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2011-05

民主党内の内紛に国民を巻き込むな!

小佐古敏荘さんが内閣官房参与を辞任された問題、マスコミで大きく取り上げられて
いますが、この方の経歴を見ると、明らかな御用学者だと私は思います。

広島の「原爆症認定訴訟」で国側に立って証言をし、「黒い雨」の影響を過小に
評価する発言を行って、できるだけ原爆症に認定される人数を減らそうとした方
ですからね。

小佐古敏荘

さらに注目すべき点は 小佐古氏の「涙の辞任会見」に 小沢系の民主党議員が
同席していたこと。

「小沢対反小沢」また、「菅降ろし」という民主党内の内紛に、この小佐古氏の
辞任が利用されたところがあるのです。

民主党は この国家の非常事態に、いったい何をやっているのでしょうか。
菅さんの 原発問題をめぐる一連の対応は たしかにおかしいところが多々ありますし、
私も含めて国民は 菅さんを支持していません。
しかし、政権与党内で 今、権力争いしている場合じゃないでしょう。

かと言って、自民党が良いとも思っていません。
自民党も派閥内抗争をずっとやってきたし、そもそも この原発推進の流れは 
田中角栄内閣の頃くらいから、自民党が長年やってきたものですから。

ひとつだけ言える事。
それは 菅さんは どんなに国民の支持率が下がろうが、小沢系議員の動きが
周りで活発化しようが、鈍感力を最大限に働かせて首相の座に留まり続け、
自ら内閣総辞職する意志がなければ 「菅降ろし」は事実上できないということです。

「たとえ支持率が1%になっても辞めない」という発言をした人ですから、自ら辞める
よりは、衆議院の解散を選択するでしょう。
そうなると一番困るのは民主党の議員達です。

「自民党が内閣不信任案を出してくれれば小沢系議員がそれに同調するから」と、
自民党にけしかけているようですが、政治評論家の三宅久之氏の言う通り、
自民党にとっては 菅さんに衆議院を解散してもらって 政権を奪取したい
というのがあるので、民主党の中で内閣の面子が変わるだけ になるのでは
あまり意味がない、と思っているのではないでしょうか。

だから 民主党内で ごたごたやって「菅降ろし」をしようとしたって無駄なのです。
素人の私にだって分かるくらいのことが なぜ議員に分からないのか。

この戦後最大とも言ってよい 危機的状況に 政治家たちはいったい何をやっている
のですか。
先日も政党助成金80億円が国民の血税から支払われ、共産党以外は それをあっさり
受け取っていますよね。

国会議員ひとりあたりに、なんだかんだと1億円以上の税金がつぎこまれています。
投入される税金「1億円」に見合った活動をしてくれている議員なんて、どこに
存在しているのでしょうか?

メチャクチャすぎる子供の被曝許容量

昨日のブログに書いた子供の被曝許容量20ミリシーベルト/年 という数字、
政府は「原子力安全委員会」が決めたことを尊重した・・・と言っていますが、
その原子力安全委員会が20ミリシーベルトの数字を決定するのに、会議すら開いて
おらず、議事録も残っていないことが明らかになりました。

審議2時間で「妥当」判断 原子力安全委、学校基準で

上記リンク先の記事の中で「年間20ミリシーベルトとした根拠について
国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に準拠した」とありますが、
そのICRPの基準は 「非常事態収束後」の基準、参考レベルの1~20ミリ
シーベルト(18歳以上)というのがあり、その上限を日本政府が採用したのだそうで。

年20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し労災認定を受けている線量
に匹敵するもので、このような基準を子供に適用する・・・というのは
とても許すことができません。

ちなみに、原子力安全委員のメンバーは下記です。
原子力安全委員会委員

この方達、短いときには 1回たった10分の会議に出席するだけで年間1650万円の
報酬をもらっておられます。

班目さんは 3/12に菅総理が上空からヘリ視察を行ったときに総理に同行し、
「水素爆発は起きない」と説明した方ですよ。
こんな甘い想定しかできなかった方が 本当に原子力の専門家なのでしょうか。
初動ミスで深刻化か 首相の現地視察を優先

とにかく、今の政府、原子力安全委員、官庁(文部科学省、経済産業省)のやっている
ことは 如何に 金銭補償を少なくするか、パニックを起こさないようにするか、
ということだけを重視しているように 思えてなりません。

郡山市が独自の判断で行った土壌の入れ替えなんて、はがした土壌の置き場がなく
校庭の隅にブルーシートをかぶせて置いているようですが、ニュースにあったように
土壌を数センチ剥がすだけで放射線量ががずいぶん減ったのでしたら、
本来、政府や官庁がバックアップしてこのようなことはやるべきでしょう。

それを「冷静な対応を」なんて 自制を促すなんて、絶対におかしい。

そんなことを言うのであれば、大臣や官僚達、全員 自ら、自分の子供を福島県の
基準値ギリギリの3.8マイクロシーベルト/h辺りの 数値を示している学校に
直ちに転校させるべきでしょう。国会も福島県で開くべき。

枝野官房長官、東電の清水社長の奥さんやお子さんは すでにシンガポールに避難して
いるらしいじゃないですか。

福島県にいる警察や消防、ボランティアや医療スタッフよりも 高性能のマスクをつけ、
着膨れした重装備の防護服姿で、たった5分しか福島県の被災地を視察しなかった官房
長官が「直ちに健康に影響はない」と何百回言っても、何の説得力もありませんね!

外で遊べない福島県の子供たち

福島の原発事故を受けて内閣官房参与に任命されていた専門家が 政府の対応を
非難して辞任されたそうです。

小佐古参与「官邸の対応場当たり的」と辞職届

小佐古氏は原発推進の「御用学者」のひとりだと私は思いますが、その推進学者にまで
「政府の対応は法にのっとっておらず、誰が決定したのかも明らかでなく、
納得できない」という発言をされてしまいましたよ、この政権は・・・。

武田邦彦さんのブログでも何度も書かれていますが もともと 
年間1ミリシーベルト以上の放射線を浴びてしまうところは「放射線管理区域」
なわけです。

この もともとの基準に当てはめると、東京都でも それに近い数値にすでに
なっているのですよ。
それが国会でも取り上げられました。

「東京はすでに被曝していた。」管理区域同等レベル(1/2)
「東京はすでに被曝していた。」管理区域同等レベル(2/2)

従来の基準に当てはめると、東京都まで 放射線管理区域と同等であることを
経産省が国会で認めたわけです。

それが 
大人については年間50ミリシーベルトまでは許容
子供については年間20ミリシーベルトまで許容

と、言い出したわけですが、それが どのような根拠によって誰が決定したもの
なのか、市民グループが文部科学省に追求したら、答えられずに担当者が
しどろもどろになっている動画もネットにあります。

子どもの安全基準、根拠不透明〜市民の追及で明らかに(前編)
子どもの安全基準、根拠不透明〜市民の追及で明らかに(後編)

さらに、国の設定した、この子供に対する基準「20ミリシーベルト」には 
食物などや土ホコリなど による内部被ばくなどは含まれてないことがも判明したのです。

この 大人に対する年間50ミリ、子供に対する年間20ミリシーベルト という政府が
定めた基準が 如何に無茶苦茶か、というのは 事故前の実績で見ると、
「放射線管理区域内」で仕事をする「放射線業務従事者」でさえ、従事者の99%以上は
年間「5ミリシーベルト」以下の被ばく量であったことから、分かります。
放射線業務従事者の被曝線量(平成21年度)

つまり、原発事故が起きる前までの実態と比較すると、放射線管理区域内で作業を
するような職業の人たちよりも4倍もの高い被曝を日本の子供に許容し、10倍の被曝を
大人には許容した・・・ということなのです。

本当に政府、原子力安全委員の連中は 無茶苦茶すぎます!
言い方は悪いかもしれませんが、時間をかけた殺人 みたいなものではないですか。

このようなずさんな根拠、責任の所在が誰にあるのか、すらも分からない状況で
日本国民に対する「被曝の許容量」が定められたのです。

特に心配なのは やはり子供たち。
子供は放射能に対する感受性が高い、というのは 御用学者も含め、どの専門家も
認めているところですから。

福島県下の学校では 75%が放射線管理区域レベルの濃度になっています。
確実に広がる放射能、福島県内学校の75%が放射能「管理区域」レベルの汚染

郡山市では市長の決断で校庭の表土を剥がして除去したりしているようです。
郡山市、校庭28か所の表土除去へ
これに対し、文科省の大臣が、「現状でも安全なのだから、余計なことをするな」と
言ったそうですね。
武田邦彦氏ブログ 「超・ねじれ思考  児童の被ばくは多い方が良い??」

また、小中学校で独自に 放射線量を測って ネットで発表していたりしていたのを
文科省の圧力で中止させました。

このようなことが 子供の健全な教育、成長を支えるべき文部科学省のやるべき
ことでしょうか?
本当に 腹がたって仕方がありません。

東電と政府、官僚が起こした「人災」によって、育ち盛りの子供達が 外で遊ぶ
こともできず、体育の授業も体育館内で行わなければならない福島県の子供達。

また、「風評被害」に悩む農家を助けようと、給食では地元の食材を積極的に使う
でしょうから、給食に使用した野菜等からの内部被曝も 西日本の子供達と比べると 
はるかに大きくなるものと思います。

福島県は東西に広い県ですから、西のほうの地域は むしろ茨城県よりも
低い放射能濃度くらいのところもあるようですので、現状、福島県全部が危ないと
いうわけではないですが、政府、官僚、東電のずさんな対応の一番の被害者になって
いる、福島県の子供たちの将来が 気がかりでなりません。

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