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2010-12

「風邪薬」は風邪を治すものではない。

ご存知の方も多いと思いますが、風邪を引いたときに病院で処方されたり、薬局で
購入する薬、あれは「風邪を治す」ものではありません。

特に、風邪のときに病院で処方してもらう抗生物質は 細菌を殺したり繁殖を抑えたり
するものですから、ウィルスが原因の「風邪」には全く効果がないんです。

よほど風邪が長引いて、肺炎の危険性がある場合などは別ですが(肺炎は主に細菌による
もの)、風邪の引きはじめの時なんかに抗生物質を処方するのは 意味不明ではないかと、
病院薬剤師をしていた昔、ずっと思っていましたが、風邪で内科を受診すると、
ほとんどの医師は 抗生物質を処方するというのが「慣例」になっているように思います。

抗生物質のほかには 抗炎症剤が出て、その他、熱がある場合は解熱剤、咳や
痰が出る場合は 咳止め、去痰薬、鼻炎がある場合は抗ヒスタミン剤という具合に、
症状に合わせて何種類もの薬を処方されるわけですが、いずれも あくまで対症療法です。

風邪を根本的に治すには 結局 自分自身の免疫力によってしか不可能にも関らず、
上記のような薬の中には 治癒を逆に遅らせてしまうものもあります。

解熱剤で熱を無理に下げるべきでないことは 一昨日のブログ で書きました。

解熱剤は よほど高熱の場合以外は必要ないとは言っても、「抗炎症剤」や
咳止めなら、飲んだほうがいいんじゃないの?という疑問があるかと思いますが、
そもそも、何のために 喉など、身体の一部が「炎症」を起こしたり咳を出して
いるのか、を考えたほうがいいです。

身体に入ってきたウィルスなどの「異物」とリンパ球やマクロファージが戦い、
排除し、傷ついた細胞や組織を修復しようとする過程で炎症が起こり、異物や
その死骸を排除しようと咳や痰が出ているのです。
また、鼻水の中には 酸素や免疫グロブリンが含まれていて、細菌やウイルスと
戦っており、その死骸が鼻水となって外に排出されるのですから、これも
無理に止める必要はないということになります。

発熱、喉の炎症、咳・痰、鼻炎 は いずれも、風邪のウィルスと戦う、身体の
防御反応によって起こっているものです。

これらを無理やりに止めることは 風邪の根本治癒を遅らせているようなものですが、
風邪を引いていても 仕事が休めず安静に出来ない・・・とか、やむを得ない
場合は あくまで「対症療法」だと分かった上で、服用してもよいと思います。
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