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2011-08

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環境省が汚泥や焼却灰の埋め立てに使える基準を大幅緩和。

全国のゴミ焼却場や下水処理場にたまっていく一方の高濃度放射性物質の汚泥、
環境省が埋め立てに使える基準を8000ベクレルから10万ベクレルに上げる事を
検討している・・・というニュースは 先日 ブログに書きましたが、
やはり、10万ベクレルに基準が上がってしまいました。

汚染焼却灰 10万ベクレル以下埋め立て

8千ベクレル超10万ベクレル以下の焼却灰を埋め立てる場合、地下水などの汚染を
防ぐため、セシウムと水が接触しないよう対策を取り、排水のモニタリングなど
長期的な管理を行う必要があると指摘。埋め立て方法については、
(1)セメントを混ぜて固める(2)耐久性がある容器に入れる(3)隔離層を
設置する(4)屋根付きの処分場で埋め立てる-などの措置を求めた。

と、ありますが、セシウムが出すγ線は薄いコンクリートならば
透過しますし(透過しないようにするには50センチの厚みのコンクリートが必要)、
セシウムは水溶性なので、雨水で地下水に流れ出しやすいのではないでしょうか。

東日本を中心に、下水処理場やゴミ焼却場が 高濃度汚泥のために 放射線管理区域とか
それ以上の線量になっていて、汚泥の持って行き場がなく、困っているのは分かります。

しかし、わずか1キロの汚泥から1秒間に上限10万回も放射線が出ているようなものを
埋め立ての材料に使っている埋立地って・・・こんな埋立地に 誰が立ち入りたいですか?
そんな無茶苦茶なことを認めるのなら、そのようなものが使用された埋立地には
立て看板などでベクレルを表示して、子供や妊婦が立ち入らないように注意を促す、
とか、最低限 やるべきでしょう。


もう 汚染を日本全土に広げるためには何でもあり、という感じで、無茶苦茶すぎる。

高濃度汚泥や焼却灰は 福島第一原発の敷地内やその周辺でドラム缶やコンテナに
入れて長期間管理するのが基本ではないでしょうか。

原発敷地内だけで無理なら、原発が立地する自治体であり、しかも高線量で戻れる
見通しの立たない、双葉町、大熊町の土地を政府が借り上げて中間貯蔵施設を・・・と
いう案もあるようですから、そこに持っていくしかないでしょう。

首相「中間貯蔵施設を福島に」=汚染廃棄物、知事に要請

それを菅さんに言われて、福島県知事の佐藤雄平さんは怒っていらっしゃいましたが、
福島県内が駄目なら、じゃあ、いったい 日本のどこで処分しろと?

住民の皆さんは 原発事故の被害者であって、大変お気の毒ではありますが、
原発立地のときに保証金や土地買収で数千万単位のお金をもらった方も多いと思います。
今後も 住めない場所は 政府が借り上げるという方針ですから、安定して地代が
入ってくるということで、東電からの賠償金や今後政府が払うという地代を元手に、
新しい地で生活を再建するしか、ないと思います。

厳しい言い方かもしれませんが、それが 町に原発を誘致し、立地を許した責任でも
あるかもしれません。
元の家に二度と戻れなくなって、国が土地代払って借りてくれる地域は まだ恵まれて
いるかもしれません。
原発立地の時にお金をもらったこともなければ、避難地域にも指定されずに 自主的に
避難したので何の金銭補償もない方が何万人もいらっしゃいます。
本当にお気の毒なのは そういった方達です。

これから何十年と人が住めない地域が出来てしまったのだから、そこに貯蔵施設を
作り、廃棄物や汚泥やガレキを処分するしか方法がないでしょう。

ガレキ処分の問題について、ガンダーセン氏が語ったビデオがありました。
是非ご覧下さい。

ガンダーセン博士 8月21日 がれき 焼却で 汚染拡大



なお、上記のビデオの中で、ガンダーセン氏が 硫黄35が出来るプロセスを
「ナトリウムの核にひとつの中性子がぶつかり、・・・」というところは
「塩素の核にひとつの中性子がぶつかり・・・」の間違いです。
(これについては ご本人が後日 言い間違いを訂正されているビデオがありました。)
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出世した御用学者

長崎大学の山下俊一氏は この原発事故で 最も非難を浴びた御用学者のひとりと
言ってよいと思いますが、福島県の「放射線健康リスク管理アドバイザー」に
就任した後、福島県立医科大学の副学長に就任していたのですよね。
この件については以前のブログでも触れました。

福島県にお住まいの子供を持つ父母たちから、解任の署名活動までされたのに、
えらく出世されましたねぇ~。

福島県立医科大学と言えば、福島県では 地元の開業医たちも この大学の協力が
ないと医療が成り立たない というぐらいの大学病院だそうで、そこの副学長に
山下氏が就任し、なんと山下氏の鶴の一声で、1000億円の予算がついた事業が
立ち上がったそうですよ。もちろん全額 国民の税金からの出費です。

「下手な大臣より権限がある。」
「誰が後ろで動いているのか。福島県知事からの招きがあったのは確かだが、
それだけとは思えない。恐ろしい権限を持った人間が福島を動かしている。」
「医者は誰も「おかしい」と声をあげられない。口をつぐんでいる。」と、
おっしゃるのは 「子供を放射能から守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さん。

山下俊一氏といえば、「ミスター100ミリシーベルト」とか、「ミスター大丈夫」とか
揶揄されているくらいの、福島県内で行った公演で発した数々の妄言が有名です。

「放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には来ません。 クヨクヨしてる人に
来ます。」
「100ミリシーベルトまでは大丈夫。」
「何十ミリシーベルト/毎時だったら、子供を外でどんどん遊ばせてください。
100ミリシーベルト/毎時になったら警戒しなくてはいけません。」

「100ミリシーベルトまでは大丈夫。」というこの発言は 
「年間100ミリシーベルト」のことだと思っていたのですが、
なんと 「毎時100ミリシーベルト」まで大丈夫、なんてすごいことをおっしゃって
いたのですね。

これについては 福島県のホームページに こっそりと 訂正の言葉がありました。

訂正:質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を
及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、
訂正し、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません

福島県放射線健康リスク管理アドバイザーによる講演会

3月下旬から4月頃、山下俊一や高村昇氏らが 福島県内のあちこちで「大丈夫」と
講演をやっていたとき、広瀬隆さんと連絡を取り合っていて彼らの発言は「おかしい」と
感じていた中手さんが質問すると、「帰れ!」と、その場にいた市民から 逆に
罵倒されたそうです。

それくらい、福島の人たちは 御用学者たちの「大丈夫」という言葉を
藁にもすがる思いで、信じたかったのだと思います。

広瀬隆さんや市民グループの活動によって、御用学者たちの化けの皮がはがれて、
今となっては 山下氏も市民の前で講演できなくなっているそうですが、その山下氏も
1年半前には 20歳以下の人は年間10ミリでも影響がある という論文を書いていた
そうですね。

それが なぜ 原発事故後に立場が変わったのか・・・?

中手さんの話によれば、「こんなときに一番逃げ出したくなるのは医者。
医者が逃げ出さないように政治的な判断だった」ということらしいですが・・・。

ドイツの雑誌「シュピーゲル」のインタビューでは 山下氏はこんなことも語って
います。

+++++++
シュピーゲル:あなたは福島県から招聘されて、被害地域の住民に放射線リスクを
伝える仕事をしてきた。一番最初に「放射線の影響はにこにこ笑ってる人には来ない、
くよくよしてる人に来る」とおっしゃったが、あれはどういう意味だったのか。

山下:あれは3月20日の最初の集会でしたね。本当にショックを受けましたよ。
皆さんあまりに真面目で、誰も笑わないんですから。
+++++++
放射線研究で世界に冠たろうとする山下俊一教授、独シュピーゲル誌とインタビュー

そのときの福島県民の心境を考えたら、「冗談」で済まされる問題ではないですよね。
本当にひどいと思います。

下記の動画、東京都台東区での市民集会でのものですが、是非ご覧下さい。

日立の圧力容器設計者だった田中三彦さんによる原発事故の解析は さすがです。

田中さんが発した質問に対して 東電は反論できるならば してほしいと思います。

東電や保安院は あくまで 今回の原発事故は津波が原因であるとしたいようで、
配管が地震で壊れた というのは認めたくないようですが・・・。

その後の中手さんの講演の内容は 山下俊一氏の話の部分が興味深かったので、
この記事で少し紹介させていただきました。

全部で5本のビデオです。
1)が 田中三彦さん、中手聖一さん の講演
2)~5)が 小出裕章さんの講演です。

小出さんの講演については 今まで動画などでご覧になられたことがある方は
内容が重複している最初の2)はとばして、3)以降をご覧になられるとよいかと
思います。

1) 2011/8/27 第2回核・原子力のない未来をめざす市民集会@台東 田中三彦 中手聖一
2) 2011/8/27 第2回核・原子力のない未来をめざす市民集会@台東 小出裕章
3) 2011/8/27 第2回核・原子力のない未来をめざす市民集会@台東 小出裕章
4) 2011/8/27 第2回核・原子力のない未来をめざす市民集会@台東 小出裕章
5) 2011/8/27 第2回核・原子力のない未来をめざす市民集会@台東 小出裕章

広島型原爆の168個分の放射性セシウムが放出されていた。

もうすでにテレビでも報道されていますので、ご存知の方も多いと思いますが、
福島第一原発事故で放出された放射性セシウムの量は広島型原爆の168個分 だと
いうことが保安院から発表されました。

福島第一放出セシウム137 広島原爆168個分

児玉教授が国会でおっしゃっていた「29.6個分」よりもさらに多かったですね。
暗澹たる気持ちになりました。

児玉さんの話によれば 
原爆の場合は 瞬間的に大量の中性子線を出して崩壊するので、1年後には 
放射性物質の量は 1000分の1に減ったそうです。

しかし、今回の原発事故では1年経っても10分の1にしか、ならないそうで・・・。

政府の原子力災害対策本部は 学校、公園などの子どもの
生活圏の除染を優先し、今後2年で現在より被ばく量を60%減らすとした、
除染の方針を発表しましたが、そのうちの40%は 風雨で自然に減るものと
試算しているのですよね。(ですから、除染して減らすのは実質20%という
方針です。)
放射線年1ミリシーベルト目標=子どもの生活圏、2年で60%減-除染基本方針
放射線量、除染なしで2年後に4割減 対策本部が試算


また、風雨の影響で40%減るだろう、という考えも 甘い可能性があります。
海外の報道では チェルノブイリの経験から、予想よりもセシウムが減っていない
という報道もあります。

セシウム137の半減期は30年だから、それに加えてセシウム137の環境全体を含めた
生態学的半減期、すなわち環境内移動、風化、生物による移動等のプロセスによって
ある地域の環境から、セシウムの半分が消失する時間は30年以下になるはず。
しかし、チェルノブイリ近郊の土壌中のセシウム量はそれほど早くは減少していないと。

科学者たちが、彼らがセシウムの「生態学的半減期」と呼ぶものを計算したところ、
それは「180年から320年」の間であると。

Chernobyl Exclusion Zone Radioactive Longer Than Expected


それに、水分や粘土質の多い日本の土壌では、思ったより早く地中深くまで
セシウムが浸透しているようです。すでに地中15センチの深さまでは 入っている
ことが分かっています。

地中深くに入っているということは それを植物や木々が吸い上げ、葉っぱや実を
落としたときに、また放射性物質を地表面に落とし、それが地中に潜り込み・・・という
過程を繰り替えすことを意味しているのではないでしょうか。

セシウム浸透速度、想定より速い=水の0.1倍、放射能土壌汚染-東大

「除染」を否定するわけではありませんが、除染よりも やはり 避難のほうが
早いのでは・・・。

除染はアスファルトの多い都会では ある程度有効ですが、山や森林の多い地域では
無理があると思います。

公演や幼稚園、保育園を除染しても 周辺の木々や山に降り積もった放射性物質が
風雨でまた降ってきて、また除染しても また降ってきて・・・というのを
繰り返すからです。

下記の動画で そのようなことをおっしゃっているのは
日大の生物資源科学部 講師 小澤さんです。


玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの...


玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの...

お仕事の都合や経済的な問題で、避難できない方が たくさんいらっしゃるのは
分かりますが、結局 放射性物質は すぐに無くなるわけではなく、「除染」しても
別のところに移動して、そこから放射線を出すだけなので、「除染」という言葉に
過度に期待はできないと思いました。

牛の産地表示にもあった「抜け道」

出荷した都道府県が産地となる豚や鶏と違って、牛は「個体識別番号」があるので、
それを調べると産地のごまかしはできないのかと思いきや、抜け道があったことが
分かりました。

牛の産地は 一番長く肥育されたところが「産地」になるのですね。

福島県で原発から20km以内の家畜の移動が禁止されていた時期にも20~30kmの
範囲の牛がたくさん出荷されていたことが分かりましたが、その中には
月齢12ヶ月未満の子牛もたくさんいて、子牛のセリ市が通常通り、月に2回、
行われていたそうです。

月齢12ヶ月未満の牛が 何百頭も 三重県、島根県、佐賀県などの畜産業者に
買われていきました。

それが 移動した先で 福島県にいた月数よりも長く育てられ出荷された場合、
移動先の都道府県が産地となってしまうのです。

このような「抜け道」がありますから、西日本産の表記でも もはや安心はできません。

小さいお子さんがいらっしゃって 内部被曝について心配なご家庭は 肉に関しては 
牛、豚、鶏 全てを海外産のものにしたほうがよいと思います。

食肉の問題では「稲わら」と、それを食べた牛 だけがスケープゴートにされた感が
ありますが、それも 国民の目を欺くためではないかとも言われていますよね。

牛の場合は過去にもBSE問題があって、個体識別番号があるので、全頭検査という
事態になっても、対応できる と思ったのでしょう。

でも、豚や鶏の場合は 出荷される数が 莫大すぎて、識別番号もなく、対応が
できない。
豚や鶏に影響が及ぶことを避けたいがための"犯人"にされたのが「稲わら」でもあると
思います。

豚や鶏は 一般的に、輸入の配合飼料が餌で、稲わらを食べませんからね。
昔は 豚に残飯を食べさせたりとか、よくしていたそうですが、今は それを
すると、肉質が悪くなるので、豚に残飯は与えないそうです。

しかし、地震や原発事故の後、福島県での物流が滞り、配合飼料も届かず、困った
生産者の皆さんの中には 豚に農家からもらった野菜や残飯を与えていた方も
多いようです。

その与えた野菜や残飯が汚染されていたり、水道の水ではなく、沢から引いた水を
与えていたりすると、豚も内部被曝している可能性が高くなります。

牛、豚、鶏以外の肉については 野生のものを捕まえるだけに、もっと危なそう
ですね。

下記は野生のイノシシ肉の汚染のニュースです。
野生イノシシからセシウム 宮城県
放射性セシウム:イノシシ肉から検出 福島

あと、食肉異常に深刻かもしれないのは やはり海や海産物の汚染です。

カナダ政府が福島原発事故の影響を懸念して、西海岸の秋鮭を放射能検査するらしいです。

下記はいわき市沖の魚貝類汚染のニュースです。

いわき沖・魚介類6点、アラメがセシウム基準値超

日本の政府や自治体が公表しているのは ほとんどヨウ素とセシウムの検査結果ばかり
ですよね。
ですが、やはり懸念していたのは骨に蓄積するというストロンチウム90です。
中国国家海洋局の調査でストロンチウム90によるイカの汚染も見つかっています。
イカから29倍の放射性物質=福島沖の水産物検査強化へ―中国

下記も中国による調査です。「(放射性物質に)汚染された海域は日本が発表した影響範囲を
はるかに超えている。」との発表です。
「放射能汚染海域、日本の発表超える」 中国側が見解

海洋汚染の問題は 本当に深刻です。
ジャーナリストの上杉隆さんの話では 日本は 今後 たくさんの環太平洋国から
海洋汚染の問題で、損害賠償請求されるだろうと、おっしゃっています。

中国やアメリカ、ロシアなど、過去に何百回も核実験を行っていた国々から、
偉そうに言われたくはない!と思いますが 海の放射能汚染に関しては 過去最悪の
海洋汚染と言われ、対岸のアイルランドから政府が訴えられた、イギリスの
セラフィールド再処理工場からの汚染排水垂れ流しやチェルノブイリよりも 
はるかに酷い状況だと思います。

原発事故後に交付金のばら撒き方を変更する法改正が行われていた。

経済産業省と文部科学省が、今回の福島の原発事故の1か月後の事ですが、原発の
立地自治体などに交付金を支給する規則を全面的に変えていたことが分かりました。

改正のポイントは 原発を新しく設置する場合、その自治体に今まで与えられて
いた交付金の額を増やすということ、そして すでにある原発の場合は 今までだと
その大きさに応じてお金が支払われていた。ところが今度は それぞれの原発が
発電をし、その発電の実績に応じて交付する金額を決めるというもの のようです。

要するに、定期検査などで止めてる期間はなるべく短くして、どんどん運転することに
よってまた金をばら撒くぞ、という仕組みですね。
定期点検や故障などで長く停止してしまったら地元の交付金は減ってしまうという
わけです。

福島原発事故が起こり、今後原発の新規着工も なかなか難しいでしょうから、
立地を受け入れる自治体への交付金も増やして、お金や雇用がほしい地方自治体を
余計に「シャブ漬け」にしようという魂胆がミエミエ。

しかも 今回の交付金のルール変更は 資源エネルギー庁がどのように発表したかとい
記者発表もせず、「官報」と言う書類に告示をしただけ。

「官報」なんて、いったいどれだけの人が目を通すでしょうか?
中身を詳細に見ないと 今までとどういうふうにルールが変わったか分からないと
いう姑息なやり方で、チェルノブイリと同等のレベル7に今回の事故の評価が
引き上げられたその翌日にこのような法改正を行いました。

先日 残念ながら 定期点検から通常運転に入ってしまった泊原発ですが、泊村の
原発関連収入は 村の収入の7割です。

お金や雇用と引換えに、村民たちは 健康を売ってしまったのでしょうか。
泊村は 北海道の中で 一番ガン死亡率が高いそうですよ。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-799.html

佐賀県の玄海原発がある玄海町は原発関連の収入が6割。

玄海町の場合は 白血病が全国平均より突出して多いそうです。
玄海原子力周辺で白血病が多い

肉牛の出荷停止が全面解除された。

こんなに簡単に出荷停止が解除されていいものでしょうか?
福島、岩手、栃木の3県産の肉牛の出荷停止が25日に解除というニュースです。

肉牛の出荷停止、25日にも全面解除へ

特に 福島県は 先日のブログで書いたように、福島県の中でも最も高濃度汚染地域と
言ってよい、浪江町から肉牛4頭の肉から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)
を超える放射性セシウムが検出され、浪江町からは4月の上旬に229頭の肉牛が
食肉処理されていて、まだ 出荷先の調査も 終わっていないですよね?!

これについては先日の下記のブログで触れています。
肉牛の全頭検査、本当にやってくれるの?

この農場を所有している福島県葛尾村の農家は 田村市と葛尾村にも農場を所有し、
3カ所で飼育していた約4000頭の牛が、原発事故後に出荷されていたことも分かった
そうですよ。
これも 恐ろしいことではないでしょうか?
セシウム汚染牛5頭、基準値超え 福島・浪江

ちなみに、田村市と葛尾村は 浪江町や飯舘村よりは低いですが、福島県内でも
かなり高い線量の地域ですよ。

文部科学省 線量測定マップ

浪江町から出荷され食肉処理された229頭の行方、田村市と葛尾村から出荷された
約4000頭の牛の行方、こういった重大な問題を 何故地上波のテレビはほとんど
報道しないのか、不思議でなりません。

浪江町のケースは 「開放式」の牛舎のために汚染された・・・として、汚染の原因が
分かった、と、国は簡単に出荷停止を解除してしまいました。

しかも、全頭検査ではなく、条件付きの検査しかしない方針である福島県の牛を
どんどん出荷してしまって、それが「国産」という表示だけがなされて 
それが小売店の店頭に並び、または ミンチになって 色々な産地の肉と混ぜられて
流通してしまう・・・こんなずさんなことが 許されてよいものでしょうか。

生産者の方々は原発事故の被害者であり、本当にお気の毒で 責めるつもりは
一切ありませんが、政府や県の あまりにもずさんな対応に、怒りがいっぱいです。

杉並4校給食にセシウム疑い牛
セシウム汚染疑い牛肉、7校給食に使用 佐賀市
汚染疑い牛の肉、福岡市20小学校で給食使用

児玉龍彦氏 関連動画、インタビュー記事等

YouTubeで動画が50万回を超える再生回数で話題になり、多くの方が感動し、福島県民、
いや 日本国民の希望の星のような存在ですね、児玉龍彦さんは。

でも、YouTubeの動画は 最初、何度も削除されたらしいですよ。

削除されては 誰かがアップし、また削除されてもアップし・・・ということが
続いて、児玉さんの魂の訴えが多くの人の目に触れることになったのです。

児玉さんの最近の動画やインタビュー記事がありましたので、ご紹介します。


是非ご覧下さい。

「国会は誰のためにあるんですか!」熱血東大教授・児玉龍彦氏

東大・児玉龍彦教授:「国会は機能不全に陥っている」

児玉龍彦・東大教授に聞く 国土への思いが、子どもと妊婦を守る思想の原点

児玉龍彦教授の除染活動に密着


当社ホームページに美容コラムをアップしました。

本日、当社の公式ホームページにコラムをアップしました。

季節と皮脂

是非ご覧下さい。


こだわりの無添加コスメ Global Beauty

これは期待できそう!「シンチレックス」商品化を急いでほしい!

京都大学の中村秀仁助教授が中心となり、産学官ですごい期待できそうな商品が
開発されていますよ。

産学官連携により、革新的な放射線蛍光プラスチック(商標名「シンチレックス」申請中)の開発に成功~安価で高性能な放射線検出器の製造に大きく前進~

ペットボトル樹脂(ポリエチレンテレフタレート)を改良して放射線を可視化できるように
感度を上げたプラスチック樹脂だそうで、これが商品化されると、スーパー等に
並んでいる野菜や果物、肉に このプレートをかざし、青く光って見えるかどうかで、
食品からのα線、β線、γ線 が出ているかどうかが、分かるのだそうです。

これはすごい!

今通販などで販売されているガイガーカウンターは γ線しか 計れないものが
大多数ですし、そのγ線にしても、空間線量を計るのには適していても、
食品については計測しずらいというのがありますしね。

ただし、 プレートが青く光るかどうかで判断するものですから、数値は分からないのと、
バナナなどの果物や、海藻など、自然から出ている放射性カリウムについても
反応して青くなってしまうのでは?というのも あるようですが、
でも これ、1日でも早く、発売して欲しいです。

とにかく、ネットでブログやツィッターなどでの皆さんの書き込みを見る限りでも、
産地偽装の実態がすごくて、スーパー等で販売している食品の産地の表示を
どこまで信用してよいものやら、分かりません。

下記は群馬県産のキャベツが高知県産として高知県の第三セクター海の家で販売されて
いたというツィッター書き込みのようです。
https://twitter.com/#!/costarica0012/status/105247349076529152/photo/1

法律違反ではないとは言え、産地偽装もここまでくると、犯罪的行為では?と
思ったのが 下記の記事です。

「ある報道によると、福島第1原発から20キロ圏内で野生化した肉牛を集めて
解体、ハンバーグにして売りさばいた業者がいるという。
加工品に産地表示義務がないからこそ通用する手口ともいえるだろう。」
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3635.html

日本の基準値自体が、外国の20倍とか、50倍とか 異常なほど甘いのも改めてほしい。

児玉龍彦さんによれば、6ベクレル/kg程の放射性セシウム水(日本では「不検出」レベル、
日本の暫定基準は200ベクレル)の地域で15年間暮らしてきたベラルーシの人々の間で
「膀胱ガン」が6割増えているそうなのですよ。

この「不検出」とか、「検出限界以下」「ND(not detected)」と都道府県の
ホームページなどで表示されているのが、また 要注意だと 私は思っていて、
「不検出」「検出限界以下」「ND」は 何ベクレル以下のことをそう言っているのか、
欄外にはっきり表示していないものもあるからです。

また、都道府県によっても 「不検出」と表示する基準が違いますよね?

今年取れた新米は 宮崎県や高知県でも 放射性セシウムが検出されているのに、
千葉県では「不検出」って、どう考えてもおかしいでしょう。
(千葉県、茨城県では 40ベクレル/kg 以下は「不検出」らしい。)

以下、ツィッターでのある書き込み↓

23年度収穫のお米は、日本全国汚染されてしまったようだ。
四国の高知産は9ベクレル、九州の宮崎は16ベクレル。こりゃあ22年度産の
真空パック米の争奪戦が繰り広げられるな。
https://twitter.com/#!/eccentric780/status/104427589829009409

高知や宮崎でもお米からセシウム検出!でも千葉は一切未検出!

未検出、不検出、検出限界以下、ND、こういった表示にも 幼いお子さんを持つ
ご家庭では 注意が必要です。

とにかく、1日も早く、京大発の安価な「シンチレーター」、これを早く発売して
ほしいです! 期待してます!

放射性物質放出量が事故当初の1000万分の1になったというのは本当か?

東電、政府は8/17の記者会見で福島第一原発からの放射性物質の放出量が
事故当初の「1000万分の1」にまで減った、と言いました。

東日本大震災:福島第1原発事故 放射性物質放出、1000万分の1に--東電試算

しかし、果たして それは 本当でしょうか?

と、疑いたくなるような情報が入ってきましたよ。

8/17、クリス・バスビー教授へのインタビュー動画です。

バスビー教授8月17日 ロシア トゥデイ 毎時10兆ベクレル

バスビー教授8月17日 ロシア トゥデイ 毎時10兆ベクレル

これが 本当ならば、東電担当者と政府は 本当の放出量(毎時10兆ベクレル)を隠蔽し、
「毎時約2億ベクレル」にまで下がったと、記者会見で嘘をついたことになりますが・・・。

バスビー教授の、伝聞での話というのが もし間違っているにしても、
ちょっと不可解だなと 私も思ったところがあります。

7/19には 放射性物質放出量が「200万分の1に減った」と発表しているのですよ。

放出放射線量、4か月で200万分の1に減少

爆発で開放された状態の建屋にカバーを被せたわけでもないのに、
7/19から8/17という1ヶ月足らずの間に放出量が5分の1に減るのでしょうか?
(10億ベクレル→2億ベクレル)

仮に、政府の発表していることが 本当だったとしても、それは 大気中への放出量だけの
話です。

地震であちこち、ひびわれたコンクリート面から 地下水、海に 現在も ダダ漏れ
放出中ではないですか。

それなのに、一部地域を除いて、避難区域を解除しようとしている政府。

事故当初から見て、現在の放出量が大幅に減っているから安全性が高まった、と
いうのは大きなごまかしです。

セシウムなどは30年でようやく半分になるのですから、現在の放出量ではなく、
「蓄積量」が問題なんです。

3/11以降 土壌や海に降り積もった汚染については チェルノブイリを超えています。

チェルノブイリを超えた。チェル最高148~370万、福島300~3,000万ベクレル。

仮に農地や家の庭や周囲だけの土壌を除染したとしても、周りの木々や山や、森林に
降り注いだ分を除染することは不可能です。

雨や風によって それらは飛ばされ、子供達が吸い込んだり地下水を飲むことで
内部被曝してしまいます。

政府は 住民を汚染された土地に帰して、農業や漁業、畜産や酪農業をしてもらう
つもりなのでしょう。
金銭補償をしたくないからです。

それは すなわち、帰った住民の健康を 長期間じわじわと蝕んでいくだけでなく、
汚染された土壌で栽培した作物や汚染された海域で採れた海産物が出回るということを
意味しています。

「検査してるから大丈夫。」とは言わせません。

全農畜産物のうち、検査しているのは いったいどれくらいあるのですか?

米の例ですと、先日ご紹介したいわき市の農家の婿さんのブログにあるように、
各地域で水田1、2枚しか検査していない"ザル"状態ということでしたよね。
また、米の検査は「0.01%にも満たないだろう」と、本にも書かれています。
(宝島社 「原発の深い闇」)

東電、政府は 一見 耳障りの良さそうな ところだけをかいつまんで記者会見で
発表し、地上波のテレビや新聞も ほとんど、政府や東電の発表していることしか
取り上げない。

この国の政府、マスコミ、いったい どうなってしまったんでしょう・・・。
戦時中の「大本営発表」と同じですか?

肉牛の全頭検査、本当にやってくれるの?

汚染された稲わらを食べた牛が沖縄県を除く全国に出荷されていた問題で、
肉牛の「全頭検査」を実施する・・・と発表した県が10いくつあったと思いますが、
本当に 全頭検査されているのか? 疑いたくなるようなニュースが飛び込んで
きました。

まずは 下記のニュース動画をご覧下さい。
肉牛の出荷停止措置を宮城県では解除し、福島県では継続する、というニュースを
JNNニュース1本,NHKニュース2本と、合計3本のニュースをつないだもののようです。




ニュースでさらっと流しただけで、テレビでもこの話題をほとんど取り上げていませんが、
これって注目すべきニュースではないでしょうか。

福島県浪江町の牛は 生産者の話によると 汚染された恐れのある稲わらを食べさせず、
「輸入した干草」を食べさせた ということですが、基準値を超えて放射性セシウムが
検出され、この時期(牛が出荷された4月の段階)この地域は出荷制限区域ではなかったので、
4月の上旬に229頭の肉牛が食肉処理されており、出荷先を今後調査するとのこと。

4月に出荷されているのでしたら、これらはすでに大半が消費されているのではないで
しょうか?
浪江町の牛、新たに5頭から規制値超セシウム

まず、浪江町のような高濃度汚染地域から 原発事故後に肉牛が大量に出荷されていた
ということに、私はびっくりしました。

浪江町の線量は 先日の文部科学省の発表では 飯舘村よりも もっと高濃度の
汚染地域ですよ。福島県の中でも最も線量が高い地域と言ってもよいでしょう。

文部科学省 線量測定マップ

原発からの距離も近いし、この地域の牛や豚は 住民が避難した後、「殺処分」された
ものだと、私は思い込んでいたのですが、事故後にしっかり出荷されていたのですね! 
それに まずびっくりです。

それと、宮城県は 今回 出荷停止が解除されましたが、肉牛の「全頭検査」を
行うと発表していましたよね?!
下記のニュースでは「8月初旬から」とあります。
宮城県も肉牛全頭検査、8月初旬から

しかし、上記の動画のニュースによれば、

「宮城県ではセシウムを含んだ稲わらを牛舎とは別のところに保管することを徹底する。
今後は 基準超の放射性セシウムが牛肉から検出された農家については出荷する全ての
肉牛を対象に検査し、それ以外の農家では最初に出荷する肉牛を検査し、国の基準を下
回れば出荷を再開。」と言っています。

それって「全頭検査」ではないですよね。

基準値を超えるセシウムが検出されなかった農家からは 出荷した最初の牛が検査で
OKなら、以降は検査なしでスルーしてしまうということ?

福島県の場合も

「福島県の出荷管理計画では、農家ごとに飼育肉牛の台帳を作成し、県が飼育状況を
把握。原発周辺地域と、汚染牛を出荷した農家については全頭が放射性物質検査の対象で、
規制値を下回れば出荷できる。それ以外の農家は、少なくとも1頭の検査結果が
一定レベル以下と確認されれば、次回出荷から検査不要となる。」

って、動画のニュースでは言っていますよね。

これも 「全頭検査」とは程遠いものですし・・・。

農林水産省や都道府県の担当者の皆さん、こんなことで、消費者の信頼が回復できると 
思っているのでしょうか?

米の産地偽装、準備が進んでいる?

2011年産米が全国で品薄になっているなか、米の「産地偽装」にむけての、準備が
着々と進んでいるのか?と思うような記事や2ちゃんねるなどでの書き込みを 
ちらほら見かけるようになりました。

「今、福島県内のある業者のもとに、『新潟県産』や『栃木県産』など他県の名が
表示された2010年産米の30キログラム用空き袋が続々と集まってきている
そうです。

精米(白米)にする前の玄米が入っていたもので、すべてJAが検査したことを示す
検印入り。
もちろん、今年収穫される福島県産玄米を詰めて、被曝リスクのない安全な他県産米と
して売りさばくためです」
というコメントは 『コメほど汚い世界はない』(宝島社)の著者であるジャーナリストの
吾妻博勝氏。

被曝米”の産地を隠すロンダリングが行なわれている?

「産地偽装」だけなら、まだ可愛いほうかもしれないです。
今 品薄になっている2010年産米、実際の出荷量よりも なぜか流通量のほうが 
上回るという不思議な現象が起こりそうですよ。

2010年のラベルを貼った米袋が売れているそうで、2010年の米袋を探しているという
書き込みを2ちゃんねるで見かけたり・・・。

こないだまで在庫がほとんど無かったのに、いきなり2010年産米が 売り場に
並んでいたら それは怪しいと思ったほうが いいかもしれません。

偽装のことを考えると 今から 「2010年産米」を買うより、2009年産 にして
おいたほうがいいと思います。

下記は2010年産米の買いだめが東北にも波及しているというニュースです。
首都圏の22年産米の買いだめ 東北にも飛び火

安全だと思っていた日本の「食」が ここまで 生産者や卸業者の方々を
疑わなければいけなくなるとは・・・。

生活のため、仕事を継続するために必死な状況とは言え、残念でなりません。

福島県の子供の甲状腺被曝検査結果をどう見るか?

福島第1原発事故後の3月下旬、政府の原子力災害対策本部が福島県いわき市などの
15歳以下の1149人を対象に放射性ヨウ素の甲状腺被ばく検査をした結果、
最大で毎時0.1マイクロシーベルトの被ばくが確認されたことが18日、分かった。
原子力安全委員会が精密検査が必要とした毎時0.2マイクロシーベルトを下回って
おり、同本部は「問題となるレベルではない」としている・・・というニュースが
8/18に入ってきました。

最大被ばく毎時0.1マイクロSv=子どもの甲状腺-放射性ヨウ素、3月下旬検査

これは 8/13に出ていた下記のニュースと 検査の人数から見ても、同じようですが、
表示されている線量が違いますね。

子どもの甲状腺から放射線検出

どちらの記事でも 約半数近くの子供に子どもの甲状腺から放射性ヨウ素による放射線が
検出されたという部分は同じですが、
線量が
8/13のほうは 「最大35ミリシーベルト」という表記で、
8/18のほうは 「最大で毎時0.1マイクロシーベルト」という表記になっています。

毎時0.1マイクロシーベルトに1年(8760時間)をかけても、876μシーベルトにしか、
なりませんので、8/13の日本小児科学会のほうで発表された「最大35ミリシーベルト」と
いうのは単位が /年とか、/時 ではなく、累積線量ということでしょうか?

それとも毎時の値から年齢別毎に内部被曝の危険度に応じて、補正した数値なのか・・・?
どうも、その辺が はっきりしません。

ちなみに、甲状腺に0.2μSv/時の内部被曝をした場合

●1歳児(1~3歳未満)→108mSvの被曝に相当
●5歳児(3~8歳未満)→64mSvの被曝に相当
●成人(18歳以上)→16mSvの被曝に相当

国の機関である放射線医学総合研究所が 原発事故後の3月25日に出していた、
「甲状腺等価線量評価のための参考資料」に記されている数値だそうです。

年齢が低いと、それだけ低線量の内部被曝でも 大人の何倍も危険ということですね。

下記の動画を見ていただくと 文部科学省、与党・民主党の議員も内部被曝の危険性を
十分認識していることが分かります。





最も酷く放射線が出ていた3/15頃からしたら、ヨウ素の半減期の8日を過ぎた後の
3月24~30日に計っていることに、何か作為的なものを感じざるを得ませんし、
線量計を喉に当てる方法は あくまで簡易検査。

その方法では ホールボディカウンタよりも精度が低いことは間違いないでしょうし、
ホールボディカウンタをもってしても、身体の中から出てくるγ線しか計っておらず、
γ線よりはるかに怖いα線、β線は 全く分からないのです。

日本小児科学会のほうで発表された「最大35ミリシーベルト」という数値、これで
「問題ない。心配ない」というのも 眉唾ものだと、私は見ています。

なぜなら、以前も私のブログに書きましたが「放射線管理区域内」で仕事をする
「放射線業務従事者」でさえ、従事者の99%以上は 年間「5ミリシーベルト」以下の
被ばく量だからです。(しかもこれは外部被曝)

3月下旬時点の γ線の簡易測定だけで 最大で35ミリシーベルトも内部被曝して
いることが分かった福島県の子供がいて、その後も たとえ低線量ではあったとしても、
内部・外部 両方からの被曝が今も続いている・・・と、解釈すべき問題ではないで
しょうか。

8/18 たねまきジャーナル 小出裕章 
福島の子供の甲状腺の内部被曝、厳密に測定すれば恐らく100%

高橋北海道知事と北電は蜜月関係

北海道の泊原発が 知事のゴーサインで「調整運転」から 営業運転に入りましたね。

高橋はるみ知事は 一時は 国の対応に怒りを表明するパフォーマンスをやって
いましたが、東京新聞に 北電との蜜月関係を報じられました。

北海道電力の役員が 毎年 高橋知事の資金管理団体に献金していた上に、
元北電会長が その資金管理団体の会長職に天下っていたことも判明。

この高橋知事、佐賀県の古川知事と同じく、経済産業省の出身なんですよね。
プルサーマル発電にゴーサインを出したり、元々 原発推進派なところも似ている。

高橋知事、古川知事に限らず、地方自治体の長が 電力会社から献金を受けている
ケースは 多数あるのではないでしょうか。

もしくは 玄海町の町長のケースのように、電力会社が 地方自治体の長の親族会社を
優遇して取引するなどして、利益誘導している場合も多いと思います。

下記の動画は 福井県敦賀市にある高速増殖炉もんじゅの地元で、もんじゅの金が
敦賀市長や西川福井県知事へのパーティ券に姿を変えていた・・・というニュースです。

1ワットも電力を生み出さず、1日5500万円の維持費がかかっている「もんじゅ」ですが、
この市長は 今後も くれるなら、正々堂々と貰い続ける と、断言しておられます。



飯舘村でネプツニウムが検出されていた!

8/14になって、こんな恐怖のニュースが入ってきました。

ネプツニウム239という物質が 飯舘村で 福島原発の正門と同程度検出された
ようです。

ネプツニウム239はプルトニウム239の親核種となるのだそうです。

ウラン239→ネプツニウム239→プルトニウム239
とβ崩壊していくのです。

そして、ネプツニウム239の半減期は約2.4日。
つまり、ネプツニウム239は2.4日で半分がプルトニウムになるのです。

何千Bqという大変な量が検出されているそうで、それがいずれ必ず、全てプルトニウムに
なるとのこと。

今まで 木村真三さんなどの調査によって、福島第一原発から2~3kmの範囲内に
プルトニウムが飛んでいることは分かっていました。(その木村さん出演のNHKの
番組では それより遠い距離で採取した土壌からはプルトニウムは検出されていなかった。)

しかし、一方、米国でもウランやプルトニウムが検出されている というニュースも
ありましたので、それが不安だったのですが、やはり遠くまで飛んでいましたか!

http://the-news.jp/archives/6356

また、「制御棒が入って核反応は停止した」とテレビであれだけ強調していた政府や
保安院や御用学者たちのコメントですが、燃料が再臨界?もしくは 核反応が完全に
停止していなかったことを示すニュースもアメリカから出てきました。

海水注入で放射性硫黄が飛散=カリフォルニアで観測―米大学

「検出された硫黄35は、コンクリートポンプ車などで原子炉に注入した海水に
含まれる塩素が、中性子と反応して生じた」とありますが、これは コンクリート
ポンプ車などで大量に水を注水していたとき、核反応が完全に停止しておらず、
中性子が出続けていたということでしょう?
まさに 核分裂の連鎖反応が起こっていたということではないですか。

東電は 中性子線の測定を わざとあまりやっていない(か、もしくはやっていても
敢えて隠している)ようですが、ニュースで報道されているだけでも、敷地正門で
11日以降、中性子線が13回 検出されていたと発表しているのですよ。

また、さらに 不安をあおるようですが、8月上旬時点で、福島第一原発 地割れや
地下からの水蒸気が噴出しているという情報もあります。
(作業員の方からの情報のようです。)

木下黄太さんのブログ 福島第一原発敷地内で「地割れ、水蒸気が噴出している」情報。再爆発の懸念も

この情報が本当だとすれば、現在 核燃料の一部は 小出さんのおっしゃる通り、
格納容器を溶かして、その下のコンクリートも溶かして、地面にめりこんでいる・・・
ということでしょうか・・・?

ガンダーセン博士の見解では 燃料は格納容器内にとどまっているだろう、という
ことのようですが・・・。

福島原発で致死量高放射線スポット検出が暗示するもの8/4(字幕)




福島原発事故解説,仏アレバ報告書,ガンダーセン博士




とにかく、「冷温停止」に成功し、第一ステップ終了、などと政府や東電は言って
いますが、それすら、ネットを見る限りでは 信用できない状況です。

汚染牛を給食で食べた横浜市の小学生たち

横浜市が福島県を応援する目的で福島県産の野菜や肉を積極的に買っていたことは
武田邦彦さんなどのブログで知っていましたが、やはり基準値以上の放射性セシウムに
汚染された牛肉が給食に出ていたようです。

これを食べた小学生の人数、なんと84061人!

横浜市議会議員、古谷やすひこ氏のブログ

現在の日本の食品の検査体制は まさに "ザル" のようなものです。

ベラルーシでは1日に3万以上の食品サンプルを検査しているそうですよ。

それに対して、日本は 神奈川県の例では、3月21日から8月4日までの135日間で合計で
250検体を検査、週平均13検体程度という。これでは「検査している」とも胸を張って言える
状況ではないはずです。

東日本産は 危なそうだから 西日本産を 買えば・・・と思っている方も多い
と思いますが、残念ながら、食品の産地偽装も横行しています。

産地偽装をされたら、もう 消費者としては どうしようもないですよね。
自己防衛のしようがありません。

なんと、基準値を超えて「出荷自粛」の指示が出た地域の野菜までが 
"闇"では産地偽装で、売られていたのです。
別冊宝島 「原発の深い闇」という本に 出荷自粛の野菜を産地偽装を行って
売った業者の告白が赤裸々とあり、いくら「生活のため」とは言え、一部の生産者、
中卸業者のモラルの無さには 失望しました。

牛肉は まだ 個体識別番号があるから、追跡が出来る分、マシなほうなのかも
しれません。

野菜も豚も鶏も 番号がないので、移動して出荷したら、そこが産地。
また、偽装されたらおしまいですし。

魚も水揚げされたところが産地ですし、国産のサバを韓国産に偽装したという例が
ニュースになっています。
原発事故で値崩れの日本産サバ 韓国産と偽装し日本に輸出

先日、震災後初めて気仙沼でのカツオの水揚げが行われた・・・というニュースが
テレビで流され、そのときの漁師さんや魚市場の皆さんたちの 嬉しそうなお顔が
まぶしかったですが、これも実は 福島県 いわき市沖で採れたものだそうです。

福島県沖で取れたものは だいたい千葉県で水揚げされているものが多いようですね。

肉も魚も野菜も、そのうち米も、産地がごまかされて、もしくは分からないように
なって売られているのが実態ですから、早く 検体の数を何十倍にも増やして、
できるならば、すべての食品を検査する体制を整えることが必要なのではないで
しょうか。

ニュースでも出ていましたが、今は 食品をダンボールに詰めたまま、ベルトコンベア
であっという間に (ヨウ素やセシウムならば)測定できる最新鋭の機械があるそうでは
ないですか。

それを JAや全国の市場に1台ずつ、導入すれば スーパー等に流通する前に 
大半の食品を検査することが可能ですよね。
この方法で調べられるのは ヨウ素やセシウムのようなγ線を出す核種のみだとは
思いますが、それでも十分汚染状況の目安になります。

東大の児玉龍彦教授も 食品検査の充実を強調しておられます。
日本の今の技術があれば 十分できることを なぜやらない?

今の食品の検査体制のずさんさに、怒りがこみ上げてきます。

 
放射能汚染問題 東大教授が緊急立法を提言



福島県内の約半数の子どもの甲状腺から放射線検出

東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、福島県内の1000人以上の子どもの
甲状腺を調べたところ、およそ半数から放射性ヨウ素による放射線が検出された
らしいです。

「微量なので、健康に影響が出るとは考えにくい」との "専門家" の話のようですが、
この言葉を本当に信じてよいものでしょうか・・・。

子どもの甲状腺から放射線検出

続いては、お米の汚染についてですが、気になる情報がありました。

下記はいわき市で農家をされている方のブログのようですが、
市町村で行われている検査体制が「ザル」のような状態で、検査体制と検体数を
考えれば、基準値超えの作物は とっくの前から流通しているだろうと書かれて
います。

福島県内では米の検査を1000ヶ所で行うそうですが、それが本当なら 各地区
1、2箇所の検査だと。

今年には避難準備区域が解除されるので 米が本当にヤバイのは来年 という
ことも。
農家の婿のブログ


細野原発担当大臣が 原発事故収束前のこの時期に 避難準備区域の解除などと
言っているのが 「何でそんなに急いで解除しなければならないの?」と思って
いましたが、よくその意味が分かりました。

避難指示を早く解除して 今年は制限していた作付けも来年は普通に行って、
農産物をどんどん出荷してください。補償はしたくないですから・・・と、
政府が言っているのと変わらないのでは?

児玉龍彦さん関連動画

東大の児玉龍彦教授の最近の動画がYouTubeにありました。

国会に呼ばれた参考人の時もそうでしたが、この動画でも
時には 感情を前に出し、魂のこもった訴えをされています。

音声と画像が乱れているところがありますが、是非 ご覧下さい。

児玉龍彦教授 福島原発事故に対する緊急提案



下記は 児玉さんが 朝日ニュースターの「ニュースにだまされるな」という番組に
ゲスト出演されたときの動画です。

元日本原子力学会の会長で、福島原発事故の後、責任を感じて福島で除染活動を
されている田中俊一氏も出演しています。

御用学者の中でも 田中氏のように 責任を感じて 自ら除染活動をしている方は 
まだ良いですが、「プルトニウムは飲んでも安心」という某教授など、多くの
雲隠れしている御用学者さんたちに、福島原発事故をどう収束させるのか、
放射性物質をこれ以上拡散させずに除染をし、住民が暮らせるようにするのかという
ことについて、是非聞いてみたいものですね。

ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」1/7
ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」2/7
ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」3/7
ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」4/7
ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」5/7
ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」6/7
ニュースにだまされるな8/6(土)「放射能汚染 なぜ拡大したのか」7/7

二度と原爆を使ってはいけない ~ナガサキを見た占領軍司令官~

NHKは 毎年8月になると 膨大な資料や取材を重ねて作った、貴重な番組を
放送してくれますね。 

自分の親の年齢でも 終戦時に小さく 戦争をあまり知らないという世代の私から
すると、どれも興味深いです。

昨日のブログに続いて今日も 私が見た原爆に関するNHKのドキュメンタリーの
内容を綴ってみます。

8/8に放送された、「二度と原爆を使ってはいけない ~ナガサキを見た占領軍司令官~」
という番組です。

これは 昭和23年に初めて 長崎の平和記念式典を開くきっかけを作ったひとりの
アメリカ人の物語です。


+++++++

S20.8.9 長崎に原爆投下。
     数千度を超える熱線、猛烈な爆風、放射線 
    町は一瞬にして破壊され、その年だけで7万人を超える人が亡くなった。

長崎軍政部 司令官 ビクター・デルノア アメリカ陸軍中佐
デルノアが長崎にやってきたのは1年後のS21.9月。32歳だった。
占領軍の司令官としてGHQの出す命令が確実に実行されているかを監視するのが
彼の任務。

デルノアは1914年レバノン出身の両親の間に生まれ、2歳の時にアメリカに移住、
高校卒業後、陸軍に入った。

1939年第二次世界大戦勃発
2年後、アメリカも参戦。

1945年、戦車隊の隊長としてフランスへ。700人の部下を率いる中佐に昇進。
東に進み、ドイツ軍と戦った。
次々と敵を破り、囚われていた味方の兵士を解放した。

戦場での功績が認められ、多くの勲章をもらった英雄だった。

デルノアは 長崎にやってきた後、原爆で亡くなった人達を弔う法要を見に行った。

1万体以上の身元の分からない遺骨や引き取り手のない遺骨を供養するものだった。
その日のことを両親にあて、手紙にこう書いている。

「先週の土曜日、原爆の犠牲者を弔う法要を見に行きました。
全く馴染みのない、仏式のセレモニーだったのですが、それでも夫を亡くした妻や、
子供をなくした母親の悲しみは痛いほど分かりました。祭壇に積み上げられた1万体もの
遺骨。嘆き悲しむたくさんの女性達。
お父さん、お母さん、正直に申し上げて、僕は動揺を隠すことはできませんでした。」

デルノアさんをよく知る日本人カメラマンの話。

「デルノアさんは治療を受けている人たち(被爆者)のところによく行っていた。
被爆者と話すとき、ひざまづいていた。話すとき、上からではなく、同じ目線から
話していた。足しげく通っていた。普通の占領地ではなく、長崎に来られたというのが 
非常に辛かったのではないか。」

デルノアがよく訪ねた長崎医科大学付属病院。
小学校の建物が臨時の病院として使われていた。
8月だけで8000人を超える被爆者が運び込まれ、眼科医や歯科医師までが借り出されて
治療に当たった。
十分な薬や有効な治療法もない中で大勢の被爆者が苦しみ、死んでいった。

実は デルノアがそうした光景を目にしたのは 長崎が初めてではなかった。

1945年1月、フランスに上陸→ドイツ、オーストリアへと進軍
その途中で、強烈なニオイに遭遇する。
ナチスがたくさんの死体に火を放ったニオイだった。
人間の皮をはいで、椅子やランプシェードまで作っていた。

ブーヘンバルト強制収容所
8年間、25万人以上が送り込まれた。
ナチスに反対した人たち、同性愛者、ユダヤ人 抵抗する術も持たない一般の市民が
強制労働や拷問、人体実験の果てに死んでいった。その数5万6千人にのぼる。

ブーヘンバルトから奇跡的に生還したモーシェ・アビタルさん(83)

「開放される4日前、アメリカ軍が到着する前に囚人達を殺して収容所を空にしようと
していた。囚人達は森へ連れて行かれ、機関銃で殺されたんです。」

アメリカ軍がやってきたとき、生き残っていたのは21000人。
激戦をくぐり抜けてきたアメリカ兵たちも収容所の惨状を見て言葉を失った。

デルノアはアメリカの妻に向けて
「全部ナチスの仕業だ。この光景を写真に撮って送ろうかと思ったけど、
とても正視できる状況ではない。ナチスのバカヤロウ。何てことをしやがったんだ。」

爆心地から500メートルのところにある城山小学校。デルノアはここにも足を運んでいた。
当時、この学校に通っていた1500人のうち、1400人が死んだ。

校庭にはおびただしい数の死体が運び込まれ、焼かれた。

地面の温度が6000℃に達した。溶鉱炉に生きたまま人間が放り込まれたようなもの。

デルノアはアメリカの行為に心から失望した。

長崎に着任した半年後、デルノアは驚くべき行動に出た。

当時GHQは原爆の被害に関する出版や言論やを厳しく禁じていた。
デルノアはひとりの被爆者が書いた手記の出版を認めるよう、上層部に訴えていた。

「原爆による被害の大きさを知り、同時に何万人もの被爆者が体験した事実を 
自分達のこととして受け止めることが今、私たちに求められているのです。」

手記を書いたのは石田雅子 14歳で被曝した。
雅子の父親が 手記をデルノアに見せたのだという。

しかし、デルノアの訴えは聞き入れられなかった。
なぜGHQは 原爆の被害が世に出るのを嫌がったのか?

戦中戦後の日本とアメリカの歴史について研究してきた歴史学者の
ジョン・ダワー氏(マサチューセッツ工科大学)はいくつかの理由があったと
考えている。

「仮に 大規模な反米運動が起きてしまうと日本を占領しているアメリカ軍や
アメリカ人の身が危なくなる。それで反米運動につながるようなものはあらかじめ消して
おこうと考えた。特に 原爆について書かれたものは 非常に強い反米感情を
呼び覚ますと危惧した。

もうひとつ、原爆に関する検閲が行われていたこの時期は 東京裁判が開かれて
いた時期と一致する。つまり 1946年から1948年までの時期と重なる。
東京裁判では日本軍による一般市民への爆撃が 戦争犯罪として裁かれることは
ありませんでした。
それを犯罪だと認めてしまうと、広島、長崎は、アメリカが行った空襲は?という話に
なるからです。」

デルノアはその後、何度も上層部にかけあった。
しかし、彼の在任中に、出版が認められることはなかった。

1946年 アメリカはビキニで核実験を強行。
3年後、ソ連も核実験に成功。
東西冷戦は人類を破滅させる核戦争の危険をはらむものとなった。

再びデルノアが動いた。
アメリカを始め、世界の国々に、1日も早く核兵器を捨てるよう訴える長崎平和記念式典、
昭和23年、その1回目の開催を長崎市に許可したのだ。

デルノアは式典に1枚のメッセージを寄せた。
「核兵器は人類を破滅に導く無用の長物である。二度と原爆を使ってはいけない」
占領軍の司令官としての立場を超え、長崎を見てしまった男の人間としての叫びが
綴られていた。

昭和24年 一家はアメリカに帰ることになった。
送別会で一通の手紙を受け取った。石田雅子の父親からだった。
「これからも私たちは 長崎から平和を、と声を大にして訴えていくつもりです。
その礎を築いてくれたのはデルノアさん、あなたが敷いてくれた道を私たちは歩んで
いきます。デルノア中佐、娘さんが大きくなったらこうお伝え下さい。
長崎はあなたの故郷であり、あなたは長崎で洗礼を受けたのだと。娘さんは長崎の子です。
時がきたら、彼女にそう伝えてください。」

「父は原爆で焼けた教会の絵をいつも傍らに置いていた。出張先にまで持って
行ったほど。『この絵をお前が持つときが来た』と亡くなる前、そう言った。」
(娘さんの話)

1998年、デルノア亡くなる。83歳

晩年、取材で訪れた新聞記者の質問に「原爆投下を決めたトルーマンは間違いを
犯した」と答えたという。

以下は デルノアが式典開催に当てたメッセージ

「あの日のことを忘れないことが長崎の皆さんの使命です。
あの日、死んでいった人たちの思いを伝えていくことが 生きていく私たちの使命です。
皆さん、亡くなった人達に「決してその死を無駄にはしない」と約束しようでは
ありませんか。二度と原爆を使ってはいけない。」

+++++++

NHKスペシャル 「原爆投下 生かされなかった極秘情報」

先日、8/6に放送されたNHKスペシャル「原爆投下 生かされなかった極秘情報」を
見ました。

原爆投下の情報を軍が事前に察知していたのに、空襲警報を出さなかったという
驚くべき事実を 関係者の証言や資料を元にNHKがまとめたものです。

それまでは 原爆投下は 日本にとって、「予期せぬもの」だったと言われてきた
のですが、それをくつがえすものだそうです。

とても興味深い番組でしたので、少し長いですが、番組内容をまとめてご紹介します。

+++++++

S20.8.6 広島に原爆投下
      9 長崎に原爆投下

これまで日本軍にとって 原爆投下は 「想定外の奇襲攻撃」だとされてきた。

しかし、実際は 日本の諜報部隊が原爆投下に至る動きを事前に察知していたことが
明らかになってきた。

諜報用のアンテナでアメリカ軍が発する指示を入手していたのです。

浮かび上がってきたのは軍が危険を察知しながら、何も手を打たなかったこと。

諜報部隊は 原爆投下の2ヶ月前から特殊任務機での追跡を開始。
8/6も広島に向かう動きをつかんでいた。
さらに 長崎では 8/9  原爆機が長崎に向かっていることを原爆投下の5時間前に
掴んでいた。

空襲警報さえ出されずに、人々は無防備なまま 原爆の熱線と放射線にさらされた。
亡くなった人は その年だけで20万人を超えた。

東京杉並区 大正時代に建てられた老人ホームが今も残っている。
ここを舞台に、S20春から、陸軍の秘密部隊が活動を始めた。

部隊に所属していた元陸軍少尉の長谷川良治さん(88)の話。
「部隊の存在は決して口外してはならないと言われていた。」
「陸軍特種情報部」は敵国に対する諜報活動を専門とする部隊。
長谷川さんは機密文書を取りまとめる任務をしていた。

重要な任務が アメリカのB29の情報を集めることだった。

S20 3月の東京大空襲 アメリカは この頃から日本各地の都市に対する無差別爆撃を
繰り返していた。

特種情報部は 100人以上を動員し、24時間体制で臨んでいた。

傍受していたのはB29が発するモールス信号。
そのほとんどが暗号化されていたため、解読は困難
しかし、冒頭に暗号化されていない短い信号があった。
これが「コールサイン」と呼ばれ、発信者が誰かを知らせるもの。

軍の傍受記録は戦後 ほとんど処理されたが、今回その一部が見つかった。
コールサインのほとんどは 当時のアメリカ軍の拠点、太平洋のマリアナ諸島から
発信されていた。(グアム、サイパン、テニアン島など)

特種情報部は 島ごとにコールサインが決まっていることに気が付いた。

コールサインを傍受すれば、いつどの島から何機のB29が飛び立ったのかが分かった。
追跡を続ければ どこに向かっているのかまで、予測できた。

S20.6月 特殊情報部は異変に気付いた。
これまでに聞いたことのない、謎のコールサインを傍受したのだ。

突然現れた不信な「V600番台」のコールサイン。発信元はテニアン島だった。
V700番台を使っていた島に600番台を使う新たなB29の部隊が現れた。

その目的は何なのか。
特殊情報部は 通信部隊を増員してテニアン島への警戒を強めていた。

日本から南へ2400キロ。太平洋に浮かぶテニアン島は かつて日本軍の拠点だったが
S19.8月にアメリカ軍に占領された。
日本への出撃基地となっていたのが 旧ノースフィールド飛行場。

S20 6月 ここに特別な任務を負った部隊が集結していた。
それが「V600番台」のコールサインを使い始めた秘密部隊。
広島と長崎に原爆を投下する任務に当たる 第509混成群団だった。

その一員に選ばれた ラッセル・ガッケンバック元少尉(88)
B29の乗組員として、広島・長崎の原爆攻撃に参加。

「島での行動はすべて監視され、他の部隊との接触は禁じられていた。
聞いていたのは 新しい爆弾が開発され、それが戦争を終結させるということだけ
です。」

世界にさきがけ、20億ドルの巨額な予算をつぎ込んで原爆を開発していたアメリカ。
この頃、ようやく実現の目途が立っていた。

テニアン島の秘密部隊に所属していたB29は10機あまりと少なかった。
ピンポイントでの爆撃訓練が積み重ねられた。

「最終的なターゲットは知りませんでしたが、どこでも確実に捉えられるよう訓練を
受けました。高度な技術が求められたのです。」

テニアン島の秘密部隊の情報を 日本陸軍はどこまで掴んでいたのか。

その資料は奈良県に住む遺族の元に保管されていた。
アメリカ軍に対する諜報活動を任されていた参謀本部の堀栄三少佐。
特種情報部から上がってきた情報を分析し、参謀本部に伝えるのが任務だった。

16年前、この世を去るまで原爆投下を防げなかったことを悔やんでいた。

亡くなる数年前、テニアン島の秘密部隊に対し、語った記録が残っていた。

「600番台のコールサインを持つ部隊は正体不明の部隊であると。
その番号を丹念に拾ってみると12~3機しかない。
今までの戦隊は100機以上あったものですから、これはおかしい。小さなものだ。
そのうちに "特殊任務機"という名前で呼び出したんですが、非常におかしいと、
それを一生懸命に追っかけていたわけです。」

特殊任務機の情報は参謀本部の上層部にまで伝えられた。

しかし、このとき 特殊任務の目的が原爆投下だとは 堀少佐は分からなかったと。

陸軍上層部は特殊任務機の情報をどう受け止めていたのか。
実はアメリカが原爆の開発をすすめていたことを 陸軍は早くから把握していた。

S18春 当時陸軍大臣だった東条英機大将が 兵器開発の幹部に語った言葉が残されて
いた。

「原子爆弾は特にアメリカの研究が相当進んでいるという情報もある。
この開発は戦争の死命を制することになるかもしれない。」

その上で、こう命じている。

「原子爆弾の開発を航空本部が中心になって促進を計れ。」

日本中から 選りすぐりの人材が集められた。

そのひとりが木越邦彦さん(92)
原爆に使うウラン化合物の開発を任されていた。
木越さんたち、科学者を率いていたのが 理化学研究所の 仁科芳雄博士。

原爆の開発を急ぐ陸軍から頻繁に呼び出され、進捗状況を聞かれていた。

「(陸軍)航空本部へ仁科先生が行かれて帰ってこられると、しばらくして
たいてい呼ばれて、頑張ってやれと言われましたから、かなり軍からプレッシャーは
かかっていたんだと思います。」

福島県 石川町ではウランの採掘が進められていた。その作業に学徒動員されて
いた人もいた。
彼らは 切り出した石を担いで運ぶ仕事をしていた。
過酷な労働を強いられていた学徒たちを鼓舞する為、ある日、陸軍の将校がその目的を
語った。
「君たちが掘っている石を使って、爆弾を作るのだ。マッチ箱一つぐらいの大きさで
アメリカの大都市ニューヨークを一瞬にして破壊することができるんだ。
だから頑張れ、と。」

しかし、S20 6月末、陸軍は 仁科博士に託した原爆開発を断念。
相次ぐ空襲や資材不足で 研究を続けられなくなったためだった。

ところが、陸軍が作成した報告書には全く別の理由が記されている。
「放射性ウランの分離は不可能になった。アメリカ側においても 為し得ざるものと
判明した。」
自分達が開発を断念した理由に 根拠もなく、アメリカもできないと決め付けていた。

「何か理由がなくちゃいけない。こういうやめるってことを言い出すことが難しい
でしょうから、アメリカでうまくいきそうだと考えると、完全に(戦争に)負けることに
なりますから。そういうことは想像することすら禁止されているような環境ですからね」

その直後の1945.7.16 アメリカ ニューメキシコ州で初めての原爆実験に成功。
この情報は 断片的に参謀本部にも伝わっていた。

しかし、原爆だと認める者は ひとりもいなかったという。
外務省が戦後残した書物の中に 陸軍大臣の秘書官を務めていた人物がそのときの
ことを記している。
「アメリカ ニューメキシコ州で 爆発威力の強大な新兵器の実験が行われたという
報道はこれを得ている。しかし それが原子爆弾であるとは 誰も想像しなかった。」

原爆開発に携わっていた木越さんは 陸軍上層部が 原爆に気付かなかったはずは
ないと言います。

「もちろん その当時でも これが原子核分裂の爆弾だとおそらく想像したと思いますね。
日本でこんな小規模で研究をやっても とてもうまくいくわけないので 
うまくいくんだったらアメリカが当然先にやるだろうと考えていた。」

アメリカが原爆開発に成功した事実に目を向けようとしなかった陸軍。
テニアン島の特殊任務機の招待は不明とされたまま、あの日がやってきた。

8/4 午前3時 陸軍特殊情報部に緊張が走った。
あのV600番台のコールサインを傍受した。

特殊任務機が日本に向かっている・・・参謀本部の堀栄三少佐の下に情報が入った。
「8月6日、このコールサインが短い電波を出した。その電波がワシントン向けだった。
それでもこちらは中身がまだ分からない。
硫黄島の米軍基地に対して無線電話で「我ら目標に進行中」と出しているんですよ。」

その特殊任務機こそが B29エノラゲイだった。
人類史上初めて実戦で使われる原子爆弾を装備していた。

攻撃に参加したガッケンバック氏。
原爆投下の写真を撮影するため、エノラゲイに同行するB29に乗っていた。

「『特別な爆弾を投下するその日がついにやってきた』と上官から告げられました。
ターゲットは順番に 広島、小倉、長崎。
ようやく成果を発揮する時がきたと思いました。訓練との違いは 爆弾が本物だったこと
です。」

テニアン島を飛び立ったエノラゲイは硫黄島の上空を通過して、広島へと向かって
いた。

8/6 広島城におかれた軍司令部は いつにも増して 空襲への警戒を強めていた。

そこに連絡係として学徒動員されていた岡ヨシエさん。
この日の未明、周辺の都市に B29の大編隊が次々と来襲していた。
西宮、今治、宇部、空襲の情報を事前に掴んでいた東京の参謀本部は 各地の司令部に
連絡。それを受けて司令部は空襲警報を発令していた。

広島の司令部は 空襲に備え、地下壕の中にあった。

次に狙われるのは広島かもしれない、と岡さんたちは 空襲の情報が入ったら速やかに
警報が出せるよう、徹夜で待機していた。

夜が明けた7時過ぎ、1機のB29が広島に入ってきた。原爆投下の1時間前のこと。
「午前7時20分ごろ、豊後水道から広島に入ってきた飛行機がある。B29です。
豊後水道から来た飛行機が電波を出したら、それはだいたい気象偵察であって・・・」
という堀少佐。

その分析は当たっていた。

原爆攻撃の命令書によれば、 気象偵察機が飛び、V675のコールサインを使って、
後に告ぐエノラゲイに報告する と指示している。

「これが広島の上空を通って、また短い電波を出した。これがやっぱり600番台。
これはただごとじゃない。これは特殊任務機が近づいてきた と分かった。」

しかし、この情報は 参謀本部から広島の司令部に伝えられなかった。
気象偵察機の後から特殊偵察機が迫っていることを知らないまま、司令部は警戒態勢を
解除した。

偵察機が去った後、原爆を搭載したエノラゲイが広島上空に入る。

ガッケンバック氏は言う。
「日本の上空で何の攻撃も受けませんでした。戦闘機も見ませんでした。広島に
近づいたとき、私は自分の席を立ってパイロットの後ろに立ちました。そして窓の外を
じっと見つめていたのです。」

午前8:15 原爆炸裂

空襲警報も出されなかった広島の町。無防備なまま、多くの市民が犠牲となった。

なぜ軍の上層部は特殊任務の情報を広島に伝えなかったのか。
その真相は 今も分かっていない。

特種情報部の長谷川さんは 上官が「自分達の上げた情報が生かされなかった」と
悔しがる姿を見ていた。

岡さんは 爆心地からわずか700mのところにいたものの、地下壕の中にいたので
無事だった。しかし 近くの広場で朝礼に出ていた60人の同級生は全員亡くなった。

「あのとき、空襲警報さえ出ていれば」岡さんは今も悔やんでいる。

原爆が落とされた後、傷ついた同級生の看護に当たった岡さん。次々と亡くなって
いく姿を見守るしかなかった。

原爆投下の翌日、広島壊滅の知らせを受けても 陸軍はそれが原子爆弾だと認めようと
しなかった。

東郷茂徳外務大臣は 事実の確認を迫った。
それに陸軍幹部はこう答えた。
「アメリカでは原子爆弾とか言っているけれども、非常に力の強い普通の爆弾とも
思われる。」
原爆を否定する陸軍が その影響を非常に小さく見せようとしていた、と東郷大臣は
述べている。

しかし、参謀本部は 広島に落とされたのが原子爆弾であると内部では認めていた。

8/8 特殊情報部の中庭で参謀本部による表彰式が行われた。
原爆機のコールサインを突き止めた功績が評価された。

表彰式に出席していた特種情報部の元大尉 田中国夫さん(90)
田中さんは 参謀本部の人間が V600番台のB29が原爆を搭載していた と
説明するのを聞いていた。 

「これが最も恐ろしい原子爆弾を積んでいる飛行機だと。おなじようなコールサインの
やつが今度飛べば、それを全部追跡して撃滅すると。お前さんら、みんなご苦労さんだった、
とねぎらいのお言葉をいただいた。」

その翌日、長崎で悲劇が繰り返される。

8/9未明 再びあのコールサインが傍受。広島の時と全く同じV675発信元も
同じテニアン島だった。

このコールサインを実際に傍受していたのが 諜報部隊元中尉の太田新生さん(90)

「広島に(原爆を)落としたB29が使っていた特別な電波と同じ電波を使って、
テニアンの飛行場から通信。内容は分からないけど電波を出した。それを私が掴んだ。
これは普通ではないと思って非常に不安を感じた。同じものが近く、何処だか
分からないけど、数時間後に日本のどこかに落とされる危険大。」

この情報は軍の中枢にまで伝わっていた。防衛省 防衛研究所に資料が残っている。

資料を残したのは 参謀本部の井上忠男中佐。 参謀本部のトップである梅津美治郎
参謀総長に情報を伝える側近だった。

特殊爆弾V675 通信上 事前に察知。
長崎爆撃 5時間前

原爆機接近の情報は 5時間も前に 参謀本部の中枢まで伝わっていたのだ。

長崎から北へ15kmの大村の飛行場には 九州全域を守る為、戦闘機部隊が配置されて
いた。
その部隊でパイロットを務めていた本田稔さん(88)
本田さんたちが乗っていた戦闘機は「紫電改」。
B29が飛ぶ高度1万メートルまで飛行可能な、数少ない戦闘機だった。

本田さんは原爆を積んだB29が来たら、体当たりしてでも落とさなければならないと
覚悟を決めていたという。

本田さんは広島で原爆が炸裂するのを 上空から目撃していた。
兵庫県から大村の基地に戻る途中のときだった。

「広島上空に来るか来ないかのとき、バーンと吹き飛ばされたんです。
「紫電改」が吹き飛ばされたんです。操縦できなくなって落ちていき、500メーターくらい
落ちたんじゃないですかね。どうにもならないんです。舵が効かなくて。
やっと舵が取れるようになって前を向いたら、目の前にうすく赤黒い雲があがり、
目の前の広島が消えてなくなっていた。あれを見たときには 頭がおかしくなった。
現実かどうか見当がつかなかった。」

8/9午前9時 テニアン島を飛び立ったB29は九州に接近していた。
第二の原爆を搭載していたB29「ボックスカー」

最初に向かったのは 小倉。
視界が悪かった為、攻撃目標を切り替えた。

ボックスカーは島原半島を西へ向かい、次の目標、長崎に向かった。

しかし、本田さんたちの部隊に出撃命令が出されることはなかった。
長崎に向かうB29は確認されていたが、それが原爆機であるという情報は伝えられて
いなかったのだ。

「落ちない飛行機ではないんです。B29は。私は落としていますから。
非常に難しいですけど、落ちない飛行機ではない。未だに悔しいですね。
なんで出撃命令を出さなかったのかと思って。それだけ情報がなかったんですかね?」

このとき、軍の上層部は何をしていたのか?

皇居では 8/9午前10:30
「最高戦争指導者会議」が午前から開かれていた。

さらなる戦況悪化を伝える情報が入っていた。
S20.8.9 中立を守っていたソ連が日本に対し宣戦布告。
満州との国境を超えてきた。

ポツダム宣言を受諾し、無条件降伏するかどうかがこの日の議論の焦点だった。

「降伏すれば 天皇の地位はどうなるのか。」
「自分達は 戦争犯罪人として厳しく処罰されるのではないか。」
皆、結論を出しかねていた。

この会議の席で 梅津参謀総長ら、陸軍幹部は 広島に原爆が落とされてもなお、
戦争を続けられるとして こう発言している。
「原子爆弾の惨禍が非常に大きいことは事実であるが、果たしてアメリカが 続いて
どんどんこれを用い得るかどうか、疑問である。」

第二の原爆投下はないだろう・・・原爆機が長崎に向かっているそのときにも 
根拠のない主張を繰り返していたのだ。

まだ会議が続いていた午前11:02 長崎に原爆が落とされる。

またしても 空襲警報さえ、出されなかった。

テニアン島から発信されるコールサインを傍受し、第二の原爆投下の危険を報告して
いた太田新生さん、なぜ情報が生かされなかったのか、今も納得できずにいる。

「悔しいったらありゃしない。分かってたんだから。何か努力をしてくれていたら
だめだたと諦められるかもしれないけど、(情報を)全然使った形跡がないから、
余計悔しいです。」

特殊情報部が傍受した情報を軍の上層部に伝えていた堀栄三少佐。
長崎の原爆については ほとんど語っていない。

戦後書き残した資料には ただ一言、こう記されている。

「コールサイン、8/9も同様にキャッチしたが、処置なし。後の祭りとなる。」

大村の戦闘機部隊で出撃命令を待っていた本田稔さん、原爆が落とされた後、次々に
運ばれてくる傷ついた人々を病院に運ぶ仕事を命じられていた。

「死ぬまで忘れることはできないですよ。
髪の毛もなければ何も着ていない、裸で、どろどろに溶けている。
こんな酷いことが世の中に許されるかと。あんな状態を見たら泣けてくる。
思い出したら軍人として本当に情けない。申し訳なくて。」

原爆投下の5時間前に軍上層部がその情報を察知していたという事実、本田さんは
戦後66年経って初めて聞かされた。

「分かっていて何で伝えられなかったのか。5時間あれば、十分対処できたはず。
それが日本の姿ですかね? こんなことを許していたら また起きるんじゃない
ですかね。」

日本の降伏が決定的となった8/11、特種情報部にある命令が下される。
諜報記録をはじめとする、全ての記録の隠滅だった。

特種情報部元少尉の長谷川さんは 資料を燃やすように命じられた。
「焼けたら必ず、灰を粉にしなさい、と。ちょっとでも残っていたら駄目。証拠隠滅。」
長谷川さんは終戦を迎えるまで資料を燃やし続けた。

原爆投下をめぐる動きを 軍が掴んでいたことも 全てなかったことにされたのだ。

広島と長崎、無防備な人たちの上空に 相次いで投下された原子爆弾。
多くの尊い命が一瞬にして奪われた。

危険が迫っていることを知りながら、最後までその情報を伝えなかった軍の指導者たち。
二度にわたる悲劇は 国を導く者の責任の重さを 今の時代に問いかけています。

+++++++

首都圏でもホットスポットの存在が明らかに。

先日、市民グループ「放射能防御プロジェクト」が 首都圏を中心に関東およそ
150ヶ所の土壌調査の結果を発表しました。

驚くべきことに、関東でもチェルノブイリ事故時の区分、「一時移住」に
該当する区域があることです。
詳細は 下記のリンク先をご覧下さい。

首都圏土壌調査の結果

東北~関東にかけての汚染地図は 群馬大学の先生が作成されたものが
見やすいです。

群馬大学早川先生作成 汚染地図

西日本も含めた全国の都道府県の線量については 一番汚染のひどかった3月~4月まで
の分を先日 文部科学省が発表しています。

環境放射能水準調査結果(月間降下物)

懸念されるのは 東日本を中心に、大量に溜まっているガレキや汚泥の処理です。

汚染が比較的少ない北海道や九州も含め、全国のゴミ焼却場が ガレキの受け入れに
手を上げていて、環境省は 放射性物質を吸着するフィルターを付けずに、既存の設備の
ままで、焼却することを許可しているようです。これは酷い話ですね。

私が住んでいる福岡市の市営のゴミ焼却場も ガレキを受け入れる焼却場のリストの中に
全てが入っていますね。ガレキの処分に困っているのを全国で受け入れるにしても、
せめて放射性物質を吸着するフィルターをつけなければ、大気中にセシウムなどを
ばら撒くことになりますよ。

九州全域で深刻な放射能汚染が発生する懸念/@musihokori 氏による「がれき処理施設

また、ゴミ焼却場の焼却灰から高濃度の放射性物質が検出され、産廃業者も引き取れずに
行き場がなくなってブルーシートをかぶせてうず高く積み上げられていたりしていたので
これもどうなるのだろうと心配していたら、案の定、環境省が 埋め立てに使用可能な
基準を緩める方向のようです。

これまで、事故後に作られた基準で8000ベクレル以下の場合に埋め立てを認めていたのが
1キロあたり10万ベクレル以下なら埋め立て処分を認める方針で検討している・・・とのこと。

放射性物質:焼却灰 10万ベクレル以下なら埋め立て検討

食品の規制値にしても そうですが、事故があって緩めるような基準は そもそも
基準として意味がないでしょう。

狭い日本の国土で 大量の汚染ガレキや汚泥、焼却灰が溜まっていって、処分先に
困っているのは分かりますが、汚染が少ない地域にまで わざわざ汚染を広げようと
しているのが 今の政府と役人です。

木村真三さん出演番組の動画

NHKの番組で話題になって 私のブログでも何回か取り上げた木村真三さん。

木村さんが出演されている番組の動画がネット上にありました。

木村さんはチェルノブイリ事故の後、何度か現地で調査をされているようですが、
事故から25年目の今年も チェルノブイリを訪れ、土壌や現地の方が食べている
食材の放射線量をチェックするなどして、アドバイスされているようです。

キノコ類は 汚染された土壌の放射性物質を特によく吸い上げやすいようですが、
現地の方は自分で育てたジャガイモ、山に採りに行ったキノコを中心にした食事を
されているようです。
肉を食べることはほとんどなく、キノコがメインのほぼ同じような内容の食事を
朝・昼・晩と食べ、もちろん、小さいお子さんも同じものを食べています。

悪いとは分かっていても 経済的な状況で そうせざるを得ないのでしょう。

食材の放射線量が非常に高いことを調査した木村さんから精密検査を薦められ、
ホールボディカウンタで検査し、内部被曝していることが分かり、
ショックを受けるご家族の様子を取材しています。

放射性セシウムの半減期は30年。
ですから25年後の今も 当然残っているわけで、チェルノブイリの悲劇は 
現在進行形で続いているのだと、あらためて思いました。

“内部被ばく”に迫る チェルノブイリからの報告

原発関連:注目のニュース色々

皆さんに紹介する以外に、自分にとってのメモ的な役割もありますが、
今日も ネットなどで見つけたニュースや動画を色々と紹介。

まずはアーニー・ガンダーセン氏の動画。
セシウムに汚染された牛が続々と出てきた7/19頃のインタビュー動画です。

福島原発事故:黒い雨で家畜が被曝! 80km圏外へ全員退避すべき!7/19(字幕)

その汚染牛の問題で、気になるニュースが出てきました。

稲わらの問題ばかりがニュースで取り上げられていましたが、国の基準値を
超える放射性セシウムが検出された肉用牛を出荷した那須町の繁殖農家で
保管していた稲わらを調べたところ、放射性物質は検出されなかったそうです。
汚染の原因が稲わらでないということは 水か牧草でしょうかね?!
牧草については 放牧を自粛するように農水省から通達が出ていたはずですが、
それが出たのは5/17頃の話です。
那須町の牛、稲わらはセシウム不検出 汚染経緯を調査へ

次は国の基準値を超えた牛肉が学校給食に使用されていたというニュースです。
基準値超えの牛肉が給食に 石巻支援学校

福島原発事故の場合、空気の汚染よりも深刻なのではないかと思われるのが
海の汚染ですよね。

コウナゴ、シラスのような小魚は特に要注意。
また、カレイのような海の底のほうにいる魚は気をつけたほうがよいみたいです。
また、川や湖などに棲む淡水魚は 放射性物質が魚の体外に排出されにくいようです。
魚への影響、長期的監視必要

以前も私のブログで紹介しましたが、東北~関東の魚の検査結果は 水産庁のHPに
ほぼ毎日のように更新されて出ていますので、指標になるかと思います。
福島県内での原発事故にかかる我が国水産物の調査(輸出業者の方へ)

次は ブログやツイッターが行政に監視されているというニュースです。
日弁連が表現の自由を規制するものとして反対していますが、
「原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報に対する常時モニタリング」という
ことですが、こんなものに予算を8300万円つけるとか、頭おかしくないですか?
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110729_4.html

そんな費用があったら 放射性物質検査のためのゲルマニウム半導体検出器が
4~5台購入できますよ。

ネット上の表現や言論を監視するなど、日本は 中国や北朝鮮のようになったのかと、
がっかりします。

矢ヶ崎克馬さん講演会、インタビュー動画

YouTubeに 矢ヶ崎克馬さんの講演会、インタビューの動画がありました。

講演会は7/16、仙台でのもののようです。

矢ヶ崎さん関連の動画は 人体への放射線障害のメカニズムや放射性核種の崩壊と
いったことを詳しく、且つ 分かりやすく説明してくださるので、どれも必見です。

全部見ると長いですが、それでも地上波テレビを見る時間があれば、削って こっちの
ほうを見たほうが何倍もためになりますよ。

是非ご覧下さい。

2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 01/08
2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 02/08
2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 03/08
2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 04/08
2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 05/08
2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 06/08
2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 07/08
2011.07.16 矢ヶ克馬先生 講演会in仙台 08/08


矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー①
矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー②
矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー③
矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー④
矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー⑤
矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー⑥
矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー⑦
矢ケ崎克馬琉球大名誉教授インタビュー⑧

原発事故、菅総理の功と罪

先日のブログで書いたように、菅総理の資金管理団体が よど号ハイジャック犯、
北朝鮮による日本人拉致問題の関係者が関る市民団体に 6250万円を献金していた
問題が明るみになってから、民主党政権・菅政権 に対する失望は さらに大きく
なりましたが、あえて 菅総理で 良かったところはないかと 見つけようとしたら、
ひとつだけ、ありました。

8/6に放送されたパックイン・ジャーナルでもコメンテーターが言っていましたが、
それは 3/15 午前5:35 菅総理が東電本店に乗り込み、どなりつけたことでしょう。

「おまえら、ふざけるな。このまま放置したら どんな状況になるか、分かっている
はずだ。撤退は許されない。60歳以上の人間は 現場に行って自分達でやる覚悟を
持て。」 と。

そのとき、福島原発では 1号機、3号機と爆発した後で、どんどん放射線量が
高くなっていき、16:00頃、吉田所長が作業員に
「みなさん、今までありがとう。努力したけど状況はあまりよくない。 みなさんが
ここから出るのは止めません。」 と、声をかけ、70人を残して200人以上が
福島第一原発を去った という事実があります。

福島原発のメルトダウンが もはや自分達の手に負えなくなったと分かった東電は
5回にわたり、現場から作業員を撤退させたいと、官邸に伝えます。

それを許さなかったのが 菅総理で、3/15 午前5:35 東電に乗り込んで怒鳴り
つけたのです。

詳しくは 私のブログの下記の記事にあります。
原発事故は何故深刻化したのか

もし、このとき 東電の言うことを聞いて 現場からの撤退に同意していたら、
どうなっていたことでしょう? 

先日の国会での児玉先生の訴えで、この福島原発事故では 広島型原爆の
29.6個分の放射能が撒き散らされたとありました。

福島第一原発には 1号機292本、2号機587本、3号機514本、4号機 1535本、
5号機946本、6号機876本もの使用済み燃料もあります。
原子炉は「5重の防護」なんて、インチキ臭く謳っていますが 使用済燃料の
壁は 原子炉建屋の薄い壁一枚だけですよね。

この総量は いったい広島型原爆の何百発分に相当するのでしょうか。

菅総理は「東日本がつぶれる」という発言をしたそうですが、もし撤退を
していたら、福島どころか、東日本全体に人が住めない という状況に
なっていたことでしょう。

この点だけは 原発事故への一連の対応として、不幸中の幸いだった点と
して、菅総理を評価できる点ではないかと私も思いました。

もちろん、責められるべきところもあります。

それは3/12の朝、菅総理が福島第一原発にヘリコプターで視察したことにより
ベントが遅れた と伝えられていること。

ベントを行うこと自体が 原発事故でも史上初のことで、東電にとっては 
想定外だったはずですが、視察によってベントが遅れ、風向きも変わって 
爆発だけでなくベントによっても 住民が内部被曝させられてしまったことは 
取り返しのつかない大失態でしょう。

これについても 私のブログの下記の過去記事に書いています。
ベントの遅れによって風向き変わる

菅総理の視察によってベントが遅れたことが1号機の水素爆発の原因だ なんて
言う人もいますが、ベントが遅れていたのは視察の前からの話で 原子炉は冷却が
止まってから5時間後にはメルトダウンしていたのですから、3/11の21時くらいには
メルトダウンしており、3/12朝の菅総理のヘリコプターでの余計な視察が水素爆発を
引き起こしたのではないと私は思います。


民主党政権、菅政権で、ずさんなところ、駄目なところばかりが目立つのですが、
あえて 適切な対応を行ったと評価できるのは 現場からの東電の撤退を許さなかったこと、
それと 浜岡原発停止の決断のみ ではないかと私は思いました。

まあ、浜岡原発については 防潮堤が完成したら 再稼動を許すつもりなのでしょうから、
再稼動させるようであれば 人気取りのパフォーマンスと言われても 仕方がないでしょう。

児玉龍彦さんへのインタビュー動画

先日のブログでご紹介した、国会で渾身の怒りを込めて発言された児玉龍彦教授への
インタビュー動画がありました。

ジャーナリストの津田大介さんが児玉さんにインタビューした動画です。

私は この動画を 8/5にリアルタイムで拝見しましたが 平日の昼間に5,000人を
超える視聴者数で、いかに注目されていたかが分かります。

先日の国会でのあの怒りを込めた渾身の発言も YouTubeで すごい再生回数と
なっていて、テレビでも取り上げられるなど、話題になっています。

今回のインタビューでは 児玉さんは 終始 ニコニコした柔和な表情で、
先日の国会での様子とは すごいギャップ。
法を犯してまで毎週福島で除染活動をされているくらいですから、普段は とても
優しい感じの教授なのだろうな、と思いました。

まだ ご覧になられていない方は 是非 ご覧下さい。

児玉龍彦(東大先端研教授) × 津田大介(ジャーナリスト)

腐葉土や汚泥で全国に広がる汚染

東日本を中心としたゴミ焼却場、下水処理場で たまっていく一方の高濃度放射性
廃棄物の処理に困っているようですね。

千葉県柏市では 柏市が小学校や住宅街に隣接する最終処分場に最高70800ベクレル/kg
の放射能焼却灰25トンを埋め立てていたのが分かって、問題になっているようです。

柏市最終処分場の放射線量測定結果(7月分)

14都県の浄水場では 残土97%が行き場を失って山積み状態。

14都県の浄水場、残土97%行き場なし 放射能汚染で

厚労省は「処分先探しなどで協力したい」と言っているようですが、いったいどこへ
持って行く方針になるのでしょうか。
きっと 汚染を 日本全国にさらに広げるつもりなのでしょう。

また、腐葉土は 北海道から沖縄まで、すでに全国で販売され、回収できないものも
あるようですが・・・。

農水省が 東北や関東を中心とした17都県で発生した牛のふん尿などを原料とした堆肥や、
この地域で集めた落ち葉で作った腐葉土の利用、生産、流通を自粛するよう全都道府県に
通知したと発表したのが7/27ですよ。

稲わらの問題といい、当然想定できた問題に対し、あまりにも対応が遅すぎですよね。

稲わらの段階で出荷を止めておけば、買い上げる牛の頭数も 少なくて済んだはずなのに、
対応が後手後手に回り、農家と役人との距離もあって、通達も 知らなかった農家が
多いですし。
また、この件に関しては 都道府県やJAが 国と農家の間に入って動いたというニュースを
全く聞かないのも 何をやっていたのだろうと思います。

牛だけで、豚や鶏は大丈夫なの?と思われている方も多いと思います。

専門家によれば、基本、豚と鶏は 生産者次第・・・としか、言いようがないみたい
ですね。
豚や鶏の餌は輸入のトウモロコシが普通で、稲わらを食べさせることはありませんが、
野菜くずなどを与えたり、汚染の高い地域で平飼いしていたり、また 福島から
移動してきた豚や鶏も全国にいるでしょうから。

出荷された地域が産地となりますので、福島から宮崎県に移動してきたら「宮崎産」
となりますよね。

熊本県では 福島から移動してきた豚のようですが、検査を行ったら放射性セシウムが
検出されたことを発表しています。

熊本県の農場が計画的避難地域の豚を15頭購入していた→放射性セシウム検出


養豚組合の担当者によれば「これまで緊急時避難準備区域と計画的避難区域から約1万
頭が県外へと移動しています。出荷されたのは、主に長野県や群馬県、新潟県、熊本県
など。いずれも避難先の県産として出荷されています。」
だそうです。

中国の原子力潜水艦で放射能漏れ事故

中国の原子力潜水艦が 大連で放射能漏れ事故を起こしているようです。

7/29に大量の放射性物質が漏れ出したと伝え、極めて危険な状況で、
軍が原潜の周辺を封鎖しているとの情報ですが、大丈夫でしょうか・・・?

緊迫の中国・大連!原潜で重大事故か…周辺を封鎖せよ

このニュースを地上波のテレビ報道されているのを全く聞きませんし、情報が少なすぎて
どう判断してよいかも分かりませんが。

中国は 先日の高速鉄道の事故でも 証拠隠蔽のため(?)に素早く先頭車両を
穴に埋めて、その映像が世界中に流されネットなどで非難されると 今度は
掘り起こして「隠してはいない」と発表するなど、政府の発表事態が信用できない
ような国ですから・・・。

それなのに、日本の 福島原発事故では 福島県沖に調査船を出して 海洋調査を
行うなどしていますね。

福島沖で300倍の放射性物質=中国が海水調査結果を初公表

原子力賠償支援機構法が成立

東京電力福島第一原発事故の賠償を進めるための原子力損害賠償支援機構法が
3日の参院本会議で、民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立しました。

原子力賠償支援機構法が成立 東電の資金繰りを支援

これって 電気料金の値上げと、赤字国債といっても結局は増税で補填される
賠償支援法案ではないでしょうか。

ありとあらゆるところを汚染した東電は もちろん 賠償を速やかに行う必要が
あるでしょう。

農業、畜産・酪農業、漁業など 売上の落ち込みや出荷停止で 資金繰りで困っている
ところも多いと思います。

ただし、東電は やるべきことは 全てやった上で 国へ救済を求めているのでは
ないですよね。

清水前社長への非常識とも言える5億円の退職金といい、社員には賞与が支払われて
いることや、退職金カットの話も聞きませんし、JALのようにOBの年金も含めて
カットという話も全くありませんよね?

こんな状態で 国が救済=血税投入 ということを 心情的に許せる庶民が
どれくらいいるでしょうか?

それに 税金投入するなら、それと引換えに 送電線を取り上げる という話が
全く出てこないのもおかしい。

「発送電分離」の話は 菅さんや枝野さんから ほんのちょっとだけ出ただけで消えて
しまったようですね?

このように 東電が 独占状態を維持しつつ、電気料金は毎月のように値上げをし、
株式上場したままでソンビのように生き残るって・・・どう考えてもおかしいでしょう。

これも 東電を初めとする電力会社が 長年やってきた国会議員への献金など、
「政治力」のなせる業でしょうか?

武田邦彦さんのブログによると、自民党の議員への個人献金の実に72%が電力会社役員か
OBから提供され、一議員への献金額は平均して実に4700万円にのぼるらしいですね。

http://takedanet.com/2011/07/post_fbd4.html

電力会社は自らの社員や労働組合出身者を 国会議員や地方議員として何人も送り込み、
多額の献金もし、多額の広告費でメディアをも牛耳り、「原子力は安全、クリーン」とPR、
「やらせメール事件」で明るみになったように、説明会にも社員を出席させ、反対派を
押さえ込んできた。

その巨大な力が この法案成立でも 発揮されたというわけですね!

10シーベルト以上/毎時の線量が計測される

6/4に1号機で4シーベルト/毎時という高い放射線量が計測されて、それを
聞いたときも驚きましたが、ついに大幅な記録更新ですよ。

「10シーベルト以上/毎時」という値が出てきました。

過去最高の放射線量測定=毎時10シーベルト以上-福島原発、作業に影響なし・東電

恐ろしい数値ですね。
「以上」だから、計測器の測定限界値を振り切っていて、実際はもっと高いのではないで
しょうか。

そこに1時間いれば、確実に死ぬじゃないですか。
JCO臨界事故で亡くなられたおふたりは10シーベルト、18シーベルトという被曝を
されたと言われていますよね。

こんなすごい値を計測しながら、
「この付近での作業は予定されておらず、今後の事故収束作業への影響はない。」
などと、さらっと会見で言える東電、恐ろしや・・・。

京大原子炉実験所の小出さんによれば、このような値が出たのは
「使用済みの燃料そのものがどこかそこらに転がっている以外にはありえないと
思います。」とのこと。

以下は東電の会見の内容より。

「1号機では震災直後の3月12日、原子炉格納容器の圧力逃がし弁を開く「ベント」が行
われたが、その際に、容器内の空気がこの配管の中を通った。東電は、通過した気体に
含まれる放射性物質が配管内に付着し、何らかの理由で高い放射線量になったとみてい
る。」
「排気筒は1、2号機の原子炉格納容器などとつながっているが、現在は空気は流れて
いない。」
「計器の検出限­界で振り切れたので、もっと高い可能性もある。ベントに使用され­た
排気塔に繋がる配管の表面で計測。瓦礫を処理した後で、γカメラで除去状況を
計測した際に高い所を発見し、棒の先に計測器を付­け3メートル離れて計測。
作業員は4mSvの被曝。ガスなのか固体なのかもわからない。
配管の表面なのか、配管の中に線源がある­可能性もある。炉心と同等の線量。」


以下はYou Tubeのコメント欄から抜粋。

ふくいちで作業しているHappy20790さんのつぶやき: なんかスタック近くから
高線量の場所出てきたみたいだね…。
スタック廻りは事故後から高くて近づけない場所なんだ。
瓦礫処理は遮蔽した重機や無人重機で作業してるんだけど、その時見つかったんだね。 
オイラ達は建屋に入る時はスタックの横を通らなきゃならないんだけど、毎日走り
抜けてるよ。脚がパンパンだから大変なんだけどね­(>_<)

ベントを行ったときに外部に放出した空気の放射線量って発表されていませんよね。

4ヶ月たって10シーベルト以上/毎時という信じられないような線量が検出されて
いるのですから、ベントした時 外に放出した汚染した空気の線量は どれほど
だったかと考えたら 恐ろしくなります。

小出さんのおっしゃる通り、燃料の破片は あちこちに吹き飛んでいるでしょうね。
4/9のニューヨークタイムズでは 2号機の外で燃料の破片が見つかり、
ブルドーザーでそれを埋めたということが 報道されていますし・・・。

福島第一原発、ライブカメラでは未だに 煙や謎の閃光があったりするのですけど・・・。

7月31日午前4時14分の地震20分後に発生の謎の閃光をライブカメラが捉えていて、
それもネットで話題になっているようです。
http://www.youtube.com/watch?v=V16FRJ11ERQ&feature=player_embedded

小出さんの見解はこちらで聞けます。

20110801 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

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