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2011-10

JCO事故から12年

早いもので、JCOでの臨界事故から9月30日で12年も経ったのですね。

JCOの事故では 3人の労働者が大量の放射線を浴び、そのうち2人が病院での
「人体実験」ではないかとも思えるような壮絶な治療の末、苦しみぬいた後に
死を迎えました。

さらに600名を超す人々がヒバクさせられ、30万人が屋内退避したという事故は
当時 原発に無関心だった私にとっても衝撃的なものでした。

下記の動画は 事故で亡くなられた大内さんの記録です。
事故直後は すこしむくんでいるかな、という程度で、お元気だったようですが、
その後の経過が、あまりにもかわいそうで、目を覆いたくなるような治療の記録です。










10/2、JCO臨界事故12周年の集会が茨城県水戸市で開かれ、東海村の村上村長が
素晴らしいメッセージを発表されています。

+++++++

【人の命を超える国策などあってはならない】

東海村長 村上達也

ついに危惧していた事故が起きてしまいました。昭和20年科学者中谷宇吉郎博士は
人類の原子力利用に「地球上ではその創成以来堅く物質の究極の中に秘められていた
恐るべき力。人類は開けてはならない蓋を開けてしまった」と警告していた。
そのことを日本人自らの手で起こしてしまいました。

この福島原発事故の前に1979年アメリカスリーマイル島原発で、
そして旧ソ連チェルノヴィリ原発で恐るべき事故が起き、多くの被曝者、犠牲者を
出していたのに。
そして東海村でも1999年にJCO臨界事故が起こり2名の死者、多くの一般市民の被曝者を
出していたのに、なんてことでしょう、日本人はまたもやアジア太平洋戦争の過ちと
同じ過ちを犯してしまいました。

福島原発周辺の人たち10万人強の避難者は、今もなお将来の当てもなく漂流しています。
生活の基盤である故里を失い、子供の将来に心を痛め、何もかも失う恐怖に慄いています。
「国破れて山河あり」、その山河は原発事故の後も以前と変わらず昔のまんまなれど、
そこで暮らしは営めぬ。こんな不条理が許されていいのでしょうか。

故里を追われた人たちの心情は私の想像を絶するものがあります。この人たちの救済に
ついて政府に問うたところ「損害賠償は誠意を持ってやる」という答えでした。
損害賠償だけですか?カネで償える話ではないのに、なんと心のない回答でしょう。
先の大戦で人間の命を紙屑のように扱い、中国はじめアジア各国で2,000万人以上、
日本人380万人の死者をもたらした戦前のエリート軍人の感覚に同じであります。
人の命は「鴻毛よりも軽し」か。

原発政策は大上段に「国策」と言われています。
そしてこれを議論するとき必ず出てくる言葉は、「経済はどうする」
「産業は空洞化する」「便利快適な生活をやめるのか」「夏場の電力はどうする」
等々でありますが、実は今と同じことが、この国では31年前のスリーマイル事故後の
時にも言われたようであります。

日本人は「国益」「国為」という言葉に弱いようですが、今度こそ命、
それは人間だけでなくあらゆる生きとし生けるものの命を第一に考えられるよう
頭を切り替える時であります。
日本人も福島原発事故から原発による繁栄は「一炊の夢」でしかないことを知るべき
であります。

最後に、「JCO臨界事故12年集会」のご盛会を祈念すると共に皆さまのご努力に
敬意を表し、そして福島原発事故の犠牲者の速やかな救済を願い挨拶といたします。

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村上村長は、9/30にこんな発言もされています。

東京電力福島第1原発事故について「JCO事故時と同様、政府、東電の対応は
全くなっていない」と指摘。
村内にある日本原子力発電東海第2原発の30キロ圏内の人口が100万人規模で
あることに触れ「こういう地帯に原発があっていいのか」と述べた。

JCO臨界事故:国を痛烈批判 茨城・東海村で臨時の朝礼

東海第二原発は あの地震のとき、実はかなりヤバい状況だったのです。

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「あと40センチで発電機が水没する!」
東海第二原発でも「全電源喪失」寸前だったことを東海村村長がテレビで暴露

寒気がした。背筋がぞうっとした。東海第二(原発)が、あと40センチで水中ポンプの
発電機が水没するというのを聞いたとき。
全電源喪失。われわれ(東海村)も、(福島第二に近い)双葉町、大熊町、富岡
町、浪江町などと同じ壊滅状態になっていたのです。
(東海第二原発は)東京との距離が福島第一原発の220キロとは半分の110キロ。
(もし福島第一原発と同様の事故が東海第二で起きていたら)これで日本は
成り立つのかと思った。

3月11日。東海第二原発も津波に見舞われた。非常用電源によってかろうじて
冷却されていたものの、その唯一の命綱ともいえる非常電源の発電機に津波が
迫っていたのだ。そう、あと40センチで水没し使用不能となるところまで。

http://akiba1.blogspot.com/
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3/11の地震では 東海第二だけでなく、あとわずかの危機的状況ところで
助かった原発が 他にもいくつかありますよね。

福島第二、女川、東通 もそうだったでしょう。

神戸大学の石橋克彦さんがおっしゃる通り、地震付き原発 というのが日本の
状況です。

「世界中で ここだけには 原発を立ててはいけない」というのがプレート4枚が
ひしめく上に乗っている日本列島。

日本は 明らかに 地震の活動期に入ったと思います。
広瀬隆さんがおっしゃるように、自然エネルギー等と、代替エネルギーを
悠長に考える時間は もうないのかもしれません。

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