、中国は この空域を通過する民間航空機に「飛行計画」の提出を求めて
いて、JALやANA、ピーチ・アビエーションの3社は
防空識別圏が設定された23日以降、中国の要求に従い、飛行計画を提出して
います。

民間航空会社のこのような動きそのものが ある意味、中国の「狙い」でも
あるのではないでしょうか。

日本が弱腰なのをいいことに、有無を言わさず、日本の航空会社に
「この空域を飛びたいなら中国の許可を取れ」と言っているのと同じですから。

航空会社としては 台湾に向かう便での乗員乗客の安全を第一に
考えての 中国への飛行計画の提出だったのでしょうが、
これは 暗に 中国の意向に日本の民間航空会社が従っているということ
ですから、非常に憂慮すべき事態です。


太田昭宏国土交通相は この件に対し、「わが国に何ら効力を有しない」と
強調し、その上で、国内の航空会社については
「(各社が)これまでのルール通りの運用を行う」と述べ、提出要求に
応じる必要はないとの考えを示しているわけですが、
口先だけで 航空会社にそのようなことを言っても 全く説得力がありませんね。

中国軍から民間機が威嚇されることのないよう、自衛隊や米軍で協力して出来る
防衛の具体策を航空会社に示すべきで、それができないのであれば、
一部の路線の航行は中止させる等の措置も検討すべきでしょう。

日本政府は中国の防空識別圏を認めない姿勢を示していますが、
JALのある責任者は
「中国政府に飛行計画書を提出しなければ、中国が発表した防空識別圏内で
何が起こるか分からない。受け入れるしか選択肢はない」と語っています。

JALとANAが提出した飛行計画書には日本~台湾線の飛行計画も含まれて
いるとのことで、この地域での緊張状態が非常に高まるであろうことを考えると、
とても残念なことですが、今後 日本国民は 安易に 台湾に旅行に出かける
ようなことは避けたほうがよい ということになりますね。

中国が尖閣上空に「防空識別圏」ってどういう意味? 「領空」との違いは?

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