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2013-10

中国天安門での暴走車事件、容疑者が逮捕される

中国・北京市の天安門広場の近くで10月28日、車が暴走し、43人が死傷した
事件、容疑者5人が拘束されたとのニュースが昨日入ってきましたね。

拘束されたのは いずれもウイグル族の方のようです。

もちろん、暴力はいけないことですが、これで心配なのは この事件を
きっかけに 中国共産党が ますますウイグル族の人たちへの民族弾圧を
強化するのではないかということです。 

今回のSUV車での突入事件で死亡した容疑者は、
新疆ウイグル自治区ルクチュンで6月に発生した暴動の際に、
警察に射殺されたウイグル族の遺族だ という情報があります。

天安門車炎上 中国・習主席の「高圧政策」裏目…党内から批判も

そして容疑者として拘束されたのは 突入で死亡した3人と知り合い という
ことですよね。

もちろん、身内を警官に殺された恨みも含めて、どんな事情があっても 
その報復として、暴力に訴えることは決してあってはいけません。

しかし 日本も含めて海外のマスコミは 中国共産党がウイグルの人たちに 
どんなに残虐なことを行ってきたか、もっとしっかり報道すべきなのです。


東トルキスタン(今の新疆ウイグル自治区)は中央アジアのイスラム系の民族が
統治していた地域だったはずですよね。
東トルキスタン共和国という独立政権があった時期もあります。

1949年に中華人民共和国の支配下になり、1955年に新疆ウイグル自治区が
設置。


中国政府は「政治犯」として60万人以上もの東トルキスタン人を処刑し、
妊婦に対して「計画生育」と言う名目で胎児の中絶を強制し、
犠牲になった胎児は850万に上ると推計されています。


また、46回もの核実験を行い、19万人以上が急死し、129万人以上が
白血病や癌になりました。

女性は70万人も拉致され、漢族と結婚させられたり
強姦され漢族の子供を産まされたりという酷い人権弾圧、「民族浄化」政策を
行っています。

このようなウイグル族の人たちの悲劇をしっかりと報道しないままに
中国が発信するニュースを鵜呑みにしてはいけません。

中国共産党が 「テロ」との戦い を名目に また民族弾圧を強める
動きが すでに出てきているからです。

中国公安当局は、北京市内のホテルに対し、新疆ウイグル自治区出身の
ウイグル族が宿泊した際には、直ちに報告するよう求めたり、
ウイグル族であれば、理由を告げずに連行されたり といったことが
起きているようです。

亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は
30日、天安門前で歩道に突入した乗用車が炎上した事故について、
国際的な調査を実施するよう求めています。
中国側の見解をうのみにはできないとの警告です。

天安門車両突入、世界ウイグル会議議長「国際機関が調査を」


しかし、「国際機関」といっても 現実問題として難しいでしょうね。
国連は中国が常任理事国ですし・・・。

中国共産党の少数民族への弾圧が 国際機関の力で止められるのでしたら、
チベットやウイグルの問題はすでに解決していたでしょう。

中国共産党が 一番恐れているのは「体制の崩壊」でしょう。
ですから、この暴走車事件も 徹底的なマスコミ規制を行っています。

現地のNHKは一時、視聴不能になりましたし、
国営中国中央テレビ(CCTV)は映像を流さず、発生直後に
中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で流れた現場の動画は
ほぼ削除されました。

天安門とテロ、自動車事故のキーワードを組み合わせた検索も
ブロックされている状態です。
CNNが報じたニュースも、中国国内では視聴できない状態とのことです。

天安門事件のときもそうでしたが、これだけ事件の映像や情報が
中国国内で流れるのを怖がっている中国共産党。


また、少数民族以外の、中国国民の9割を占める漢族の人でも 
貧富の格差や横行する賄賂、汚職、環境汚染等で 今の政権に対し、
不満を持っている中国国民は多いですよね。
デモも中国各地で毎日頻発しています。

そういった民衆の不満のはけ口として 中国当局から「反日」が
利用される恐れもあります。

そうなれば もはや常態化している領海への中国船の侵入、
さらに領空侵犯が ますます頻発する可能性もありますから、
中国情勢からは今後も目が離せないでしょう。

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食材偽装、続々と明らかに。

阪急阪神ホテルやリッツカールトン大阪がメニューの食材を偽装していた問題、
どんどん広がりを見せていますね。

10/30時点で

ルネッサンスサッポロホテル、
ホテルコンコルド浜松、
ホテルクレメント大阪、
ホテルクレメント宇和島、
大津プリンスホテル

が相次いで公表しています。

このうち、札幌と大津のホテル以外は 阪急阪神ホテルズのチェーンの
ようですので、大阪での事件を受けて 全国に内部調査を広げた結果、
出てきたものでしょう。

この機会に まるで雨後の竹の子のように 内部告発も相次いでいる
ようですから、今後も どんどん出てくるでしょう。

阪急阪神ホテルの問題では 消費者庁が景品表示法違反(優良誤認)の疑いで、
本格的に調査に乗り出した とのニュースもあります。

偽装が発覚したどのホテルも「偽装ではなくミス」というようなことを
言っていますが、消費者にとっては「偽装」にしか見えないことを
偽装ではない、とか 騙すつもりはなかった と言うのには
訳があるようで、そう言わないと、景品表示法違反に問われてしまう
からでしょう。

しかし、中華料理の料理長とおぼしき人が会見に出てきて
「中華料理では 小エビのことを”芝エビ”と呼んでいるので
そうメニューに書いても問題ないと思った」というようなことを言っていますが、
それを中華料理店20店に取材をしたところ、ほとんどが
「小エビのことを芝エビと呼ぶことはまずありません。」と答えていたのには
ちょっと笑ってしまいました。

残念なのは 海老の種類をごまかしていた ということよりも
赤身肉に脂肪を注入した半人工的な肉を「霜降り肉」とか「和牛」としている
偽装が何件も発覚していることです。

脂肪注入した肉なんて、人工的で気持ち悪い と個人的には思うのですが、
こんな肉が ホテルを始め、飲食業界に広く出回っているのですね。

ファミレスの安い価格のステーキとかサイコロステーキならば そんな人工的な
肉も使われているかな と想像はしていたのですが、
そこそこのグレードのホテルの高い料理で そんな肉が使われているとは
思いもしませんでした。

しかし、今のところ ニュースでは 誰も問題にしていませんが
回転寿司のネタが かなりデタラメなものが使われているということは
価格も安いということで、もはや 暗黙の了解なのですかね・・・。

回転寿司の代用魚 アナゴの代わりにウミヘビ科の魚使用例も

とにかく、偽装は「氷山の一角」とも思えてくるような現状があるようですから、
この機会に全国のホテルも飲食店も しっかり内部調査を行って膿を
出し切ってもらいたい。

また、食材を納入する業者や厨房にいる従業員の方達も 消費者を欺く
おかしな行為をしている店があれば、怖がらずに内部告発してほしいものです。



TPP、「聖域」崩壊へ向けての準備、始まる

政府がTPP交渉で「聖域」だと言い続けてきた、
コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、サトウキビの重要5品目ですが、
もう崩壊への序章が始まったのでしょうか。

農産物の価格が下落したときにそれを「保険」で賄う というような
案が真剣に検討され始めたようです。


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農林水産省は29日、農家を対象にした収入保険制度を創設する方針を
明らかにした。

コメや野菜など農産物の価格が大幅に下落した際でも、安定的な農業経営を
行うための安全網(セーフティーネット)を整備するのが狙い。

 環太平洋連携協定(TPP)参加やコメの生産調整(減反)廃止などを
にらんだ農業政策見直しの一環。

農家の資金拠出で新たな保険制度を構築し、輸入品の増加やコメの
生産自由化に伴い懸念される農産物の値下がりリスクに対応する。
 
農水省では収入保険制度の創設を中期的な検討課題と位置付け、検討を
進める考えだ。

 制度設計に必要な加入者の収入把握方法や保険料水準の設定などについては
今後、詰める。
農水省は2014年度予算要求に調査費約3億円を盛り込んでいる。 


農家に収入保険=価格下落時の安全網―農水省検討
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昨年の衆議院選挙、自民党が言っていた「聖域5品目」を
守れないようであれば、TPPへの参加に反対する という公約を
信じて自民党に投票した農家の方たちは どんな気持ちでこのニュースを
見たことでしょう。

減反廃止については個人的に賛成ですが、関税を絶対に守る「聖域」だと
言い続けてきた5品目を 1つも守れそうもないような状況に
なってきていることは 本当に残念でなりません。

いくら「保険」を導入する と言っても 掛け金を払うのは農家ですし、
保険に補助金として税金をつぎ込むとなると 国民にしわ寄せがきます。

また、保険に加入してまで 関税が撤廃された後の外国産の安い米や
その他の農産品に対抗して生き残ろうと思う農家は ごく少ないでしょう。

農業従事者の平均年齢は 65.8 歳 と高齢化していますから、
余計に TPPをきっかけに廃業する人が続出しますよ。

主食の食糧自給率低下は 国家の安全保障にも関わるような重大な問題だと、
私は思います。


【アメリカの穀物は武器である】

食糧はアメリカが持つ外交上の強力な手段です。
とりわけ、食糧を自給出来ない日本には有効です。
日本に脅威を与えたいのなら、穀物の輸出を止めればいいのです。

-元農務長官 アール・バッツ

軽自動車、2015年に増税される?

軽自動車の販売が好調ですが、それに水を差すようなニュースが出てきました。

自動車税を見直す というものです。

総務省の有識者検討会が月末に正式決定する報告書の原案では、
自動車税が排気量1000cc未満の小型車でも年2万9500円かかるのに比べ、
軽自動車税は最大7200円にとどまる今の制度を改めるよう提言しています。

つまり軽自動車税の大幅な増税の可能性が高いということでしょう。

2015年10月に自動車取得税が廃止される見通しとなっていますので、
地方税収の減少を補填する代替財源として「軽自動車税」の増税が検討されて
いるようです。

あと、TPPで米国からの「圧力」もあるのではないでしょうか。

公共の交通機関が発達していない地方にとっては 軽自動車は欠かせないもの
ですよね。
田舎のほうですと、家族1人に1台 という感じで車を所有している家庭が
多いですし、その場合は 維持費が安い軽自動車が中心になると思います。


日本は とにかく車を買う時、維持するときにかかる費用が高すぎる。

取得段階では 消費税、自動車取得税
保有するには 重量税、自動車税
走行するには ガソリン税とそれにかかる消費税

と、いくつも税金を払っています。
それに加えて 車検や保険もありますから、車を所有して維持するだけでも
大変なコストです。


排気量1000cc未満の小型車で年2万9500円の自動車税に対し、
軽自動車税は7200円 というこれまでの軽自動車への優遇がどうかという
問題はありますが、それならば 小型車の税金を安くして差を縮めるべきだと
思います。

スズキの鈴木修会長兼社長が、軽自動車税の増税が検討されていることに
ついて「弱い者イジメ」と発言しましたが、私も同感です。

自分が住む住居や 足として欠かせない自動車、このようなものを
購入して所有するだけで まるで罰金のように たくさんの税金がかかって
くる先進国は日本だけなのではないでしょうか。

UEFAチャンピオンズリーグ第3節

昨日と今日の早朝3:45から、UEFAチャンピオンズ・リーグ グループリーグの
第3節が行われました。

結果は 下の通りです。

10/23に行われた試合

Group stage – Group E
ブカレスト 1-1 バーゼル
シャルケ 0-3 チェルシー

Group stage – Group F
アーセナル 1-2 ドルトムント
マルセイユ 1-2 ナポリ

Group stage – Group G
ポルト 0-1 ゼニト・サンクトペテルブルク
ウィーン 0-3 アトレティコ・マドリー

Group stage – Group H
セルティック 2-1 アヤックス
ミラン 1-1 バルセロナ

10/24に行われた試合

Group stage – Group A
レヴァークーゼン 4-0 シャフタール・ドネツク
マンチェスター・ユナイテッド 1-0 レアル・ソシエダ

Group stage – Group B
レアル・マドリー 2-1 ユヴェントス
ガラタサライ 3-1 コペンハーゲン

Group stage – Group C
アンデルレヒト 0-5 パリ・サンジェルマン
ベンフィカ 1-1 オリンピアコス

Group stage – Group D
CSKAモスクワ 1-2 マンチェスター・シティ
バイエルン・ミュンヘン 5-0 ビクトリア・プルゼニ


私は23日にアーセナルVSドルトムントの試合を、
今日はレアルマドリーVSユヴェントスの試合を
ネットから観戦しました。

特に アーセナル、ドルトムント、ナポリという強豪の3チームが
同じグループにいて、最も激戦が予想されている死のグループFの試合は
面白いですね。

アーセナルのホームで行われた試合で、特に後半、アーセナルの得意の
パスがよくつながるサッカーが見られましたが、ドルトムントが
カウンター一発で逆転したのは見事でした。

今日のレアルマドリーとユヴェントスも見ごたえがありました。
前半の4分くらいに早くもマドリーがディマリアのスルーパスから
ロナウドが決めて1点を先制しましたが、その後はユヴェントスが
押し込み、22分にカセレスのクロスにファーのポグバが頭で合わせると、
いったんカシージャスに阻まれたこぼれ球をジョレンテが押し込んで
同点に追いつきます。

しかし その後 キエッリーニの手を使った荒いプレーが2回出て
PKとレッドカード。

PKはロナウドがきっちり決めて、2-1に。

キエッリーニのレッドカード退場で10人になったユヴェントスは攻めきれず、
そのまま2-1でレアルマドリーが勝利しました。

これでマドリーは3勝でグループBの首位に立ったのに対し、
ユヴェントスは厳しくなりましたね。
ガラタサライがコペンハーゲンに勝ったので2位と3位が入れ替わり、
ガラタサライ2位、ユヴェントスは3位に後退しました。


また、このUEFAチャンピオンズリーグでは日本人選手の活躍もありましたね。

シャルケの内田はこの3節でも あいかわらず安定して良いプレーを見せたよう
ですし、CSKAの本田は先制点をトシッチのゴールをアシスト、終了間際には
惜しいシュートがありました。

ユナイテッドでは香川が先発フル出場。得点やアシストこそなかったものの、
MOM級のかなりキレのあるプレーを随所で見せ、試合後には
モイーズ監督からの称賛も得たようです。

グループリーグの試合はあと3試合残っています。

強豪のバイエルン、マンチャスタ・シティと同組のCSKAの本田は
おそらく グループリーグから勝ち抜けるのは難しいでしょうけど、
グループAの首位にいるユナイテッド、
グループEでチェルシーと並んで勝ち点6を取っているシャルケについては
おそらく、グループリーグを勝ち抜ける可能性が高いのではないでしょうか。 

日本人選手の今後の活躍とともに、今後 それぞれのグループでどのチームが
勝ち抜けるのか、とても楽しみです。

日本人の美徳はどこに行ったのか・・・

昨日あたりから 盛んに報道されていますが、
阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)が メニューと異なる食材を使って
7年間もお客さんを欺いていた問題、個人的にはとても残念極まりないです。

ホテル側の記者会見の映像を見ても 「故意ではない」と言って、
あくまでも ミスとか認識不足 等と言っていますが、それは苦しい言い訳の
ようにしか、聞こえませんね。

ホテルの調理場ですから、そこには料理長がいて、プロの料理人が
何人もいるはずですよね。
メニューを決めるとき、料理長が決めているのでは。


「鮮魚」じゃなくて冷凍魚を使っていたとか、
「九条ネギ」のはずが 白ネギだったり、
「レッドキャビア」がトビウオの卵だった、
「手ごねハンバーグ」のはずが 既製品だった 
「フレッシュジュース」のはずが市販のストレートジュースだった

等、数々の偽装があったようですが、
これらは 全て プロの料理人であれば 違いがはっきり分かるはずの
ものですよね。

それを7年半も どうして表沙汰にならなかたのか という点が
まず疑問です。

メニュー表示と違う料理を提供していることを分かっていて 
それを内部告発しようと思った料理人が ひとりもいなかった ということ
なのでしょうか・・・。

それが残念でたまりません。

きっと内部告発をして、それが職場にバレたら、職を失うかもしれない
等という恐れがあったり、もしくは「口止め」されていたのでしょうけど、
同じアジア人であっても 多くの中国人や韓国人と違う、日本人の
「美徳」のひとつが「正直さ」だと 私は思っていましたので、
7年間も このような偽装が 外部に漏れなかったということが 
ちょっと信じられない気持ちです・・・。


メニュー表示と違う料理を食べた人は 約8万人にものぼっているそうですね。

レシートがあれば 返金に応じるそうですが、ここ最近に利用された方ならば
レシートを持っているかもしれませんが、何年も前のレシートを保管している
一般の方は ほとんどいないでしょう。
会社で利用したということであれば レシートや領収証も保管しているかも
しれませんが・・・。

食品の偽装 ということで言うと、残念なニュースは他にもありましたね。
中国産のコメや加工米が大量に混ぜられていたという某大手スーパーが販売した
弁当やおにぎりです。

その某大手スーパーは 雑誌社を名誉棄損で提訴したりしていますが、
消費者からすれば 名誉棄損と雑誌社を提訴するほど、それだけ「信頼」が
大事な会社なのであれば、なおさらきちんとした産地のチェック体制が
なされていなかった ということを反省すべきでしょう。
たとえスーパー側の故意によるものではなく、納入する卸業者の偽装だとしても 
です。

それができないのならば 自社ブランドの商品が 他よりも優れているかの
ような表示や広告宣伝はすべきでない。

化粧品業界でも このような「偽装」は 残念ながら あります。

よくあるのが 化粧品の原材料として使用されている成分が
化学合成であるのに「天然」とか植物が原材料だとしている表示や、
国産無農薬ハーブ 等の表示が怪しかったりというものなど。

私が調査したところ、ナチュラルコスメ好きの方にとっては有名なブランドも
表示を偽装していたメーカーの中には含まれていました。

このように原材料が 他よりも明らかに優れている という表示の場合、
消費者は その真偽のほどを確かめようがありませんよね。

化粧品の場合、多種類の原料が混ぜられて加熱や乳化等されており、
あくまでも肌につけるものであって、食べるものでもありません。

食べ物を味わう場合の舌と違い、肌はそこまで原材料の違いに対して、
敏感ではありませんよね。

ある意味、食べて確かめる食材以上に 原材料の表示の真偽が分かりにくい
のです。

消費者は メーカーの言っていることを信用するより他ありません。

だからこそ、絶対に嘘をつくべきではないのです。

「嘘をつかない」「誠実」 これが 昔からの日本人の美徳だったはずです。

それが崩壊しつつある?ことが 残念でたまりません。

ハルビンでPM2.5計測不能に・・・

中国の黒竜江省のハルビン市では20日、微小粒子状物質(PM2・5)の
濃度が計測不能という想定外の状況まで大気汚染が悪化したそうです。

おそろしいことですね。

写真を見ると 大気汚染が濃い霧のように町を覆っています。

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中国東北部、黒竜江省のハルビン市では20日、微小粒子状物質(PM2・5)の
濃度が計測不能という想定外の状況まで大気汚染が悪化し、有害濃霧が街を覆った。
21日午前には一部地域で視界が10メートル以下まで下がり、気象台が
濃霧警報を発表。市の環境保護当局では有害濃霧の発生理由について、
空気の流れが悪い状態であること、また農地での焼きわら、さらに石炭燃焼に
よる集中暖房が始まったことが主な理由だと説明している。
中国新聞網が21日伝えた。


同市周辺では秋の収穫が終わった農地で焼きわらが行われ、濃い煙が発生。また、
20日から石炭燃焼による集中暖房が本格的に始まった。

深刻な大気汚染に対処するため、市環境保護当局が緊急対策をとり、企業を調査し、
排出規定に違反するケースが見つかれば厳しく処罰する。
また、石炭ボイラーに対する検査を行い、わら焼きを禁止して、
エンジン車両の排気ガス測定なども実施。さらに、落ち葉などを燃やす行為も
取り締まる。

中国ハルビンでPM2.5“計測不能”、当局は緊急対策ー中国メディア
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いつも 腹立たしく思うのですが、大気汚染の最も原因は 石炭による暖房だと
分かり切っているのに、なぜ それに対しての規制や対策を行わないのでしょう。

石炭暖房を禁止して、石油の精製所全てに脱硫装置などをつけて
ガソリンや暖房用に 質の良い油のみを提供するようにすれば、
大気汚染は かなり 軽減するはずです。

それなのに 
わらを燃やすのを禁止 とか、落ち葉を燃やすのを禁止 とか、
さして効果もないような微々たる対策のみを発表しても
いっこうに 改善など、しないでしょうに・・・。

私の住む福岡は 数年前までは 最も 大気汚染がひどい時期は
中国からの黄砂が飛んでくる春や夏でした。

しかし、 昨年からは ほぼ毎日福岡県の大気汚染物質情報サイトで
チェックする限り、冬のほうが大気汚染が 春夏より酷いのです。


冬のほうが空気が汚いのは 中国で石炭暖房を使う時期で 特に大気が
汚れていて、それが九州に飛んできているからでしょう。

この中国での深刻な大気汚染、この後日本に来るかどうかは台風次第だ
そうです。

すなわち、今現在は 日本列島の南にある台風27号、28号のおかげで
南からの風となっていて、中国からの偏西風の影響は少ないのですが、
この台風が去って 偏西風の影響が強くなれば、日本列島に
中国からの大気汚染物質がやってくる ということです。


台風も嫌だけど、大気汚染物質もうんざりですね。

中国は 本気で大気汚染、水質汚染問題に取り組むべきです。

猛烈な台風27号、日本列島に接近中

先日の台風26号でこれまでに27人の死亡が確認され、依然21人の安否が
不明となっている伊豆大島、また台風の接近によって二次被害が心配される
事態となっているようですね。

2,300人を対象に避難勧告が出され、住民の方たちが避難されていますし、
行方不明者の捜索活動も中断されました。

大規模な土石流が起こった原因、これは豪雨に加えて 火山が盛り上がって
出来た島、伊豆大島の特徴である火山灰を含んだ土壌が
水分を多く含むと、水と一緒に一気に流れ出すからでしょう。

被害を受けた元町地区は 三原山の噴火口のふもとにありますが、
山の斜面の斜度は30度もあり、土石流が起きると、ものすごい速さで
斜面を土砂が流れ落ちてくるはずです。

このような地理的条件を考慮すれば、町長は避難勧告を出すべきだった
でしょう。

15日夕、土砂災害警戒情報が出た直後に 東京都が町に対し、
必要に応じて住民避難を検討するよう伝えていたわけですし、
その後も電話で2回、警戒を促していたそうです。

大島町の川島理史町長は17日の記者会見で
「住民に周知するという取り組みが非常に不十分だった」と不備を認め、
避難勧告を出さなかった判断について、謝罪されてはいますが・・・


今週日本列島に近づくと思われる台風27号は中心付近の最大風速は
55メートルと、猛烈な強さ猛烈な勢いに発達したということです。
今週の半ばから週末にかけて日本列島に最接近するようですので、
どうか全国の皆様、お気を付けください。

また、台風が近づくと、宅配便の配達にも遅れが出る可能性が高いです。
当社直営ネットショップでも 商品をご注文され、配達日・時間帯を
ご指定されている場合、ご希望に添えない場合もございますので、
この点は 何卒ご了承ください。

ザックジャパン、セルビア、ウルグアイに完敗

先日行われたサッカー日本代表の欧州遠征での2試合、
なんだか残念な内容と結果に終わってしまいましたね・・・。

11日に行われたセルビア代表との試合は0-2で完敗、
そして15日に行われたベラルーシ代表との試合は0-1で負け。

2試合連続の無得点 というのは残念ですし、
試合内容も 素人の私から見ても 日本代表が「ボールを持たされている」と
いう感じで ボール保持率のわりに 決定機の回数はごく少なかったですよね。

セルビア、ベラルーシ、どちらも来年のブラジルW杯に向けての欧州予選では
敗退して プレーオフにも出られなかったチームです。

特にベラルーシに関しては スペイン、フランスと同組とは言え、Group Iで
最下位だったチームですし、FIFAランキングは80位 ということで、
まるで 日本よりも「格下」かのように放送では言っていましたよね。
(日本のFIFAランキングは42位)

しかし、現実は これが 強豪国が多く厳しい欧州で揉まれてきたチームと 
強豪国もいない、ぬるいアジアで戦っているチームとの差というものでしょうか。

ベラルーシは欧州予選で スペインに1-2と健闘したチームですから、
あなどれない とは思っていましたが、それにしても残念な結果でした。

負けても それなりに決定機が作れていたならばまだ良いのですけど、
13分に相手DFのミスを拾ったFW柿谷がGKと1対1の場面になって
外したシーン、19分にはDF内田がシュートを打ったシーン くらいしか
得点の匂いがしたシーンも無かったですね。

また、メディアで報道されている 負けた後の選手たちのコメント、
ザッケローニ監督のコメントを見ても 試合内容自体は悪くなかった という
ような内容が多くて どこが悪かったのか、指揮官も含めて はっきり
分かっていないように思いました。

あくまで素人目線なのですけど、日本代表は あまりにも綺麗にパスで
崩そうとしすぎてチグハグになっていますね。

スペイン代表やFCバルセロナを手本としたパスサッカーをしたいのは
分かりますが、彼らとはパスのスピード、正確さ、トラップの技術、
ディフェンスが身体を寄せてきてもボールを取られないキープ力、
全てが違うように思います。

ですから、言葉は悪いかもしれませんが、ちんたらとパスを回している
うちに 相手の守備陣形が整う時間を わざわざ与えてしまっているように
思うのです。

そして相手の守備ブロックが完全に整ってから ボールをPA近くで
回しているうちに 相手に取られて、カウンターを食らう
という場面の繰り返しになっていましたね。
セルビア戦でもそうでしたし、ベラルーシ戦でも そうでした。

もっとシンプルに、短時間で前にボールを運ぶ ということをやらないと、
欧州や南米のチームには とても勝てそうに無い と思うのですけど・・・。


細かいパスをつなぎすぎて、そしてドリブルする場合でも 本田や香川も含めて、
「個」での突破力がある選手など、ひとりもいないのに ボールを持ちすぎて
しまって失敗しているシーンが多かったですね。

そして、試合終盤の負けている場面で いつも投入されるハーフナー・マイク選手。
彼は いじめられているのでしょうか・・・?

そう思えてくるほど、ハイボールをハーフナーに入れてこない。

DF吉田までゴール前に上がって、ザックも「ハイボールを中に入れろ」という
ようなジェスチャーで指示をしているのに、コーナーキックでショートコーナーを
選択する香川。

ハーフナーは足下が上手いとは言えませんので、それで香川や本田から
信頼されていないのかもしれませんが、1点が欲しい場面で投入されたのだから、
彼の頭に合わせたボールを入れるべきなのです。

それなのに、全く無視されてハーフナーが前線で孤立する というシーンを
代表の試合で 何度見たことか。

しかも ベラルーシ戦では ハーフナーは 本田に手をタッチしようとしても
無視されるし、本田のあの態度はいただけませんね。
チームメイトであっても 自分の嫌いな選手を無視するなど、まるで小中学生の
いじめか と思ってしまいます。


とにかく 見ていて面白くもない、フラストレーションのたまる2試合でした。

なんだか 最近の日本代表を見ていると、だんだん弱くなってきているような
気がするのですが、こんな状態で、11月には 強豪であるオランダ、ベルギーとの
親善試合が予定されているようです。

強豪との試合は とても楽しみではありますが、欧州の下位チームにも
完敗するような内容で W杯優勝候補でもおかしくない豪華な面子を
揃えたベルギーや、強豪オランダと戦ったら いったい何点取られて
しまうのか・・・だんだん自虐的な試合の見方になってしまいそうです。(-_-;)
 



「お試しセット」をご使用されたお客様からのご感想(30)

先日 お客様から スキンケアお試しセットとBBクリームミニのご感想を
メールでいただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。



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お試しセットとBBクリームをあわせて使用してみました。

スキンローションとボタニカルエマルジョン、BBクリームは10日ほど、
ソープは2週間程度使用することができました。

ソープでの洗顔は、1日1回です。皮膚が薄く、油分・水分ともに逃げやすいため、
朝は水洗いのみです。

まず初日から感じたことですが、使用後の肌がべたつかず、それでいて、
肌はふっくらして快適でした。
これまではクリームを年中使用しており、皮膚表面に油分が残っている感触に
慣れていたためかと思います。

9月でまだ暑い時期だったこともあるかもしれませんが、特に乾燥は感じません
でした。
真冬は油分をプラスする必要があるかもしれませんが、エマルジョンの量を
加減すれば乗り切れるような気もします。
通常サイズを使用してみて、様子を見てみます。

お試しセットの中では、ソープが一番気に入りました。
弾力のある泡が作れて、肌に余計な負担をかけずに汚れが落ちるのを感じました。
皮膚が薄いので、ミルクタイプのものを使用していたのですが、汚れが
きちんと落とせているか不安で、10日に1回ほどスクラブを使ったり、
コットンにローションを含ませて拭き取ったりしてしまっていました。

ソープを使用してからは、これだけでいいので、肌に負担をかける余計な
ステップが不要になりました。
やはり洗顔の見直しは重要ですね。贅沢ですけど、体を洗うときにも
使いたいです。

ローションは、肌になじませるときのほのかな香りに癒やされますし、
なじんだ後の肌の感触がふっくらして良いです。

エマルジョンは、確かに香りが独特ですね。でも、それほど気になりません
でした。

BBクリームも、軽い感触で気に入りました。もともとファンデーションを
使わず日焼け止めだけ塗っていたので、違和感なく使用できそうです。


使い始めてから1週間して、目元の肌のきめの乱れが改善しているのに
気づきました。触った感触も明らかになめらかになっていましたし。

いろいろなブランドのコスメを使用してきましたが、これは初めての
体験だったので、本当に嬉しかったです。


これまでデパートでオーガニックコスメを購入していましたが、昨年出産し、
さらに今年から職場に復帰したことから、自分のために使える時間は
激減しました。

スキンケアのステップをシンプルにしたいし、子と接触することを考えると
スキンケアも添加物は少ないに越したことはないということで、
あれこれ調べた結果、御社のサイトにたどり着きました。
コンセプトが明確なのがすごくいいです。これからもよろしくお願いします。

神奈川県 相模原市 O.A様

+++++++


O.A様、化粧品のお試しサイズ、その後レギュラーサイズのお買い上げを
頂き、有難うございました。

また、ご丁寧なご感想を頂き、とても嬉しいです。

スキンケアの中では 特にマイルドソープをお気に召していただけたようで
光栄です。

泡立ちの良さ、泡持ちの良さ、洗浄力 そしてツッパリ感の無さという
洗顔石鹸に求める機能性の部分が ハイレベルにバランスよく完成されている
という点で、当社自慢の石けんです。

紫外線が気になってUVカット力のある下地を使う春夏はもちろん、
お肌の乾燥が気になる秋冬の時期は 洗顔料選び が一番重要になってきます。

できるだけお肌に負担をかけないよう、事前にクレンジングしたり、
W洗顔をしたりする必要のないメイク製品と洗顔料を選ぶ ということです。

Global Beautyの「マイルドソープ」であれば、ウォータープルーフでないメイク製品ならば
1回のみの洗顔で メイクを落とすことができます。

うるおいを残すタイプの石けんにありがちな、泡のキメが荒かったり、
洗っている途中で泡がへたってきたり消えてしまったり ということが
ありません。
(ただし、泡立てネット必須)

洗顔料選びでお悩みの方は 是非おためしいただければ、と思います。


また、お使いになられてから わずか1週間ほどで 目元の肌のキメが改善された 
とのことで、O.A様、嬉しいご報告を有難うございます!

色々なブランドのコスメをお試しされた中で 初めて このような効果を
ご実感いただいた とのことで、とても光栄です。

昨年ご出産され、今年は職場復帰と、お忙しい中、スキンケアにあまり時間を
かけることもできない中で シンプルな3ステップで済む当社化粧品、
Global Beautyに ご興味をお持ちいただけたこと、とても嬉しく思います。

赤ちゃんと接するので できるだけ安心な化粧品を ということで
Global Beautyを選んでいただけたことや 当社化粧品のコンセプトも
高評価いただけて幸いです。

今後とも 当社化粧品をよろしくお願いいたします!



こだわりの無添加コスメ Global Beauty


TPP交渉、「聖域」5品目の関税撤廃も検討

まあ、やっぱりか・・・との思いですが、
TPP交渉、日本がこれまで主張してきた「聖域」5品目の関税を撤廃できるか
どうか、検討に入る との報道がされていますね。

自民党は 

●「聖域なき関税撤廃」が前提となる場合、TPP交渉への参加を反対する

というのが昨年の衆議院選挙前の公約でしたね。

そして、米国やオーストラリア、ニュージーランド等は 日本への農産品
輸出拡大を狙っていますから、そもそも「聖域」など、認めてくれる
わけがない と、私は思っていました。

だから、交渉に参加するだけでもダメだ と、このブログなどで言い続けて
きたわけですが、やっぱり こうなったか・・・と、あらためて
報道されているニュースやネット上の記事等を読んで、がっかりしています。

仮に 「聖域」を認めてくれるものがあるとしたら せいぜい「コメ」だけ
でしょうね。
米韓FTAの場合は 守れたのが唯一「コメ」だけだったそうですから。


農業の重要5項目とは、
コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、サトウキビなどの甘味資源作物をさしています。

重要5項目のうち関税率が最も高いのは

コメ:778%
小麦:252%、
大麦:256%、
バター:360%、
砂糖:328%

などと、「重要5品目」というのは いずれも高い関税率で国産品を
保護してきたものです。


インドネシアから帰国した自民党の西川TPP対策委員長は
関税撤廃の検討について「検証するのは当たり前で、過剰な反応だ」等と
言い訳しています。

しかし、これだけは 絶対に守る とTPPに反対してきた農協等を説得して
きたわけですから、もし 上記のうち いずれかでも 関税を撤廃する
とするならば 関税の代わりに農家を守るために「補助金」という
流れになるものと思います。

財務省は TPPに参加することによって、税収が毎年7800億円下がると
試算しているようですが、関税 という税収が減り、農家が潰れないよう
補助金を出す となると、結局 しわ寄せを食らうのは日本国民ですよね。

海外農産品が安く買える 等と喜ぶ気には 到底なれません。
日本というマーケットに安く商品を売り込むことのできる海外の業者が
喜ぶだけです。

また、農産品というのは 天候によって収穫量に大きく差が出るものですから、
オーストラリアの干ばつによる小麦の高騰があって、ロシアが
小麦の海外輸出を止めた例が以前あったように、国内農家を全く保護せずに
海外だけに頼りすぎるのは とても危険なことなのです。
特に主食のコメではそうでしょう。

米国産の農産品場合は 遺伝子組み換えや農薬の使用できる種類が日本より
はるかに多いなど、安全性の問題も懸念されますよね。
ですから、もしもTPPに日本が入って海外から大量に安い農産品が入ってきた
としても、「安全な国産品を食べたい」と思っている方は多いはず。

しかし、TPPで生き残れなかった日本の農家が 作るのをやめてしまえば
国産品は 庶民にとって やすやすと手の届かない金額にまで上がってしまう
のです。

日本にとって TPPの影響は むしろ農業以外の部分が大きいですが、
仮に農業分野だけを取っても TPPには 絶対に参加してはいけないのです。

交渉途中で離脱することもできないならば、最初から参加すべきではなかった
ですし、自民党の公約であった「聖域」が守れないならば、途中離脱する という
姿勢で臨むべきでしょう。
それが 日本のヘタレ政治家にできるでしょうか。

カネボウ美白化粧品による白斑問題、被害者約14,000人に。

カネボウの美白化粧品による「白斑」問題、現在のところ 被害者の数が
約14,000人にも膨れ上がっているようです。

先日10/6の民放の番組で報じられた内容は 色々と興味深かったですね。

医薬部外品の新規の有効成分を審査している厚生労働省の審議会や
独立行政法人、医薬品医療機器総合機構(通称:医薬品機構)の審査の過程に
問題は無かったのか ということに疑問をなげかける内容でした。

カネボウの美白化粧品の場合は
平成19年、自社開発した新成分「ロドデノール」を厚生労働省に承認申請し、
同省薬事・食品衛生審議会の部会での議論を経て、20年に承認されています。

番組では ロドデノールに似た物質、香料に使われている「ラズベリーケトン」に
着目し、山口大学・福田吉治教授の論文に、このラズベリーケトンを作る
工場で働いていた従業員に白斑の症状が出ていたことが書かれている と
報じていました。

ロドデノールはラズベリーケトンに水素をつけただけの構造をしています。
両者は よく似た化合物ということです。
カネボウがロドデノールを生成する過程も ラズベリーケトンに水素を
結合させる というもののようです。

福田教授によれば、ラズベリーケトンを扱う工場で働いていた人13名のうち
9名に「接触性皮膚炎」が出ていたそうです。
3名は白斑の症状。

原料物質でも白斑被害 カネボウ化粧品の美白成分

うち、2名は 2年経っても 症状が改善せずそのまま残っていて、
福田教授の論文には それを記していましたが
カネボウは このラズベリーケトンによる副作用の福田教授の論文を 
承認申請の際に、引用しつつも、「症状が継時的に治癒した」というふうに、
部分的に「改ざん」を行っていたようです。

厚生労働省の2007年9月の薬事・食品衛生審議会の化粧品・医薬部外品部会
での審査の過程で 皮膚科の専門医である委員の一人(故人)が、
ロドデノールのもととなる成分について
「顔につけて日に当たると事情が変わる可能性もある」と、肌トラブルの
危険性を懸念していた議事録もあったようです。

議事録によると、この委員は懸念を示したうえで、資料提示を要求。
しかし事前審査した独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)は
「把握していない」と返答しただけで、議論は別の話題に移ってしまった
ようです。

07年に「危険性」指摘 カネボウ白斑 美白成分


これについて 番組では 審査を担当した医薬品機構に取材をしていました。
すると、

「ラズベリーケトンとロドデノールは違う物質。
 ロドデノールの安全性はカネボウ提出の資料で十分判断可能だった。」

等と回答し、新規有効成分の承認審査の過程に問題があった とは
けっして認めていない形ですね。


厚生労働省や医薬品機構は あくまでメーカーが提示してきた資料に基づいて
その新規成分を 認めるかどうか、判断しているのですから、
そこで 論文の一部改ざん 等があっても あくまで「性善説」に基づいて
メーカーから提出された資料が事実であることを前提にしているので、
そこまでは調査しない・・・ということなのでしょう。

福田教授の論文を引用して一部分を改ざんしていたカネボウに取材もして
いましたが、

承認申請の過程で必ずしも 記載する必要もなかった副作用の
論文を参考として取り上げただけ。

というようなことを担当者は語っていましたね。


番組では マウスの色素細胞に ロドデノールとラズベリーケトンを
それぞれ加えて、実験をしていました。

ロドデノールとラズベリーケトンをマウスの色素細胞に ただ加えても
何も変化がありません。

しかし、強い光を浴びせた場合、色素細胞が破壊されてダメージを受けました。

3時間後、ロドデノールとラズベリーケトンの両方で 
色素細胞がほとんど死んでしまいます。


日差しの強い夏に発症する人が多いとカネボウも発表していますので、
このまだら白斑の発症の過程に 「光」が関与している可能性が
高そうです。

患者さんたちの白斑の出た部位の写真を見ても
手の甲とか、顔、首など、特に紫外線をよく浴びる部位が多いように
見えますね。


とにかく、カネボウさんには 被害者の方への迅速で誠意ある対応に
よって 信頼回復に努めてほしいですし、皮膚科専門医の方たちには 
早く有効で確実な治療法を確立して、患者さんにしっかり対応して
いただきたいと思います。


下記は参考になる文書があるかもしれませんので、症状が出ている方は
ご覧になられたほうがよいかもしれません。

※あえて直リンクはしていませんので、URLをコピー&ペーストして
http://を前につけてください


カネボウが2013年10月4日に発表した資料
//www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/pdf/20131004-01.pdf

日本皮膚科学会(ロドデノール関連)
//www.dermatol.or.jp/info/news.html?id=113

高速道路で事故を起こしたときの対処法

昨日10/6からテレビ等で報道されていますが、「エンタの神様」などで
人気だった芸人さんが 高速道路上での事故でお亡くなりになられたニュース、
突然のことで、ファンではなくても なんだか衝撃的なことですね。

事故のあった地点は 中国自動車道の下り線、美祢のあたり ということです。

私は福岡県民ですので、地元民というほどではないですが、
中国自動車道は カーブが多くて、アップダウンもあり、
運転に緊張しながら何度も通っていた高速道路だったので、
あの辺りを「事故多発地帯」と聞くと、やはりそうか・・・と思います。
毎年4,5回は事故が起こっている地点だそうです。

最初は 中央分離帯に衝突する自損事故だけだったのが
まずマネージャーさんが車から降りた直後に後続のトラックにはねられ、
それを見た芸人さんが 車から降りて さらなる事故を防ぐため、
後続の車に手を振ったりして、誘導していたところをはねられたという
ことのようですね。

こういった事故の状況を聞くと、
「なぜ車から降りてしまったのか」と
「車から降りなければ 自損だけで済んだのに」と思う方もいらっしゃるかも
しれません。

しかし、このような場合、車に乗ったまま警察の到着を待つ というのは
絶対にしてはならないと思います。

高速道路で自損事故や故障を起こし、その後 車から降りずに
後続車両に追突されて亡くなったケースは いくらでもあります。

しかし、車から降りて 後続車両にはねられて亡くなったケースも非常に多い
ですね。

10/7放送の「モーニングバード」によれば 高速道路での交通死亡事故
合計196のうち、 車外で亡くなったのが37件、 車内が12件 だそうです。

どちらかといえば 車外に出てはねられた件数のほうが多くなっていますが、
車外に出るときの対処法に 問題があったのだと思います。

高速道路上で事故や故障を起こしたときの 正しい対処法は 

①すぐにハザードランプをつけ、
②後方に注意しながら 車を左側の路肩に寄せる
③助手席に設置してある発煙筒と、三角表示盤がある場合はそれを持ち、
後方に注意しながらドアを開けて乗員は外に出る。
④1人は発煙筒と三角表示盤を持ちながら車の50m以上後方まで路肩を歩いて
発煙筒と三角表示板を置く。
⑤警察やJAFの到着を待つ


という流れになります。

高速道路で事故や故障が発生したらどうすればいいのですか?

このときに 注意することは 発煙筒の煙は5分ほどしか
持たない ということと、
発煙筒に表示してある「有効期限」を過ぎてしまったものは
炎が小さくなってしまうことがある ということです。

それと、発煙筒はどの車にも助手席側に積んでありますが、
三角表示板 は 積載の義務があるわけではないので、積んでいない車も
多い ということです。

しかし、三角表示板は 高速道路で事故を起こした場合は設置の義務がある
ということで、それならなぜ積載の義務がないのか、ちょっと不思議では
ありますが、積んでおくのが望ましい ということでしょう。

三角表示板を積んでいても 室内からすぐに取れる場所になくて、トランク内に
ある という場合も多いですから、車から降りてまずはその三角表示板を
取るだけでも先に発煙筒をたくことが大事ですね。

お亡くなりになられた芸人さんの車の事故の後の写真を見ると、
車は追い越し車線に止まったままの状態となっていましたね。

あれは 事故の現場付近が右カーブ ということを考えると
後続車が相当近づかないと、事故車が止まっているのが 見えないはずで、
一車線を塞ぐにしても、左車線に止めておくのと比べて、相当危険な状況だと
思います。

しかも 当日は雨でスリップしやすい状況だったようです。


しかし、冷静に考えると 車が動くのであれば ハザードつけて
左側の路肩に寄せなきゃ、と判断できる状況でも 中央分離帯に衝突という
事故を起こして気が動転していたとしたら、適切な判断と行動が
取れるかどうか、分かりませんよね。


とにかく、中国道、関しては 走り慣れている人でも 細心の注意が
必要なくらい、S字カーブの多い高速道路です。

関東や関西方面から九州方面に 車で来られる方には できるだけ
カーブの少ない山陽道のほうをおすすめしたいですが、
中国道のほうが空いている という理由で、中国道を通られる方も
多いようです。

ですが、山間部を通っていることもあって特に危険な高速道路だと
思いますので 80キロ規制の区間はその速度を守って、
雨や雪のときは 特に運転に注意してください。


楽天ジャパンオープンはデルポトロ優勝。錦織は準々決勝で敗退

今日10/6に決勝が行われた楽天ジャパンオープン。
決勝は デル=ポトロ(アルゼンチン 7位)と
ミロス・ラオニッチ(カナダ 11位)の対戦となり、デルポトロが
7-6 (7-5), 7-5のストレートで下し、大会初優勝を飾りました。

この試合、身長198cmのデルポトロと196cmのラオニッチという
大型選手同士の対戦となりましたね。

特にラオニッチは 弾丸のような速いサーブが持ち味のビッグサーバーですので
両者の対戦に あまり長いラリーはなく、サーブで決まるポイントが
とても多かった感じでした。

第1セットは両者が自分のサービスゲームをキープしてタイブレークでは
それまで サービスエースをたくさん奪っていたラオニッチが珍しく
肝心なところでダブルフォルトし、タイブレークを7-5でデルポトロが
制します。

第2セットはデルポトロが第11ゲームでラオニッチのサービスゲームの
ブレークに成功し、7-5で取り、ストレートの勝利。

デルポトロはこの勝利で 次回発表されるランキングでは現在の7位から
5位へと上がることが 決定しています。


錦織圭は 残念ながら 準々決勝でアルマグロに負けてしまいました。

第1セットの前半までは錦織ペースで進んでいたと思うのですが、
後半にアルマグロが調子を上げてきて、タイブレークに持ち込まれて
タイブレークを2-7で落としました。

次の第2セットもアルマグロにいきなりブレークされる苦しい展開を強いられ
ましたが、そこから錦織は逆転で第2セットを取って、昨年のこの大会の
優勝者という意地を見せてくれたとは思います。

しかし、途中でメディカルタイムアウトを取って腰の治療をする等、
とても腰が痛そうでしたね。

第3セットは3-6で落とし、セットカウント1-2で惜しくも破れました。

錦織選手の腰の状態についてですが、試合後、かなり心配なコメントも残して
います。


「夏ぐらいから1・2試合やると、動けないくらい痛くなっていた。
チェックしたり、休んだりするのが出来ない状態。」

だそうです。


錦織は 日本での楽天オープンの後は ほぼ休みなく
6日から始まる中国・上海での上海マスターズに出場する予定のようですが、
大丈夫でしょうか・・・。


日本の楽天オープンと同時期に開催されていたのが 中国・北京での
チャイナ・オープン。
こちらは 深刻な大気汚染の中で行われましたが、楽天オープンよりも 
TOP10プレーヤーが数多く出場する豪華な大会になりました。

こちらのほうも今日10/6に男子の決勝戦が行われ、
ジョコビッチとナダルの対決となり、ジョコビッチが6-3, 6-4のストレートで
ナダルを下し、この大会の2連覇を達成しました。

こちらの試合のほうも 動画で観戦しましたが、ジョコビッチが終始、
攻めのストロークをしていたのに対し、ナダルは防戦一方という感じで
要所要所でのミスも目立ちました。
こんなにミスの多いナダルも久々に見た という感じです。

今シーズン、ハードコートの大会で負けなし という
強さを誇っていたナダル。
そのナダルを 今日はジョコビッチが圧倒して土をつけたことにより、
ナダル、ジョコビッチ この2人のライバル対決は これからも
しばらくは続いていくのだろうな・・・と思いました。

ナダルとフェデラーのライバル対決も長かったですが、さすがに
ここ最近はフェデラーが 衰えてきたかな・・・?という感じですからね。

決勝でジョコビッチに負けはしましたが、この大会でナダルは
決勝進出したことにより、次に発表されるATPランキングでは 
2011年7月以来の世界ランク1位の座に返り咲くことが決まりました。

けがから復帰してのランキング1位返り咲き これもすごいことだと
思います。

来年は北京よりも日本の大会のほうに トップ選手が多く集まって
くれればよいのですけど・・・。

当初は マレーが来るようなことが主催者から発表されていましたが、
来なかったですし、ATPランキング7位のデルポトロが第1シード というのは
北京のジョコビッチ(1位)、ナダル(2位)、フェレール(4位)、ベルディフ(5位)
など、トップ5の選手がエントリーしている大会と比べて、ちょっと寂しいですね。

楽天ジャパンと北京は 同じATP500ポイントの同格の大会のはずですが、
どうしてこんなにエントリー選手の顔ぶれの豪華さに差が出てしまったので
しょうか・・・。
それがちょっと残念です。


大気汚染が酷い中でテニス大会

今 日本では テニスの楽天ジャパンオープンが開催されていますね。

日本期待の錦織圭選手は 1回戦では 錦織は第1セットをタイブレークの
末に落とし、第2セットもゲームカウント2-5と追い込まれところから
奇跡の逆転勝利。

昨日行われた2回戦では 1セット目乱調気味でタイブレークまでもつれた
セットを錦織が取り、2セット目は危なげなく圧倒して
セットカウント2-0での勝利。

今日は3回戦が行なわれます。
相手は強敵のアルマグロ選手(スペイン 世界ランク17位)

楽天オープン、昨年は優勝した大会ですので、是非 せめて決勝まで
勝ち進んでほしいですね。

私も動画を見て応援しようと思っています。


日本では楽天ジャパンオープンが行われていますが、中国・北京でも
同じATP500のトーナメントが行われていて、
そちらのほうには ジョコビッチやナダル、フェレール といった
楽天のほうよりも 豪華なメンバーが出場しています。

しかし、北京の大気汚染の状況は かなり深刻なようですね。

女子の大会も行われているわけですが、クルム伊達選手が 体調不良に
なったり、30日の試合では、ロシアとドイツの女子選手が試合中に
目まいを起こしたため、試合を中断して血圧を測定するということに
なりました。

スウェーデンのリンステッド選手は自身のブログで不満を以下のように
ぶちまけています。

「試合以外に、私が気になるのはここの天気だ。
いったいどのくらい寿命が縮まるのか。これは冗談ではない。
北京に来て数日で体調が悪くなった。朝起きると目まいがする。
呼吸すらできない。来年は参加するかどうか、真剣に考えなければならない」

北京では PM2.5の数値が150とか、数日前は300近かったりと、どう見ても
異常な状況ですよね。

こんな中で国際的なスポーツ大会を主催し、それにジョコビッチやナダルの
ような世界のトップ選手も参加している。

とても危険なことだと危惧しています。

WHOなどが主導して、大気汚染物質等の数値が 健康被害を想定される状況で
あれば、スポーツの国際大会は できない というふうに国際的な規制を
かける ようなことも考える必要があるのでは。

昨日は福岡にも 大気汚染物質が飛んできました。

PM2.5の数値は それでも30くらいと、中国に比べるとずいぶん綺麗な空気と
言えるのでしょうけど、福岡市の大気は どんよりと霞んでいて、
明らかに汚染物質の飛来が眼で見て分かるような状況でした。

中国には 軍備増強に使うカネがあるならば、公害対策にカネを使え と
言いたくなりますが、公害を垂れ流す企業や精製度の低いガソリンを売る企業が
役人に多額の賄賂を渡して 規制強化をさせないようにしているという役人の
腐敗が酷い状況下では 規制強化も出来ませんし、何も改善する気は 
無いのでしょうね・・・。

他国にまで迷惑をかけているわけですし、本当に なんとかしてほしいです。

バイエルン強し。シティに3-1で勝利(UEFAチャンピオンズリーグ)

昨日に引き続き、日本時間の今朝3:45頃からもUEFAチャンピオンズリーグの
グループリーグ第2節が行われました。

組み合わせと試合結果は 以下の通りです。


Group stage – Group A

シャフタール・ドネツク(ウクライナ) 1 VS 1 マンチェスター・ユナイテッド

レヴァークーゼン(ドイツ) 2 VS 1 レアル・ソシエダ(スペイン)


Group stage – Group B

ユヴェントス(イタリア) 2 VS 2 ガラタサライ(トルコ)

レアル・マドリー(スペイン) 4 VS 0 コペンハーゲン(デンマーク)


Group stage – Group C

パリ・サンジェルマン(フランス) 3 VS 0 ベンフィカ(ポルトガル)

アンデルレヒト(ベルギー) 0 VS 3 オリンピアコス(ギリシャ)



Group stage – Group D

CSKAモスクワ(ロシア) 3 VS 2 ビクトリア・プルゼニ(チェコ)

マンチェスター・シティ 1 VS 3 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)


私は この中でビッグクラブ同士のぶつかり合いとなった
マンチェスター・シティVS バイエルン・ミュンヘン に最も注目して
いましたが、バイエルンは やはり 今年も優勝候補筆頭でしょうね。
強すぎる。(笑)

シティもかなり強いチームで面白いサッカーをするチームだと思いますが、
スコアの3-1という以上に、内容でバイエルンが圧倒した試合だったと
思います。
シティは終盤になってダビド・シルバが入ってきたことで攻撃のリズムを
掴んで1点を返したところが唯一といってよい見せ場でした。


輝いていたのは リベリとロッベン。
リベリは特に 昨シーズンの3冠獲得の大きな原動力となった選手なので、
先日は UEFA欧州最優秀選手賞 を受賞しましたね。

早いパスワークに加え、時にはロングボールも有効に使う攻撃。
今バイエルンを率いているグアルディオラは2011~2012シーズンまで
バルセロナの監督だった人ですが、バルサ時代の特徴のパスサッカー一辺倒では
なく、今はバイエルンの選手の特徴に合わせ、強力なウィングやロングボールも
組み合わせて素晴らしいチームを作っていると思います。
もちろん、昨シーズンのハインケス監督の時でも三冠を達成しているのですから、
十分強かったのですけどね。


もう1つ、動画で生観戦した試合は 最近リーグ戦で不調だったレアルマドリーの
試合でした。

相手がコペンハーゲンで、あまり強さを感じなかったので、
これで4-0で勝てたからと言って、ほっとするのは良くないかもしれません。

この試合、Cロナウドとディマリアが2点ずつを取って大活躍してくれましたが、
監督が代わってアンチェロッティになってから、4-4-2で戦うことが多くなって
システムも変わり、司令塔のエジルが移籍してしまった為に、
まだ 中盤から前線に良いパスがあまり出ず、中央突破というよりも
サイドからのクロスの放り込み、もしくはセットプレーで点を取っているシーンが
目立つようになりました。
ショートカウンターを多用していた昨シーズンよりも 攻撃が単調になったような
気がするのです。

今日の相手は強豪ではなかったから良かったようなものの、
今の単調な攻撃しかできない状態が続くと、グループリーグを突破した後に
苦戦を強いられることになるかもしれません。

レアルマドリーと同じグループにいるユベントスはガラタサライに引き分け。
初戦のコペンハーゲン戦に続き、2試合連続のドローと、勝ちきれない試合が
続きますね。

セリエAで昨シーズン優勝したチームが 国内でもローマ、ナポリの
後塵を拝して現在3位となっていますので、得点力の無さをどう立て直して
くるか、注目したいところです。

アーセナルがナポリを破って2連勝。F組の首位に。

今朝、3:45頃から、UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグ第2節が
行なわれました。

今朝 行われた試合は 以下の組み合わせで、次のような結果になりました。


●Group stage – Group E

バーゼル(スイス) 0 VS 1 シャルケ(ドイツ)

ブカレスト(ルーマニア) 0 VS 4 チェルシー(イングランド)


●Group stage – Group F

ドルトムント(ドイツ) 3 VS 0 マルセイユ(フランス)
 
アーセナル(イングランド) 2 VS 0 ナポリ(イタリア)


●Group stage – Group G

ゼニト(ロシア) 0 VS 0 ウィーン(オーストリア)

ポルト(ポルトガル) 1 VS 2 アトレティコ・マドリー(スペイン)


●Group stage – Group H

アヤックス(オランダ) 1 VS 1ミラン(イタリア)

セルティック(スコットランド) 0 VS 1 バルセロナ(スペイン)



同時刻にキックオフですから、どの試合をリアルタイムで映像で観戦するか、
迷ったのですけど、強豪が多く一番激戦が予想されるグループFの
アーセナルVSナポリ を観戦しました。

ナポリは第1節で昨年のCLでの準優勝チーム、ドルトムントを破っているので 
もう少しアーセナルと接戦になるかと思いきや、2-0というスコアの差
以上に、試合を 序盤から 完全にアーセナルが支配していました。

先制したのは わずか8分。
右サイドのライン際でボールを持ったジルーが追い越したラムジーにパスを
出すと、右サイドを独走。
深い位置から上げたクロスはにエジルが合わせてゴール。
エジルの技ありの素晴らしいゴールでした。


さらに15分には 早くも追加点を奪います。
相手のクリアミスから右サイドの高い位置でボールを得たジルーが
外のエジルに預けて自身は中へ。
エジルがゴールライン際をえぐってマイナスに入れると、ジルーが
飛び込んで2ー0に。

アーセナルの華麗なパスサッカーの前に イグアインを怪我で欠いた
ナポリは何もさせてもらえませんでしたね。

ボールを持たせてもらえないし、選手間の距離が離れすぎていて
パスもつながらない、シュートは遠目からミドルを打つのみ
という状態だったと思います。
内容的にもアーセナルの完勝 と言ってよいのではないでしょうか。

今シーズン、アーセナルには レアルマドリードから
司令塔のメスト・エジルが加入しましたが、この補強は大成功だったと
思います。

プレミアリーグのほうでも 6試合を終わった時点で 5勝1敗の勝ち点15,
首位を走っていますよね。


一方、エジルを放出してしまったレアルマドリードは 
リーガエスパニョーラで バルサ、アトレティコの後塵を拝する3位に
現在 沈んでいます。

トッテナムからガレス・ベイルを獲得した後の「余剰戦力」の放出という
感じで ベンチに座る機会の多くなったエジルを出してしまったわけですが、
これが大失敗だったと 言われることになるかもしれません。
ベイルもまだマドリーにフィットしているとは言えませんし・・・

私個人的には エジルはジダンの後継者になり得る才能と技術と
視野の広さ、パスセンス、ボールタッチの柔らかさを持った選手だと
思っていたので マドリーのファンとしても 残念なことでした。


しかし、今のエジルのプレミアリーグやCLでの輝きを見ていると、
W杯を前にして、ベンチではなく、やはりチームの主力として活躍すべき
選手だと思いますので、この移籍はエジル本人にとっては
ベストな選択だったでしょうね。


さて、明日の早朝は グループA~Dのグループリーグ、第2節が行われます。
また 早起きして観戦するつもりです。
楽しみです。

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