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2012-12

石原氏、維新のブレーンを「好きじゃない」と一蹴。

「太陽の党」と合流以降、ブレまくっている「日本維新の会」の政策ですが、
維新の会のブレーンになっていた古賀茂明氏は 石原慎太郎氏など太陽の党の
人たちと「決別」すべきと橋下さんに苦言を呈しているようですね。


古賀茂明氏: 維新の会は変質したのか


「維新」が当初、発表していた政策には 驚くようなものがあって、
たとえば

「相続税100%」とか、「最低賃金制度の廃止」、「解雇規制の撤廃」というような
ものです。

「相続税100%」ということは 親が亡くなったら その預金や保険だけでなく
その住んでいる家や土地も国家に全て取られるということですよね。

これが実行されれば 本当のお金持ちは 海外へ資産を移すでしょうから、
苦しむのは私たち庶民です。とんでもないことですよね。

また、「最低賃金」制度の廃止と「解雇規制の撤廃」、これは
企業が どんどん 労働者の首を切りやすくして、また、安い賃金で雇用できる
ようになるということですよね。

これが実行されても 恐ろしいことになるでしょう。

今でも「最低賃金」で 働くのは 生活保護レベル以下の収入しかありませんよ。
たとえば 私が住む福岡県では「時給701円」というのが平成24年10月13日時点の
最低賃金です。
8時間働いて、1日に5,600円ほどの日給。月に22日働くとすれば、月に12万3000円ほど
の収入しかありません。

それに対し、生活保護受給世帯は いくらもらっているでしょうか?

単身でも13万円くらい貰っている方が多いですね。しかも、医療費無料、医療機関に
通院するときの交通費補助、学用品購入の補助、出産費実費支給、
就労に必要な技能の修得等にかかる費用扶助、
冠婚葬祭扶助など、様々な「特典」まで付いている状態です。

今でも そんな状態だから、 まだ若くて働ける人たちが 働かずに生活保護に
頼っている人が大勢います。
また、一度生活保護を貰い始めると、働くのが 馬鹿らしくなるようですね。

それなのに、もっと最低賃金を下げる ということは 
ますます生活保護受給者を 無駄に増やすことになるだけですよ。

大阪市は 全国一 生活保護受給世帯の率が多く問題になっているのに、
その大阪市を預かる橋下市長がこんな 行き過ぎた「弱肉強食」政策を謳うとは 
呆れてしまいます。

なぜ「維新」が そこまで 新自由主義的な弱肉強食の政策を作ったのか
というと、彼らのブレーンは あの竹中平蔵氏だからです。

竹中さんは 現在 人材派遣会社のパソナの会長 という職についています。

つまり、解雇規制の撤廃や 最低賃金制度の撤廃で労働市場で
目まぐるしく人が入れ替われば入れ替わるほど、企業と労働者の間を仲介している
人材派遣会社が儲かる ということですね。

先日11月30日に、自由報道協会主催で面白い記者会見がありました。
石原慎太郎氏の記者会見です。

維新の政策に書いてあった原発の「フェードアウト」を石原氏が知らなかったことが
話題になりましたが、それだけではありませんでした。

「解雇規制の撤廃」や「最低賃金制度の廃止」についても知らなかったようですね。

この記者会見で 石原氏は 「維新」のブレーンである竹中氏を
「俺、竹中って好きじゃないんだ。」と言っています。

以下はジャーナリスト、田中龍作氏のサイトから転載。

+++++++

「維新の背後に竹中平蔵あり」。マスコミが仄聞として伝えていたが、
党のトップである石原慎太郎代表がそれを明らかにした。
石原氏は、竹中氏がマニフェストを書いていると認め、
「大阪の連中(橋下徹大阪市長ら)が竹中を神様のようにあがめ立てている」と
話したのである。30日、都内で開かれた記者会見で筆者の質問に答えた。

 田中と石原代表のやりとりは次の通り――

田中:日本維新は選挙公約として「解雇規制の緩和」「最低賃金制度の廃止」を
あげている。今や労働者の3割以上が非正規で、非正規労働者の半分以上が
年収200万円以下。
もし維新の政策が実施されれば、彼らはパンも住宅も失うことになりはしないか?

石原:「大阪の連中(橋下大阪市長、松井府知事ら)が一所懸命考えたが、
非常に未熟な所があってね…(後略)」

石原:「(賃金低下に)歯止めが効かなくなるの?」
「そりゃマズイわね。未熟な所がたくさんある。(選挙公約は)骨太の何項目かにして、
あとは皆で討論しようということにしていたのだが…」

田中:(橋下氏らは)世間知らずにもほどがある。

石原:「そうなんだ。(橋下が)10ページもの公約集を発表するなんて言った時、
『やめろ』って言ったの。『君(橋下)が(政権公約を)作ったことは多とするけど、
(中略)理念に走り過ぎる所があって、実現不可能だぞ』って。
(田中の)仰る通りだと思います」。

田中:竹中(平蔵)さんが書いてるからですよ。 
 
石原:「そう(頷きながら)。俺、竹中って好きじゃないんだ。(会場爆笑)
あれ(竹中)が、こういうの(選挙公約を)全部書いてあるのが分かる。
これ(竹中は)ね、口説の徒でしかない」。

田中:日本をズタズタにした小泉改革と同じじゃないですか。

石原:「だからね、あんまり竹中を信じるなって。
『そりゃ止めろ』って言ったの。彼らにとって神様みたいになってる。
コンサルタントの堺屋太一なんか首かしげてる。
発言力を認められないのかなあ。これ(竹中)に対しては批判的ですよ」。

田中:石原さんの晩節を汚すことになりますよ。

石原:「そんなことさせないよ」。

維新・石原代表 「橋下にとって竹中は神様みたいになってる」
+++++++

この石原氏の会見の様子を全部見たい方は下記のリンク先動画(ニコニコ動画)を
ご覧ください。ご機嫌な様子で饒舌にしゃべる石原氏、なかなか面白いです。

2012.11.30 石原慎太郎 「日本維新の会」代表 記者会見 主催:自由報道協会


そして、この石原氏の発言に影響されたか、「維新」は
「最低賃金制度廃止」について、
「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」と、文言を変更しました。

+++++++

日本維新の会が衆院選政権公約の「政策実例」として掲げた「最低賃金制度廃止」に
ついて、「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」と変更していたことが
4日、分かった。

 幹部によると、制度廃止について、野田首相(民主党代表)が
「ワーキングプア(働く貧困層)を作り出すだけ」などと批判していることを
受けたという。

維新公約、最低賃金「廃止」を「改革」に変更
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上記の記事では 野田総理に批判されて公約を変えたかのように書いてありますが、
実際は 代表の石原氏からの要望でしょう。

とにかく、維新が 掲げている 行き過ぎた 自由主義は 危険すぎます。

2004年、竹中氏がブレーンとなっていた小泉内閣の下で、
製造業への派遣を許可してから、どうなったでしょうか。
民間給与は減り続け、非正規労働者の率は上がり続けました。

平均給与の推移

正規雇用者と非正規雇用者の推移

こうやって一度ゆるめた規制は 元に戻すことは ほぼ不可能でしょう。

だから、「解雇規制の撤廃」と「最低賃金制度の廃止」は
とんでもないことなのです。

竹中平蔵氏は こんな↓発言もしています。

+++++++

みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。
何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。
その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。
ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな
」と。

竹中平蔵(下)「リーダーは若者から生まれる」
+++++++


経団連は 日本は人口が今後減少していくから、労働力のために 中国などから
移民を1000万人受け入れよ、というようなことも言っているようです。

「最低賃金制度の撤廃」というのは 労働者がますます貧しくなる、働く意欲も
低下し、結果、生活保護受給世帯が増える というだけでなく、
海外からの安い労働力によって日本人が職を奪われることを意味します。

そんな日本に 誰がしたいのでしょうか?

日本維新の会、その国家解体的政治志向

 
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