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2011-05

東電のトラブル隠しを内部告発した技術者

以前のブログ記事で、東電がトラブル隠しやデータ改ざんを77年から続けていた
ことを書きました。

それが発覚するきっかけになったのが ケイ・スガオカさんという1人の日系アメリカ人
技術者による内部告発です。

スガオカ氏は76~98年までアメリカのGEに勤務。福島第一、第二原発など、
約20年間にわたって保守点検作業を担当されたそうです。

89年の8月、福島第一原発の保守点検作業をしているときに、蒸気乾燥機という
機械が180度違う方向に取り付けられ、多数のひび割れができているのを発見。

点検報告書から この記述に関する削除を求めてきたのは東電で、GEはそれに
逆らえなかったとのことです。

東電はスガオカ氏らが ビデオに録画していたひび割れも消去するように指示。
トラブルを隠蔽しました。

98年、コスト削減を理由にGEを解雇されたことに納得のいかなかったスガオカ氏は
2000年6月、日本の原発の監督官庁である旧通産省に内部告発したのです。

スガオカ氏の指摘したトラブル隠しは2件でしたが、それをきっかけに
東京電力から出てきたのは なんと29件のトラブル隠し。

内部告発したことで、GEからは圧力をかけられ、スガオカ氏は命の危険まで
感じたと言います。

通常 このような内部告発では 告発者の身の安全に配慮して、受け取った側は
告発者の名前を伏せるのが当然だと思いますが、旧通産省・原子力安全保安院は
スガオカ氏の署名の入った文書をそのまま東電に渡すという、とんでもない失態を
やらかしていたからです。

東電だけではないと思いますが、独占企業である電力会社の隠蔽体質は
昔からのようですし、それを本来、厳しく監督すべき立場の経済産業省、原子力
安全・保安院は 電力会社と 癒着している関係。

ひとたび 事故が起きれば 国を滅ぼしかねないようなことになる原子力発電を
このように ただでかいというだけで中身は杜撰な企業が管理しているなんて・・・

日本の国民の安全を こんな企業にまかせていて、本当に大丈夫でしょうか・・・。

Kei Sugaoka the GE/Tepco Whistleblower 東電のトラブル隠し
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