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2013-01

2/1より輸入牛肉の月齢制限緩和 20か月→30か月へ

これは自民党政権が決定したことではなく、民主党政権だったころにすでに
報道されていたことですが、来月2/1より、米国産等、輸入牛肉への月齢制限が
従来の「20か月以下」から「30か月以下」に緩和されることになりました。

米産牛肉輸入規制 緩和を決定


外食産業等で米国産牛肉を使用しているところや米国の食肉産業にとっては
嬉しいニュースなのでしょうけど、消費者の立場としては 複雑ですね。

緩和するならば 外食産業も含めて産地がきちんと表示されて、
消費者がその情報をもとに選べるようにできる という前提が必要では
ないでしょうか。

日本では 全頭検査をやっていたときに21ヶ月齢と23ヶ月齢の若い
牛からBSEが見つかったことがありました。

なんで、今まで「20か月」という月齢になっていたかというと、
20か月以下であれば、BSEが見つかる可能性がゼロとはいかないまでも
限りなく低い というのがあったからです。

英国での成績では BSEは24カ月齢以下での発症例は0.006%以下
(約177,500頭中10頭)、
30カ月齢以下では0.05%(81頭)で、そのうちもっとも若いBSE例は
20ヶ月齢です。

月齢20か月での発症例は0.006%以下に対し、
月齢30か月以下になると、0.05% に上がるのです。

この0.05% という数字を 「十分無視できるほど小さいじゃない」と
受け止めるか、それとも 「安心できない」と受け止めるかは
人それぞれ なのです。

ですから、表示を見て、消費者が選択できるようにする というのが
一番大事なのではないでしょうか。

日本では かつては 全頭検査 が行われていましたが、
平成17年より、「全頭検査」はやめて、
月齢21か月以上の牛だけをBSE検査することに変えましたよね。

米国では 出荷する牛肉の頭数が日本とはけた違いなので、
ほとんど BSEの検査はされていない というのが実情です。

それなのに、外食産業等に対する表示義務も課さずに、こう簡単に月齢制限を
緩和してよいものでしょうか・・・?

きっと 民主党政権の時から始まったTPP交渉参加 へ向けての下準備なのだと
私は思っていますが・・・。

また、米国産牛肉の輸入緩和制限が30か月以下になるのに伴って、
国産牛のBSE検査対象も 21か月以上から31か月以上へと
緩和されるということですよ。
(月齢30か月以下ならばBSE検査対象にならない)


気になるニュースとして、日本人は 欧米人よりもBSE(牛海綿状脳症)の
病原(プリオン)と結び付きやすい遺伝子型を持っている人が多い
というのがあります。


+++++++
日本人は欧米人に比べてBSE(牛海綿状脳症)の病原(プリオン)と結び付き
やすいことが二十七日、厚生労働省のウイルス感染調査研究班の報告書からわかりました。
個体識別や生産履歴追跡システムのない米国から全頭検査なしの輸入再開圧力が高まるなか、
関係者からは「日本人は発症する可能性がきわめて高い。BSE対策の全頭検査は
譲れない」と、懸念する声が上がっています。

 同省の特定疾患遅発性ウイルス感染調査研究班の北本哲之東北大学大学院教授が、
世界で発生したBSEと同じ病原(プリオン)によるv(変異型)CJD(ヤコブ病)
発症者の遺伝子型を分析した結果、「際立った特長として、v(変異型)CJDでは
今のところ検査した八十七症例ですべて」が同一の遺伝子型(MM型)の発症だった
事実を突き止めました。

 BSEの病原が体内にはいったとき、発症にかかわる遺伝子型はMM型、MV型、
VV型の三つのタイプに大別できることがわかっています。

 報告書によると、発症者と同じ遺伝子型(MM型)をもっているのは、欧州全体では
人口の37%程度。イタリアでは45%、オーストリアでは43%、フランスでは
36%でした。ところが、このMM型を持つ日本人は93%にものぼっていました。

 この結果について、九州大学大学院の村井弘之医師は、発症例のない日本でも
「今後変異型CJDの患者が発生する可能性は十分にありうる」
「日本では実にMM型が90%以上である。このことは、日本人の方が
v(変異型)CJDに親和性が高い可能性がある」(学術誌『臨床検査』四十六巻十二号)
と紹介。遺伝子型について、村井教授は「血液型みたいなものと考えていい。
日本人はA型が多いように、MM型は日本人に多いタイプだ」と説明します。


BSEと同じ病気 “日本人発症しやすい” 厚労省研究班
+++++++


また、クロイツフェルト・ヤコブ病とアルツハイマー(認知症)が一見、症状が
似ているために、アルツハイマーと診断された患者が 死後に解剖してみたら
ヤコブ病だった という事例も米国で報告されているようです。


+++++++

来日中のビルサック米農務長官は9日、東京都内で記者会見し 
「米国では過去3年間、牛海綿状脳症(BSE)が発生しておらず、
過去20年間でも3件しか発生していない」として、米国産牛肉の安全性を
強調し、米国産牛肉の輸入制限緩和を求めた。

2001年アルツハイマー症で死亡した患者46人の解剖検査を行なったところ、
そのうちの6人はアルツハイマー症ではなく、狂牛病だったことが判明。

現在、アメリカ中には約400万人のアルツハイマー症の患者がいますので、
この計算で行けば、52万人もの狂牛病患者がいることになります。

日本には今現在、認知症・アルツハイマーの患者さんが約170万人いると
されています。

市民団体アース・アイランドはアメリカ国内では、ヤコブ病が年輩者を中心に
多発しているのにそれがアルツハイマー病に似ているため、アルツハイマーと
誤診されてた例が相当数にのぼるとしている。


2001年1月25日、アメリカの獣医団体は「狂牛病は、すでにアメリカに
広まっている可能性がある」と、衝撃的な警告を発した。
アメリカ政府はこの疑惑をうち消すのに躍起だった。

ニューヨーク郊外の人口1万1千人の町で、わずか9年のあいだに10人が
狂牛病に似た症状で死んでいたことが明らかになった。
しかも彼らを追跡調査したところ、全員が同じレストランでステーキを
食べていた。

実はチェリーヒル以外にも、クロイツフェルト・ヤコブ病の集団発生が
起きている。

1986~90年 ペンシルバニア レイアレン地区で18人
1989~92年 ペンシルバニア アレンタウン地区で15人
1996~97年 フロリダ タンパ地区で18人
1999~00年 ニューヨーク州 ナッソー地区で12人
2001~02年 オレゴン州全体で14人

「アメリカ農務省は他にもBSEの牛がいることを見つけているが発表していない」
とある議員が話していたという。 
「情報を隠蔽してしまう体質が農務省の最大の問題点です。
また、消費者やマスコミが声を上げて問題を追求することもままならない

中小の精肉加工業者の6割が全頭検査を望んでいます。検査に反対しているのは
農務省を意のままに動かしている巨大な精肉加工業者

日本などに向けた輸出分から順にキットによる全頭検査をしていく計画を示し
農務省に許可を申請した。
ジョン・スチュワート社長によると一頭あたりの検査費用は約20ドルで
済むという。 だが、農務省はこの申請を却下しただけでなく、もしも業者が
勝手に全頭検査に踏み切った場合、刑事責任を含む法的な措置をとると
脅かしてきた。

米国では、牛海綿状脳症(BSE)が過去20年間でも3件しか発生していない?
+++++++

この輸入牛肉に対する月齢制限緩和は まだ 外食産業、加工食品への産地表示の
義務付けなどの法整備をきちんと整えてからでも遅くはないと思います。

あまりに拙速すぎるのが 心配なところではないでしょうか。
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